【2022年 最新版】モダン「超速ナヤzoo」の紹介 アグロ感を消さずに除去を入れたバランス型へ調整しました【流刑への道】

2022/01/06

デッキ紹介(モダン)

t f B! P L

※このブログではアフィリエイト広告を利用しています。


昔から速攻デッキが大好きなカズヒコです、こんにちは。

今回は、

「またいつか日の目を見る」

と信じて使い続けているアグロデッキ

モダン版「超速ナヤzoo」

を少し調整したレシピを紹介します。

ここまで、速度に特化した「ナヤzoo」のレシピと、それをさらにアグロ寄りに調整したレシピを紹介してきました。



上記の記事では3ターンキルを達成するためにトガったレシピを紹介したんですが、回している内に

「そのトガりすぎた部分が逆に弱さになる」

という欠点が見えてきました。

相手が無防備なら3ターンキルができるけど、実戦で無防備なわけがなく

「前のめり過ぎてもダメ」

というのを痛感した感じですね。

多少は受けの要素も必要だと感じたので、

「3ターンキルを狙う速度重視のアグロ感は残しつつ、ほんの少し除去を入れた形」

に調整したのが今回紹介する2022年版のレシピです。

改善点とカードの詳しい説明をリライトのつもりで書いたので、ナヤズー好きなアグロ脳の方と情報の共有ができたらと思います。

まずは最新版に調整したレシピからどうぞ。

【2022年 最新版】モダン「超速ナヤZoo」のレシピ

土地(18枚)

1 山
1 森
2 踏み鳴らされる地
2 聖なる鋳造所
1 寺院の庭
4 樹木茂る山麓
4 吹きさらしの荒野
3 乾燥台地

クリーチャー(31枚)

4 野生のナカティル
4 密林の猿人
4 ゴブリンの先達
4 苛立たしい小悪魔
2 ゴブリンの奇襲隊

4 炎樹族の使者
2 終わりなき踊りのガリア

4 無謀な奇襲隊

3 ゴーア族の暴行者

呪文(11枚)

4 稲妻
3 流刑への道

4 アタルカの命令

サイドボード

4 スレイベンの守護者、サリア
3 自然への回帰
2 削剥
2 虹色の終焉
4 安らかなる眠り

カードの説明

踏み鳴らされる地

「土地 — 山(Mountain) 森(Forest)」

「(T):(赤)か(緑)を加える」

「踏み鳴らされる地が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしないなら、これはタップ状態で戦場に出る」

という能力を持った土地です。

アンタップインには2点のライフを必要とするショックランドと呼ばれる土地ですね。

赤と緑の強力な呪文を主体としたナヤの基本となる(赤)と(緑)の2色が出る上に、「山」と「森」の土地タイプを持つため

・「密林の猿人」が1ターン目から「2/3」として場に出せる
・「野生のナカティル」を場に出しながら赤マナを確保できる

といった点が優秀で、まずはフェッチランドからコレをサーチすることが多いです。

手札にもよりますが、基本的には1ターン目に場に出せるとスムーズな展開を可能にしてくれる核となるカードですね。

聖なる鋳造所

「土地 — 山(Mountain) 平地(Plains)」

「(T):(赤)か(白)を加える」

「聖なる鋳造所が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしなかったなら、これはタップ状態で戦場に出る」

という能力を持った土地です。

赤マナを確保しつつ「平地」の土地タイプを持つので、1ターン目の「踏み鳴らされる地」に続き2ターン目に出すことで

・「野生のナカティル」が「3/3」で殴りにいける
・「ゴブリンの奇襲隊」をキッカーで唱えるための(赤)(赤)を確保できる

といったスムーズな動きを可能にします。

・1ターン目「踏み鳴らされる地」
・2ターン目「聖なる鋳造所」

と場に出せればデッキのカードを安定して使えるようになるので、常に目指したい動きですね。

寺院の庭

「土地 — 森(Forest) 平地(Plains)」

「(T):(緑)か(白)を加える」

「寺院の庭が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしなかったなら、これはタップ状態で戦場に出る」

