【MTG】Pauper版「白緑呪禁オーラ」の紹介 分かりやすさナンバーワンなコモンデッキ【パウパー】

2021/07/09

デッキ紹介(パウパー)

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「呪禁クリーチャー」+「崇拝」のコンボにトラウマがあるカズヒコです、こんにちは。

今回は

「これ以上シンプルなデッキってある?」

っていうくらい分かりやすいデッキ

Pauper版「白緑呪禁オーラ」

を紹介します。

このデッキは

「相手に干渉されにくい「呪禁」持ちクリーチャーをメッチャ強化して殴ったら強いんじゃね?」

という安易な発想をトーナメントレベルで実現した超絶シンプルなデッキです。

やることは単純で

・「呪禁」持ちクリーチャーを展開する
・オーラで強化する
・殴る

だけですから。

「オーラってクリーチャーをバウンスされたり対応で除去されたら最悪だから使いにくい」

と思って敬遠していた方も、このデッキならお好きなオーラを悠々と使えるので楽しいと思いますよ。

歴代最強クラスのオーラを使い、サイズが「20/20」を超えたバケモノで殴る快感をぜひ味わってください。

Pauper版「白緑呪禁オーラ」のレシピ

土地(20枚)

6 森
6 平地
4 カルニの庭
2 平穏な茂み
2 隔離されたステップ

クリーチャー(12枚)

4 ぬめるボーグル
4 林間隠れの斥候
4 シラナの岩礁渡り

呪文(28枚)

4 怨恨
4 天上の鎧
4 アルマジロの外套
4 祖先の仮面

4 未達への旅

4 豊かな成長
4 ケイラメトラの好意

サイドボード

4 原基の印章
4 結束のカルトーシュ
3 ハイエナの陰影
2 強行突破
2 大祖始の遺産

カードの説明

カルニの庭

「カルニの庭はタップ状態で戦場に出る」

「カルニの庭が戦場に出たとき、緑の0/1の植物(Plant)クリーチャー・トークンを1体生成する」

「(T):(緑)を加える」

という能力を持った土地です。

場に出すだけでトークンを生成できるので、自然な形で苦手な布告除去対策ができる便利な土地です。

このデッキを組んだ当時は「黒単コントロール」がけっこういてメインから布告除去を警戒する必要があったので4枚採用していました。

土地を減らさず対策できますし、今でも4枚入っていて損がないカードだと思います。

平穏な茂み

「平穏な茂みはタップ状態で戦場に出る」

「(T):(緑)を加える」

「サイクリング(緑)((緑),このカードを捨てる:カードを1枚引く)

という能力を持った土地です。

緑のサイクリングランドですね。

序盤はタップインがちょっとネックですが、マナが充分になった中盤以降はドローに変えられるのでムダを減らせる便利な土地です。

隔離されたステップ

「隔離されたステップはタップ状態で戦場に出る」

「(T):(白)を加える」

「サイクリング(白)((白),このカードを捨てる:カードを1枚引く)

という能力を持った土地です。

白のサイクリングランドですね。

ぬめるボーグル

コスト(青/緑)の「1/1」「ビースト」で

「呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない)

という能力を持ったクリーチャーです。

1マナで出せる「呪禁」持ちクリーチャーです。

相手の干渉を受けないので安心してオーラを付けて殴ることができます。

余計なことを考えなくていいのでゲームを簡単にしてくれる強さがありますね。

林間隠れの斥候

コスト(緑)の「1/1」「エルフ・スカウト」で

「呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない)

という能力を持ったクリーチャーです。

これのおかげで1マナの「呪禁」持ちクリーチャーが8枚採用できるので安定感が増しています。

シラナの岩礁渡り

コスト(1)(緑)の「1/1」「エルフ・ならず者」で

「呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない)

