【MTG】Pauperデッキ「バント境界石」の紹介 「賛美」で殴るビートダウン「賛美ート」【パウパー】

2021/06/19

デッキ紹介(パウパー)

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 気に入ったカードのデッキを色んなバリエーションで何個も組みたくなるカズヒコです、こんにちは。

今回は、Pauperでほぼ見かけない「境界石」を使ったデッキ

「バント境界石」

を紹介します。

前に紹介した「ナヤ境界石」と同じ仕組みのデッキで、「境界石」で条件を満たした「刃サイクル」のクリーチャーで殴っていくビートダウンの「バントカラー」版です。

「また境界石かよ」

と思ったあなたはこのブログをよく読んでくださっている貴重な読者です。

なんか私、「境界石」と「刃サイクル」の組み合わせがメッチャ好きみたいなんですよね。

2ターン目に「3/2 + 飛行や速攻」を持ったクリーチャーを展開するシンプルな強さが気に入っていますから。

「ナヤ境界石」がけっこう強かったので「バントカラー」でも強いんじゃないかと思って組んじゃいました。

色々と試行錯誤した結果、ちょっと受け寄りの中速ビートダウンに仕上がったのでこちらも楽しんで頂けたらと思います。

Pauper「バント境界石」のレシピ

土地(16枚)

8 平地
4 森
4 島

クリーチャー(28枚)

4 アクラサの従者
4 バントの信刃
4 エスパーの嵐刃
4 クァーサルの群れ魔道士
4 巡礼者の目
4 ギルドパクトの守護者
3 熟考漂い
1 クローサの大牙獣

呪文(16枚)

4 未達への旅

4 骨断ちの矛槍

4 原霧の境界石
4 荒原の境界石

サイドボード

3 解呪
3 嵐の乗り切り
2 否認
2 虹色の断片
2 忘却の輪
3 大祖始の遺産

デッキの説明

「境界石」と「刃サイクル」の青白緑(バントカラー)で使えるカードを中心に組んだ中速ビートダウンデッキです。

当時、「貴族の教主」と「クァーサルの群れ魔道士」を採用した「バント賛美」みたいなデッキがスタンダードかモダンであったような気がしたんですが、それっぽいデッキをコモンで組もうと思い今回のレシピになりました。

やりたかったのは「賛美」で殴る「賛美―ト」です。

地上を


でどっしり固めつつ


の「賛美」を受けた


の強烈なパンチを入れる動きが理想ですね。

攻めながらも守りを崩さない

「鉄壁の攻撃」

というワケの分からない盤石な体制で勝ち切る固いデッキです。

とりあえず理想の「賛美ート」を叶えるために一直線に組んだ形がコレなので、もうちょっと受けに回った構築も可能です。

ちょっと「賛美」クリーチャーを減らして「カウンター」を入れたり「除去」を増やしたり、色々いじってお好みの形に調整してください。

基本的な動き

「刃サイクル」を「賛美」でサポートする形が理想です。

基本的にはマナカーブ通りに展開していけばOKなのでそんなに難しい動きはありません。

理想的な動きとしては・・・

1ターン目

「平地」セット、「原霧の境界石」をプレイ

2ターン目

「平地」セット、「エスパーの嵐刃」をプレイ

3ターン目

「森」セット、「アクラサの従者」と「クァーサルの群れ魔道士」をプレイ

「エスパーの嵐刃」でアタック(「賛美」を2つ受けて「5/4飛行」になる)で5点ダメージ

4ターン目

「島」セット、「骨断ちの矛槍」をプレイ、「エスパーの嵐刃」に装備、そのままアタックで7点(計12点)

バントの信刃」をプレイ(3/2先制攻撃で地上を固める)

5ターン目

「平地」セット、全軍アタックで11点(計23点)


2体目の「クァーサルの群れ魔道士」をプレイ

「エスパーの嵐刃」でアタック(「賛美」を3つ受けて「8/5飛行」になる)で8点ダメージ(計20点)

で勝ち

という感じでしょうか・・・


意外と「賛美」のサポートが馬鹿にならず、1体の攻撃とは思えない強烈なパンチが入ります。

そこに「骨断ちの矛槍」が加われば一気にライフを詰められて勝利は目前です。

「賛美」のおかげで攻撃するクリーチャーを1体に絞れるので複数のクリーチャーがアンタップ状態で残り受けも万全です。

おまけに「クァーサルの群れ魔道士」の能力でメインから「エンチャント」と「アーティファクト」への対策もできているのでかなりスキなく戦えます。

バントの優秀なクリーチャーによる

「攻防一体の強さ」

を存分に味わえるビートダウンデッキですね。

思っているより強いデッキなので、ぜひ1度、お試しください。

このデッキの弱点

いつもデッキを組んだ時は前に紹介した

白ウィニー(普通のビートダウン)
緑単ストンピィ(高速アグロ)
黒単コントロール(極端なコントロール)