という能力を持った土地です。

「森」と「平地」タイプを持ち(緑)と(白)が出るショックランドです。

初手が

・山
・フェッチランド
・野生のナカティル

のような時、安定して2ターン目にナカティルを「3/3」にするのに必要になります。

1ターン目にフェッチから「寺院の庭」をサーチしてナカティルを出し、2ターン目に「山」を置けば「3/3」として殴りにいけます。

たまにある上記のような(緑)(白)が必要な場面のために1枚だけ入れています。

受けの要素として「流刑への道」を入れた都合上、白マナの確保も大切なので1枚あるとちょっと安心ですね。

ただ、1~2ターン目にサーチすると2ターン目に「ゴブリンの奇襲隊」のキッカーに必要な(赤)(赤)が揃わない不具合もあります。

この辺が難しい所なんですが、全体的な色マナのバランスでは必要なカードだと思います。

樹木茂る山麓

「(T),1点のライフを支払う,樹木茂る山麓を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから山(Mountain)カード1枚か森(Forest)カード1枚を探し、それを戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す」

という能力を持った土地です。

「山」か「森」のタイプを持った土地をサーチできるフェッチランドと呼ばれる土地です。

このデッキのすべての土地にアクセスできるため、安定した動きを可能にする核となるカードです。

手札に複数のフェッチランドがある場合、最後に使う方がサーチできる土地の幅を広げられるので、なるべく温存するようにすると安定性が上がります。

吹きさらしの荒野

「(T),1点のライフを支払う,吹きさらしの荒野を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから森(Forest)カード1枚か平地(Plains)カード1枚を探し、それを戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す」

という能力を持った土地です。

ショックランドにはアクセスできますが、基本土地の「山」を持ってこれない欠点があります。

手札にある場合は真っ先にこれを使ってショックランドを持ってくる役目を果たせば問題はありません。

このデッキは赤2マナが必要になることが多いのでヘタに温存せず

基本土地の「山」が欲しい時に「山」を持ってこれない

という事態を回避するようにしてください。

乾燥台地

「(T),1点のライフを支払う,乾燥台地を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから山(Mountain)カード1枚か平地(Plains)カード1枚を探し、それを戦場に出す。その後ライブラリーを切り直す」

という能力を持った土地です。

ショックランドと基本土地の「山」にアクセスできるフェッチランドです。

滅多に問題になることはありませんが、基本土地の「森」にアクセスできない欠点があるので「吹きさらしの荒野」に続き、2番目に使った方がいいフェッチランドですね。

フェッチランドを使う優先順位は

① 吹きさらしの荒野
② 乾燥台地
③ 樹木茂る山麓

という感じで覚えておけば大きな色マナの不具合は起こらないと思います。

野生のナカティル

コスト(緑)の「1/1」「猫・戦士」で

「野生のナカティルは、あなたが山(Mountain)をコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける」

「野生のナカティルは、あなたが平地(Plains)をコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける」

という能力を持ったクリーチャーです。

2ターン目に「3/3」としてアタックにいけるzooを代表するカードです。

これが入っていればzooと名付けられるほど中心になる最強クラスの1マナクリーチャーですね。

密林の猿人

コスト(赤)の「1/1」「類人猿」で

「密林の猿人は、あなたが森(Forest)をコントロールしているかぎり+1/+2の修整を受ける」

という能力を持ったクリーチャーです。

1ターン目に「踏み鳴らされる地」から出せば「2/3」という1マナとは思えないサイズとして頼りになります。

安定した強さを持ったzooを支えるクリーチャーですね。

ゴブリンの先達

コスト(赤)の「2/2」「ゴブリン・スカウト」で

「速攻」

「ゴブリンの先達が攻撃するたび、防御プレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。それが土地カードであるなら、そのプレイヤーはそれを自分の手札に加える」