「シラナの岩礁渡りは、飛行を持つクリーチャーによってしかブロックされない」

という能力を持ったクリーチャーです。

2マナになりちょっと変わった回避能力を持った「呪禁」クリーチャーです。

相手によっては全くブロックされずに楽勝パターンになることもあるので、このクリーチャーに優先してオーラを付けていくのが基本になります。

怨恨

コスト(緑)のオーラで

「エンチャント(クリーチャー)」

「エンチャントされているクリーチャーは、+2/+0の修整を受けるとともにトランプルを持つ」

「怨恨が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、怨恨をオーナーの手札に戻す」

という効果を持っています。

最強の1マナオーラと呼ばれる強力なオーラです。

「クリーチャーが除去されたら一緒に墓地送り」

というオーラ特有のアド損をしませんし、「+2/+0」修正と「トランプル」を1マナでしてくれるのは破格ですね。

単体で充分に戦える性能を持った優秀なオーラだと思います。

天上の鎧

コスト(白)のオーラで

「エンチャント(クリーチャー)」

「エンチャントされているクリーチャーは、あなたがコントロールするエンチャント1つにつき+1/+1の修整を受けるとともに、先制攻撃を持つ」

という効果を持っています。

自分がコントロールするエンチャントの数だけ強化される強力なオーラで、このデッキの核となるカードです。

エンチャントを大量に場に出すこのデッキでは「+5/+5」修正以上の効果をもたらします。

先制攻撃」も付与してくれるので殴り負けがほぼなくなる最強クラスのオーラです。

アルマジロの外套

コスト(1)(白)(緑)のオーラで

「エンチャント(クリーチャー)」

「エンチャントされているクリーチャーは、+2/+2の修整を受けるとともにトランプルを持つ」

「エンチャントされているクリーチャーがダメージを与えるたび、あなたはその点数に等しい点数のライフを得る」

という効果を持っています。

トランプル「与えたダメージ分のライフを回復する」という能力を付与してくれる決め手級のカードです。

天上の鎧」や「祖先の仮面」をつけて「20/20」のようなサイズになったクリーチャーをフィニッシャーへと昇華してくれます。

ライフレースで負けていても一気に逆転できるので切り札として頼れるオーラですね。

祖先の仮面

コスト(2)(緑)のオーラで

「エンチャント(クリーチャー)」

「エンチャントされているクリーチャーは、戦場に出ている他のエンチャント1つにつき+2/+2の修整を受ける」

という効果を持っています。

場にあるすべてのエンチャントの数だけ「+2/+2」修正されるバグのようなオーラです。

5個以上のエンチャントが簡単に場に出るこのデッキでは「+10/+10」修正も容易で決め手になるカードですね。

未達への旅

コスト(1)(白)のエンチャントで

「未達への旅が戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とし、それを追放する」

「未達への旅が戦場を離れたとき、その追放されたカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す」

という効果を持っています。

パウパーで白を使うなら定番のクリーチャー除去です。

エンチャントとして場に残るので「天上の鎧」や「祖先の仮面」の強化にも役立つムダにならない優秀な除去ですね。

よりトガった構成にするなら

「除去を入れずに強化するオーラを優先する」

という選択肢もありますが、

「相手が分からないメインには除去が必要」

と思って採用しました。

豊かな成長

コスト(緑)のオーラで

「エンチャント(土地)」

「豊かな成長が戦場に出たとき、カードを1枚引く」

「エンチャントされている土地は「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ」

という効果を持っています。

1マナで「1ドロー」と「色マナの安定」をしてくれる優秀なオーラです。

「天上の鎧」と「祖先の仮面」の強化にもなるので縁の下の力持ち的なカードですね。

ケイラメトラの好意

コスト(1)(緑)のオーラで

「エンチャント(クリーチャー)」

「ケイラメトラの好意が戦場に出たとき、カードを1枚引く」

「エンチャントされているクリーチャーは「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ」

という効果を持っています。

ドローできる点と、「カルニの庭」から生まれたトークンや余った呪禁クリーチャーを活用できる点が気に入って採用しています。