といった分かりやすい特徴を持った単色デッキと闘わせてみるんですが、「黒単コントロール」には極端に弱くほぼ勝てませんでした。

シンプルな殴り合いをするビートダウンとは互角に戦えますが、除去満載のコントロールには弱いです。

バントの優秀なクリーチャーと言っても所詮は除去耐性のないただのクリーチャーだということですね。

理想の「賛美―ト」以前に、豊富な除去によってクリーチャーが場に残ることがなく、シンプルに殴られながらドレインされて終わります。

チェイナーの布告」のフラッシュバックが強く、序盤から後半まで除去満載で何もできません・・・

完全にカモなのでサイドボードで対策しても厳しいですね。

この手のデッキに当たったら諦めています。


あと「境界石」を使っている都合上、サイド後に「アーティファクト破壊呪文」で「境界石」を責められると事故ることもあります。

土地をそこそこ引いていればそこまで致命傷になることはないんですが、たまにある不運で土地が引けないと何もできずに終わることもあります。

まぁその辺は運も左右するゲームだということで諦めるしかないですね。

サイドボードの説明

3 解呪
3 嵐の乗り切り
2 否認
2 虹色の断片
2 忘却の輪
3 大祖始の遺産

解呪

コスト(1)(白)のインスタントで

「アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する」

という効果を持っています。

定番の「エンチャント・アーティファクト破壊」です。

メインに「クァーサルの群れ魔道士」がいるので「呪禁オーラ」には核となるエンチャントを破壊する方向で対策します。

2体でアタックされると無意味だった「天界のほとばしり」よりは確実で強いと思います。

嵐の乗り切り

コスト(1)(緑)のインスタントで

「あなたは3点のライフを得る」

「ストーム」

という効果を持っています。

強力なライフ回復手段です。

赤単バーン」には弱いのでこれでどうにか凌ぎます。

火力の返しに唱えれば撃たれた火力を上回る回復ができるので強いですね。

否認

コスト(1)(青)のインスタントで

「クリーチャーでない呪文1つを対象とし、それを打ち消す」

という効果を持っています。

ヤッカイな呪文があるデッキに入れます。

メインは攻撃寄りなので、もう少し受けに回る構築をするならメインに「否認」を入れてしまうのも手ですね。

「なんかいつもサイドインしてるかも・・・」

と思ったらメインでの採用を検討してください。

虹色の断片

コスト(2)(白)のインスタントで

「このターン、あなたが選んだ色の発生源が与えるすべてのダメージを軽減する」

「フラッシュバック ― あなたがコントロールするアンタップ状態の白のクリーチャー1体をタップする」

という効果を持っています。

あると便利なダメージ軽減カードです。

基本は「赤単バーン」相手に入れます。

忘却の輪

コスト(2)(白)のエンチャントで

「忘却の輪が戦場に出たとき、他の土地でないパーマネント1つを対象とし、それを追放する」

「忘却の輪が戦場を離れたとき、その追放されたカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す」

という効果を持っています。

白らしい便利な万能除去です。

対策が絞れない相手に入れるとその場その場で脅威に対応できて強いですね。

大祖始の遺産

コスト(1)のアーティファクトで

「(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の墓地にあるカード1枚を追放する」

「(1),大祖始の遺産を追放する:すべての墓地にあるすべてのカードを追放する。カードを1枚引く」

という効果を持っています。

定番の墓地対策です。

拷問生活」デッキや「グルマグのアンコウ」の「探査」を邪魔できればいいかと思って入れています。

その他の候補カード

・ナヤの静刃
・器用な決闘者

・アルマジロの外套

・水流破

ナヤの静刃

コスト(赤/白)(緑)の「2/1」「エルフ・ならず者」で

「あなたが他の多色のパーマネントをコントロールしているかぎり、ナヤの静刃は+1/+1の修整を受けるとともに被覆を持つ」

という能力を持ったクリーチャーです。

バントカラーでも使える「刃サイクル」です。

被覆」持ちになるので単体除去が多いデッキ相手には有効です。

今回のレシピでは「クァーサルの群れ魔道士」の「賛美」と「エンチャント・アーティファクト破壊」を優先して外しました。

でも、相手によっては強いので採用の価値はあるクリーチャーですね。

器用な決闘者

コスト(青)(白)の「2/1」「人間・ならず者」で

「先制攻撃」

「被覆」

という能力を持ったクリーチャーです。

地上を固めるという意味では「先制攻撃」が優秀なので「ナヤの静刃」よりはこちらかもしれません。

アルマジロの外套

コスト(1)(緑)(白)のオーラで

「エンチャント(クリーチャー)」

「エンチャントされているクリーチャーは、+2/+2の修整を受けるとともにトランプルを持つ」

「エンチャントされているクリーチャーがダメージを与えるたび、あなたはその点数に等しい点数のライフを得る」

という効果を持っています。

・「+2/+2修正」
・トランプル
・ダメージ分ライフを回復する能力

を付ける強力なオーラです。

決め手になるカードなのでメインに2枚くらい採用してもいいかもしれません。

水流破

コスト(青)のインスタントで

以下から1つを選ぶ

・呪文1つを対象とし、その色が赤である場合、それを打ち消す

・パーマネント1つを対象とし、その色が赤である場合、それを破壊する

という効果を持っています。

赤対策の定番カードです。

ピンポイントで脅威に対応できるのでお好みで採用してください。

最後に

個人的に好きな「境界石」と「刃サイクル」を使ったビートダウンデッキ「バント境界石」を紹介してみました。

攻守ともに優秀で全体的にバランスのいいデッキだと思うので、安定したデッキがお好きならどうぞ。

地上を固めつつ「賛美」で強力になった飛行クリーチャーで悠々と攻める楽しさを楽しんでもらえたら幸いです。
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