という能力を持ったクリーチャーです。

1ターン目から2点ダメージとしてアタックできる驚異の強さを持っています。

アタックするたびに相手のライブラリートップが土地だと手札に加えられてしまうデメリット能力がありますが、土地じゃなければ次のドローが分かるメリットにもなるのでそこまで弱くありません。

初手に2枚あると2ターン目までに計6点ダメージを狙えるので速攻デッキにはピッタリなクリーチャーですね。

苛立たしい小悪魔

コスト(赤)の「4/3」「デビル」で

「苛立たしい小悪魔が戦場に出たとき、いずれの対戦相手も「苛立たしい小悪魔は自分に4点のダメージを与える」ことを選んでもよい。プレイヤー1人がそうした場合、苛立たしい小悪魔を生け贄に捧げる」

という能力を持ったクリーチャーです。

場に残れるかどうかは相手に選択権があるものの

・1マナ 4点ダメージ
・1マナ 「4/3」

というどちらに転んでも文句のない強さを持った最強クラスの1マナクリーチャーです。

遅く出すと相手に都合のいい選択をされてしまうので、手札にある場合は真っ先に展開して

・1ターン目から4点食らうか
・場に残して除去で対応するか

の選択を迫り、まだ先がハッキリ読めない序盤に悩ませるのが効果的です。

ゴブリンの奇襲隊

コスト(赤)の「1/1」「ゴブリン・戦士」で

「キッカー(赤)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(赤)を支払ってもよい)

「ゴブリンの奇襲隊が戦場に出たとき、それがキッカーされていた場合、あなたがコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受けるとともに速攻を得る」

という能力を持ったクリーチャーです。

(赤)(赤)と色拘束がやや強いですが

「パワーの全体強化」と「速攻付与」

によって3ターンキルや奇襲的な動きに貢献してくれるカードです。

最初は4枚採用していましたが、除去として「流刑への道」を使うために「寺院の庭」での白マナの確保も視野に入れた土地構成では(赤)(赤)の確保が少し難しくなったので2枚に減らしました。

「追加の「無謀な奇襲隊」としておまけで引ければいいかな」

という感じの採用で、都合よく引けたときの強さに期待した感じですね。

炎樹族の使者

コスト(赤/緑)(赤/緑)の「2/2」「人間・シャーマン」で

「炎樹族の使者が戦場に出たとき、(赤)(緑)を加える」

という能力を持ったクリーチャーです。

場に出れば2マナ出るので「2/2」に追加で呪文を使えるお得感があり、展開力を爆上げしてくれるクリーチャーです。

3ターンキルに必要なパーツで、2ターン目に「無謀な奇襲隊」の「怒濤」に繋げて5~9点のダメージを狙うのが気持ちのいい動きになります。

終わりなき踊りのガリア

コスト(赤)(緑)の「2/2」「サテュロス」で

「速攻」

「他の、あなたがコントロールしているサテュロス(Satyr)は+1/+1の修整を受け速攻を持つ」

「あなたがクリーチャー3体以上で攻撃するたび、あなたはカード1枚を無作為に選んで捨ててもよい。そうしたなら、カードを2枚引く」

という能力を持った伝説のクリーチャーです。

2マナ「2/2」「速攻」という奇襲性のある強さを持ちつつ、3体以上で攻撃すれば手札の補充もできる強力な能力を持っています。

「無作為に捨てる」

とは言ってもこの能力が誘発する時は展開し切って手札が1枚しかない場合が多く、不要牌を有効な2枚に変えられるメリットとして使えますね。

手札がないとドロー能力が使えないので、土地を3~4枚場に出したら残りの土地は手札に温存してドローに変えると良いですよ。

無謀な奇襲隊

コスト(2)(赤)の「2/1」「ゴブリン・戦士・同盟者」で

「怒濤(1)(赤)(あなたかチームメイトがこのターンに他の呪文を唱えていたなら、あなたはこの呪文を怒濤コストで唱えてもよい)