アドを取りつつ色マナの安定にも繋がり、「祖先の仮面」や「天上の鎧」の強化にもなるので有効な1枚だと思います。

デッキの説明

定番の「呪禁」持ちクリーチャーを歴代最強クラスのオーラで強化して殴り切るシンプルなビートダウンデッキです。

・ぬめるボーグル
・林間隠れの斥候
・シラナの岩礁渡り

といった対象を取る除去が効かないクリーチャーを

・怨恨
・天上の鎧
・アルマジロの外套
・祖先の仮面

というコモンとは思えない最強クラスのオーラで強化します。

呪禁クリーチャーはカウンターや布告除去、全体除去といった呪文でないと対処できないので、一度場に出てしまえばほとんど邪魔されることなく悠々と強化して殴り切ることができます。

オーラによってクリーチャーでの殴り合いも強く、メインは最強クラスの強さを誇りますね。

シンプルなのにメチャクチャ強いので初心者にもオススメできるデッキです。

基本的な動き

序盤は「豊かな成長」と「ケイラメトラの好意」によって色マナを安定させつつエンチャントをばら撒き、「祖先の仮面」と「天上の鎧」で効果的に強化できる状況を作ります。

そして、準備が整ったらオーラを付けて「10/10」を超えるサイズになった呪禁クリーチャーでアタックすればOKです。

基本的に相手の除去を気にする必要がないのでガッチリ強化してから思いっきりぶん殴りましょう。

慌てて「3/3」くらいのサイズで殴ると相打ちを取られたりするので焦らないのが肝心です。

複数の呪禁クリーチャーを引いた場合、なるべく回避能力持ちの「シラナの岩礁渡り」を優先して強化します。

このレシピではオーラで得られる回避能力的なものが「トランプル」くらいしかなく、ダメージ効率がイマイチよくない弱点がありますが、スムーズに回避できる「シラナの岩礁渡り」なら安定したダメージが見込めますから。

表向きは「オーラを付けて殴るだけ」という単純に見えるデッキですが、意外とコツはあるので何度も回して効率よくダメージを与える感覚を身につけてください。

このデッキの弱点

呪禁クリーチャーはオーラがなければ弱いです。

単体ではただの「1/1」でしかないのでその弱点を的確に突かれると脆い面があります。

メインは大丈夫ですが、サイドボード後は相手も対策を入れてくるので注意が必要です。

相手が恐れるべきは

・天上の鎧
・祖先の仮面

の2つだけだったりするので、これを的確に破壊されるとキツイですね。

サイズが思うように上がらず、殴るに殴れない状況になります。

そしてサイズが上がらない所を「焦熱の連続砲撃」や「エヴィンカーの正義」のようなダメージ系全体除去を食らうと厳しいです。

布告対策に用意したトークンもろとも一掃され、仮にギリギリ生き残っても「悪魔の布告」や「チェイナーの布告」で呪禁クリーチャーも対処されてしまいますから。

クリーチャーがいなければ何もできないデッキなので、サイド後のプレイングは相手の対策を頭に入れて柔軟に動いてください。

サイドボードの説明

4 原基の印章
4 結束のカルトーシュ
3 ハイエナの陰影
2 強行突破
2 大祖始の遺産

原基の印章

コスト(1)(緑)のエンチャントで

「原基の印章を生け贄に捧げる:アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する」

という効果を持っています。

定番のエンチャント・アーティファクト破壊呪文である「帰化」のエンチャント版ですね。

先置きしておけば「祖先の仮面」と「天上の鎧」のサイズアップにもなりますし、このデッキならこっちがいいと思い採用しています。

結束のカルトーシュ

コスト(白)のオーラで

「エンチャント(あなたがコントロールするクリーチャー)」

「結束のカルトーシュが戦場に出たとき、警戒を持つ白の1/1の戦士(Warrior)クリーチャー・トークンを1体生成する」

「エンチャントされているクリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともに先制攻撃を持つ」

という効果を持っています。

布告除去対策として入れています。

シンプルに「+1/+1」修正と先制攻撃も優秀でかなり使える1枚だと思います。

ハイエナの陰影

コスト(白)オーラで

「エンチャント(クリーチャー)」

「エンチャントされているクリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともに先制攻撃を持つ」

「族霊鎧(エンチャントされているクリーチャーが破壊される場合、代わりにそれからすべてのダメージを取り除き、このオーラ(Aura)を破壊する)