「速攻」

「無謀な奇襲隊が戦場に出たとき、これの怒濤コストが支払われていた場合、ターン終了時まで、あなたがコントロールする他のクリーチャーは+1/+0の修整を受けるとともに速攻を得る」

という能力を持ったクリーチャーです。

3ターンキルの核となるパーツで、2ターン目に「炎樹族の使者」から「怒濤」で唱えて5~9点ダメージを狙うのが基本になります。

ゴーア族の暴行者

コスト(2)(赤)(緑)の「4/4」「ビースト」で

「トランプル」

「湧血 ― (赤)(緑),ゴーア族の暴行者を捨てる:攻撃クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+4/+4の修整を受けるとともにトランプルを得る」

という能力を持ったクリーチャーです。

・2マナ「+4/+4」と「トランプル」付与の強化呪文
・中盤以降は「4/4 トランプル」のフィニッシャー

として使える便利なクリーチャーです。

コンバットトリックでクリーチャー除去のようにも使えるので手札にあると攻め幅が広がって頼りになる1枚です。

「決め手」にも「少し長びいた戦い」にも対応できる強さがこのデッキにピッタリですね。

稲妻

コスト(赤)のインスタントで

「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。稲妻はそれに3点のダメージを与える」

という効果を持っています。

赤を代表する1マナ3点火力で、除去にも決め手にも使える便利な呪文です。

このデッキでは残りライフ3点以下でトップデッキ勝負になった時に最後の一押しとして頼りになる1枚です。

流刑への道

コスト(白)のインスタントで

「クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。それのコントローラーは「自分のライブラリーから基本土地カードを1枚探し、そのカードをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい」

という効果を持っています。

タルモゴイフ」や「絆魂」持ちでタフネス4以上のちょっとサイズの大きいクリーチャーを出されると止まってしまう欠点を補う1枚です。

前のめりだったレシピではサイドに入れていましたが、入れることがけっこうあったので「受けの要素」としてメイン採用にしたのが今回の大きな変更です。

「4枚は多いけど2枚は少ない」

という感じがしたため3枚の採用にしました。

あと一押しの3~4ターン目に壁となるクリーチャーを出されても、除去しながら「無謀な奇襲隊」の「怒濤」に繋げる動きが決まると強いですね。

「流刑への道」が決め手になることも多く、

「やっぱりクリーチャー除去は必要」

というのを感じさせられた1枚です。

前のめりなアグロとはいえ、一人回しのダメージ効率だけじゃなく相手ありきの調整は必要ですね。

アタルカの命令

コスト(赤)(緑)のインスタントで

以下から2つを選ぶ

・このターン、あなたの対戦相手はライフを得られない

・アタルカの命令は各対戦相手にそれぞれ3点のダメージを与える

・あなたは、あなたの手札にある土地カードを1枚戦場に出してもよい

・ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともに到達を得る

という効果を持っています。

3ターンキルの核となるパーツで、速度重視のアグロに必要な効果をギュッと詰め込んだ呪文ですね。

基本的には2つ目と4つ目の

・3点ダメージ
・全体強化

を使って驚異的なダメージを叩き込みます。

場にクリーチャーがいなくても最後の一押しの3点火力として頼れる最高のカードですね。

デッキと改善点の説明

前に2021年完成版として調整した「超速ナヤzoo」をややバランス型に変更したデッキです。


アグロを全面に押し出した構築をして

「これが最高!」

と思って回していたら

・もう少し軽さが欲しい

・「火打ち蹄の猪」は「速攻」が頼りになるけど重くてイマイチかも

・「ゴブリンの奇襲隊」がちょっと多いかも

・サイズの大きいクリーチャー対策として除去が必要かも

といった課題が見つかったので、それらをシンプルに解決したのが今回の2022年版のレシピです。

それぞれどういった解決をしたのかサラッと書いてみますね。

もう少し軽さが欲しい、「火打ち蹄の猪」は「速攻」が頼りになるけど重くてイマイチかも

「1マナクリーチャーが12枚もあれば軽く回せる」

と思っていたんですが、土地18枚に対してはまだ重い感じがあり、

「1マナクリーチャーは16枚あった方がいいかも」

と思ったのをキッカケに、2マナの

4 火打ち蹄の猪

を抜いて1マナの

4 苛立たしい小悪魔

と入れ替えました。

「火打ち蹄の猪」は2マナとはいえ

「3マナ 3/3 速攻」

として換算していたので、そこを1マナと入れ替えたら見違えるように軽くなりました。

1枠変えるだけで急にデッキの回りがよくなることってあると思いますが、久しぶりにそれを感じた変更でしたね。

序盤に特化したアグロなので、中盤以降に強い「火打ち蹄の猪」を抜いたのは正解だったのかもしれません。

個人的には「3マナ 3/3 速攻」で襲い掛かる動きが好きだったのでずっと使っていましたが、その好みを払拭して割り切った変更ができたのは大きな進歩だと思います。

「火打ち蹄の猪」はもう少し遅めの赤緑系アグロを組む時があったら使おうと思います。

「ゴブリンの奇襲隊」がちょっと多いかも

3ターンキルの必須パーツだと思っていた「ゴブリンの奇襲隊」ですが、ブン回らなかった時の弱さが目立ちました。

場にクリーチャーがいない時は色拘束が強い「2/1 速攻」でしかなく、場に残れば「1/1」という弱さでイマイチでしたから。

「この枠を少し削って課題を解決するカードを入れた方がいいかな?」

と思ったので2枚削って枠をあけました。

そしてそこに入ったのが次の課題を解決する「流刑への道」です。

サイズの大きいクリーチャー対策として除去が必要かも

相手が無防備ならあっという間の3ターンキルですが、2~3ターン目にタフネス4以上ある

・タルモゴイフ
・殴打頭蓋

のようなカードが出てくると

「アタックできずに止まってしまう」

という課題がありました。

「これを解消するためにはやっぱり除去が必要だよな・・・」

と思ったので、さっき2枚削った「ゴブリンの奇襲隊」の枠と、4枚が多く感じた「ゴーア族の暴行者」を1枚削り、そこに

3 流刑への道

を入れました。

「流刑への道」は

「4枚だと多く、2枚だと少ない感じ」

だったので3枚の採用ですね。

3~4ターンキルを邪魔する1体を除去できればいいので1枚だけ引ければいいですから。

ここぞという場面で引けた「流刑への道」は強く、メインから入っていて損はないカードだと思いました。

修正点のまとめ

2021年版のレシピで見つかった

・もう少し軽さが欲しい

・「火打ち蹄の猪」は「速攻」が頼りになるけど重くてイマイチかも

・「ゴブリンの奇襲隊」がちょっと多いかも

・サイズの大きいクリーチャー対策として除去が必要かも

といった課題を解決するために

2 ゴブリンの奇襲隊
4 火打ち蹄の猪
1 ゴーア族の暴行者

の7枚を抜き

4 苛立たしい小悪魔
3 流刑への道

と入れ替えました。

土地も「流刑への道」を安定して使うために

「もう少し白マナにアクセスする必要がある」

と判断し、

1 山
1 乾燥台地

を抜いて

1 寺院の庭
1 吹きさらしの荒野

と入れ替えています。

ブン回れば強かったけど噛み合わないとモッサリしていた欠点が解消され、

「軽くて強い速攻アグロ」

としてスムーズに回るようになり、今の所は最高の仕上がりになったと思います。

基本的な動き

序盤に特化した高速アグロなので

3ターンキル

を基本として

4~5ターン以内には勝負を決める速さ

が大切になります。

このデッキを使う上で知っておかなければいけない具体的な3ターンキルの1例を書いてみますね。

3ターンキルの動き

1ターン目

「吹きさらしの荒野」セット

即起動し「踏み鳴らされる地」をサーチして場に出す

「野生のナカティル」をプレイ

2ターン目

「樹木茂る山麓」セット

即起動し「聖なる鋳造所」をサーチして場に出す

「炎樹族の使者」をプレイ

能力で出た(赤)(緑)マナを使って「無謀な奇襲隊」を「怒濤」でプレイ

「速攻」を持ち「4/3」「3/2」「2/1」になった3体でアタック(計9点ダメージ)