という効果を持っています。

「族霊鎧」によって一度死んでも大丈夫なので全体除去や殴り合いに強くするために入れています。

強行突破

コスト(1)(緑)のインスタントで

「あなたがコントロールしているクリーチャー1体と、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者に、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。その前者がトランプルを持っているなら、余剰のダメージは、代わりにそのクリーチャーのコントローラーに与える」

という効果を持っています。

一方的にクリーチャーのパワー分のダメージを相手クリーチャーに与える呪文です。

「トランプル」を持っていれば余剰ダメージがプレイヤーにいくので、クリーチャー除去もできつつエンドカードにもなる1枚です。

場が膠着するような相手だったら入れておくと心強いですね。

大祖始の遺産

コスト(1)のアーティファクトで

「(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の墓地にあるカード1枚を追放する」

「(1),大祖始の遺産を追放する:すべての墓地にあるすべてのカードを追放する。カードを1枚引く」

という効果を持っています。

定番の墓地対策ですね。

とりあえずあった方がいいと思って入れています。

その他の候補カード

・オーラのナーリッド

・無視
・本質の収穫

・楽園の拡散

オーラのナーリッド

コスト(2)(緑)の「2/2」「ビースト」で

「オーラのナーリッドよりもパワーの小さいクリーチャーは、オーラのナーリッドをブロックできない」

「オーラのナーリッドは、戦場に出ているオーラ(Aura)1つにつき+1/+1の修整を受ける」

という能力を持ったクリーチャーです。

オーラを大量に使うこのデッキにピッタリのクリーチャーです。

ただ、相手の腐らせた除去が活きてしまうので「呪禁」の方針とはちょっと噛み合わない気もします。

サイドに忍ばせて対象を取る除去を抜いた相手に使うのがベストかもしれません。

無視

コスト(白)のインスタントで

「このターン、あなたが選んだ発生源1つが与えるすべてのダメージを軽減する」

という効果を持っています。

ダメージ系の全体除去対策に最適な1枚です。

相手のX火力やフィニッシャーの一撃も無効化でき、広く使えるので「ハイエナの陰影」より使えるかもしれません。

本質の収穫

コスト(2)(黒)のソーサリーで

「プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはX点のライフを失い、あなたはX点のライフを得る。Xはあなたがコントロールするクリーチャーの中で最も大きいパワーの値である」

という効果を持っています。

パワーを直接ダメージに変えてくれるのでエンドカードとして使えるかもしれません。

黒マナも「豊かな成長」から出ますし、1枚くらいの採用なら負担もないんじゃないでしょうか。

楽園の拡散

コスト(緑)のオーラで

「エンチャント 森(Forest)」

「楽園の拡散が戦場に出るに際し、色を1色選ぶ」

「エンチャントされている森がマナを引き出す目的でタップされるたび、それのコントローラーは追加で選ばれた色のマナ1点を加える」

という効果を持っています。

色の安定やマナ加速ができつつエンチャントの数も増やせる優秀なエンチャントです。

最近はこちらを採用しているリストが多いかもしれません。

値段が高い点と、土地のバランスを見直す必要がある点を除けば使えるエンチャントですね。

安く済ませたいなら今回のレシピの「ケイラメトラの好意」がオススメです。

最後に

パウパー界トップクラスのシンプルなデッキ「白緑呪禁オーラ」を紹介してみました。

単純ゆえの一点突破力がものすごく、上手く決まった時の豪快さがクセになるデッキだと思います。

そこまで相手を気にせず自分のやることに集中してプレイできるので、普通のビートダウンより扱いやすいんじゃないでしょうか。

「呪禁」のおかげで安心感がありますし、余計な邪魔が入りにくいストレスレスなデッキがお好きならぜひお使いください。
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