3ターン目

「3/3」「2/2」「2/1」の3体でアタック

「アタルカの命令」をプレイ

「プレイヤーに3点ダメージ」と「自軍のクリーチャーを+1/+1修正」を選択

強化されて「4/4」「3/3」「3/2」になった3体からの10点と3点ダメージによる計13点を与える(計22点ダメージで勝ち)

というのが一番シンプルな3ターンキルです。

除去やクリーチャーで多少は受けられても

・流刑への道
・ゴーア族の暴行者

などで攻撃を押し通せば何とかなります。

クリーチャーが場に残るので継続したダメージが続き、スムーズに回って相手の対処が間に合わなければ4~5ターンで勝負は決まりますね。

4ターン目にはライフを6点くらいにまで、最悪でも1桁に削るというのを目標に動けばOKです。

・稲妻
・アタルカの命令

による直接火力もあるのでライフが6点以下になっていればトップデッキで勝ち切ることも可能ですから。

「長引いたら勝てない」

というのを忘れず

「4ターン以内に勝ち切る」

という気持ちで扱う速攻デッキだと認識すればマリガンの基準も判断できるかと思います。

3ターン目までに10点削れなさそうな初手はダブマリになってもマリガンした方がいいですね。

「とにかく序盤に特化したデッキ」

だというのを忘れずにプレイしてください。

最近やられて辛い動き

・「広がりゆく海」が地味に刺さる

「広がりゆく海」が地味に刺さる

2021年後半辺りから増えてきた


入りのコントロール系デッキがキツイです。

土地が18枚しか入ってないので基本的に2~3枚くらいで回すんですが、

・踏み鳴らされる地
・聖なる鋳造所

といった「山」関連を中心に「島」に変えられると影響が大きいですね。

・野生のナカティル
・密林の猿人

のサイズが下がって力が発揮できなくなりますし、

・炎樹族の使者
・ゴブリンの奇襲隊
・終わりなき踊りのガリア
・ゴーア族の暴行者

は色マナが限定されているので赤マナが確保できないと手札で腐ってしまい、ただの貧弱ビートダウンに成り下がります。

フェッチで圧縮してるのもありドローで土地を引く確率は低いので、2~3ターン目までに「広がりゆく海」を2枚使われたら完全に縛られますね。

こういうデッキが多いなら、どうにか対応できるように


をメインに2枚くらい入れた方がいいのかもしれません。

今回のレシピから

1 流刑への道
1 ゴーア族の暴行者

を抜いて「虹色の終焉」2枚と入れ替え、「流刑への道」と「虹色の終焉」を2枚ずつ散らす形もアリかもしれませんね。

サイドボードの説明

4 スレイベンの守護者、サリア
3 自然への回帰
2 削剥
2 虹色の終焉
4 安らかなる眠り

スレイベンの守護者、サリア

コスト(1)(白)の「2/1」「人間・兵士」で

「先制攻撃」

「クリーチャーでない呪文は、それを唱えるためのコストが(1)多くなる」

という能力を持った伝説のクリーチャーです。

1ターン中に複数の軽い呪文を使うコンボデッキ対策に入れています。

「モタついたスキに殴り切る」

というのがアグロ側の対策だと思うので、それをシンプルに達成する役目を果たしてくれます。

自然への回帰

コスト(1)(緑)のインスタントで

以下から1つを選ぶ

・アーティファクト1つを対象とする。それを破壊する

・エンチャント1つを対象とする。それを破壊する

・墓地にあるカード1枚を対象とする。それを追放する

という効果を持っています。

2マナの置物対策として緑を使うなら一番安定していると思い採用しました。

さりげなく墓地対策もできますし、広く対応できる点が優秀ですね。

削剥

コスト(1)(赤)のインスタントで

以下から1つを選ぶ

・クリーチャー1体を対象とする。削剥はそれに3点のダメージを与える

・アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する

という効果を持っています。

虚空の杯」や「殴打頭蓋」のような出されたら終わりなアーティファクト対策ですね。

追加のクリーチャー除去としても使えますし、対アーティファクトを意識するだけでいいならコレが一番便利だと思います。

虹色の終焉

コスト(X)(白)のソーサリーで

「収斂 ― 土地でないパーマネント1つを対象とする。それのマナ総量がこの呪文を唱えるために支払われたマナの色の数以下なら、それを追放する」

という効果を持っています。

3色使っているナヤなら3マナ以下のパーマネントに対して広く対応できる点を買って採用しました。

モダンはデッキの幅が広いのでこういう万能型の呪文があると少しだけ安心できますね。

安らかなる眠り

コスト(1)(白)のエンチャントで

「安らかなる眠りが戦場に出たとき、すべての墓地にあるすべてのカードを追放する」

「カードかトークンがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれる場合、代わりにそれを追放する」

という効果を持っています。

「墓地対策をするならコレ!」

という対策カードですね。

白を使っているなら2マナで出せて安心できるこのカードが一番だと思います。

その他の候補カード

・ボロスの魔除け

・高山の月

ボロスの魔除け

コスト(赤)(白)のインスタントで

以下から1つを選ぶ

・プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。ボロスの魔除けはそれに4点のダメージを与える

・ターン終了時まで、あなたがコントロールするパーマネントは破壊不能を得る

・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは二段攻撃を得る

という効果を持っています。

至高の評決」のような全体除去対策としてメインに1~2枚、もしくはサイドボードに2枚くらいあってもいいかもしれません。

破壊不能」で守って4ターン目に一掃されなければ返しのターンで勝てることもありますから。

攻めてる時には

・2マナ4点火力
・「二段攻撃」付与

が決め手になりますし、このデッキに必要な効果を詰め込んだピッタリの呪文だと思います。

高山の月

コスト(赤)のエンチャントで

「高山の月が戦場に出るに際し、基本でない土地カードのカード名1つを選ぶ」

「対戦相手がコントロールしていてその選ばれた名前を持つ土地はすべての土地タイプと能力を失い、「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を得る」

という効果を持っています。

1マナでヤッカイな土地を対処できるので環境によってはサイドに入るカードです。

ウルザの物語」や「ウルザトロン」への対策として2~3枚あってもいいですね。

今回のサイドボードはちょっと置物対策に割き過ぎているので土地対策に2枚くらいこれを入れてもいいかもしれません。

最後に

個人的に好きで

「もし大会に出るならこのデッキ!」

と決めて日々調整している

モダン版「超速ナヤzoo」

の2022年版のレシピを紹介してみました。

まぁ10年以上のMTG歴がありながら大会に出たことなんてないんですけどね・・・

今回のレシピを見て

「速度を重視するならコレを使った方が強いよ」

といった私が気付いていないオススメのカードなどありましたらコメントで教えて頂けると助かります。

他にも改善点などの情報がありましたらお気軽にコメントしてください。

最近のモダンでは見かけないナヤzooですが、ブン回ればワンチャンあるデッキだと思うので、アグロ好きな方にとってこの記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

2022年9月19日 追記「ボロスの魔除け」4枚入りの分かりやすい形に調整しました

今回のレシピから中途半端なカードを抜いてダメージ効率を高めた形に調整しました。

詳しくは下記リンクの記事を参照してください。


スポンサーリンク

検索

スポンサーリンク

QooQ