【MTG】モダン版「超速ナヤzoo」の紹介 速さに特化した速攻デッキの極み【超速アグロ】

2021/07/20

デッキ紹介(モダン)

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速攻デッキの中では「ナヤzoo」が一番好きなカズヒコです、こんにちは。

今回は、かなりガチ目の速攻デッキ、

モダン版「超速ナヤzoo」

を紹介します。

このデッキはとにかく速度に特化して3ターンキルを狙う「超速型のナヤズー」です。

「赤緑系速攻デッキの頂点」

とも言える究極のアグロデッキですね。

原案は下記リンクの動画の 3分53秒 辺りで紹介されている「紛争zoo」のレシピになります。


速度を求めるビートダウンが好きな方にピッタリなデッキなので

「モダンならではの驚異的なアグロデッキを組みたい」

という方にオススメですね。

詳しい説明は後にして、まずはシンプルに組み上げたレシピからご覧ください。

モダン版「超速ナヤzoo」のレシピ

土地(18枚)

1 森
1 山
2 踏み鳴らされる地
2 聖なる鋳造所
1 寺院の庭
4 樹木茂る山麓
4 吹きさらしの荒野
3 乾燥台地

クリーチャー(34枚)

4 野生のナカティル
4 ナーナムの改革派
4 ゴブリンの先達
4 密林の猿人
4 ゴブリンの奇襲隊

4 炎樹族の使者
2 火打ち蹄の猪
2 終わりなき踊りのガリア

4 無謀な奇襲隊

2 ゴーア族の暴行者

呪文(8枚)

4 稲妻
4 アタルカの命令

サイドボード

4 流刑への道
4 削剥
4 自然への回帰
3 大祖始の遺産

カードの説明

野生のナカティル

コスト(緑)の「1/1」「猫・戦士」で

「野生のナカティルは、あなたが山(Mountain)をコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける」

「野生のナカティルは、あなたが平地(Plains)をコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける」

という能力を持ったクリーチャーです。

ナヤカラーなら無理なく1マナ「3/3」になるzooを代表するクリーチャーです。

これを1ターン目に展開できると最高のダメージ効率になって勝率がグッと上がるので絶対初手に欲しいカードですね。

ナーナムの改革派

コスト(緑)の「1/2」「エルフ・戦士」で

「接死」

「紛争 ― このターンにあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていたなら、ナーナムの改革派は+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る」

という能力を持ったクリーチャーです。

フェッチランドを経由して簡単に1マナ「2/3 接死」として場に出せます。

接死」というのが地味に優秀で、攻めにも受けにも使える便利なクリーチャーです。

ゴブリンの先達

コスト(赤)の「2/2」「ゴブリン・スカウト」で

「速攻」

「ゴブリンの先達が攻撃するたび、防御プレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。それが土地カードであるなら、そのプレイヤーはそれを自分の手札に加える」

という能力を持ったクリーチャーです。

1マナ「2/2 速攻」というアグロのために存在する1枚です。

アタックするたびに

「相手のライブラリートップが土地だと手札に加えられてしまうデメリット能力持ち」

ですが、必ずしも不利になるわけではありません。

遅いデッキなら手札が8枚になってディスカードしなければいけなくなったり、もし土地じゃなかった場合、次のドローを知ることができるメリットになりますから。

仮に「至高の評決」のような全体除去が見えた場合、展開量を抑えるといったプレイングが可能になり、危機を回避することができます。

単純に1マナ「2/2」は強く、速度を重視するなら外せない1枚ですね。

密林の猿人

コスト(赤)の「1/1」「類人猿」で

「密林の猿人は、あなたが森(Forest)をコントロールしているかぎり+1/+2の修整を受ける」

という能力を持ったクリーチャーです。

踏み鳴らされる地」によって簡単に1マナ「2/3」として使える強力なクリーチャーです。

相手の2~3マナクリーチャーとも渡り合えるので重宝する1枚ですね。

ゴブリンの奇襲隊

コスト(赤)の「1/1」「ゴブリン・戦士」で

「キッカー(赤)」

「ゴブリンの奇襲隊が戦場に出たとき、それがキッカーされていた場合、あなたがコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受けるとともに速攻を得る」

という能力を持ったクリーチャーです。

2マナで全体強化と速攻付与を持った決め手級のカードです。

奇襲隊の名の通り強烈な奇襲性があり、3~4マナあればいきなり2~3体のクリーチャーで襲い掛かって5点以上のダメージを与えられます。

1マナでパワー2~3のクリーチャーが並ぶこのデッキでは、ものすごいダメージを叩き出せるエンドカードになりますね。

炎樹族の使者

コスト(赤/緑)(赤/緑)の「2/2」「人間・シャーマン」で

「炎樹族の使者が戦場に出たとき、(赤)(緑)を加える」

という能力を持ったクリーチャーです。

マナを減らさないので追加で呪文を使える強力なクリーチャーです。

このデッキの核となるカードで、2ターン目に「無謀な奇襲隊」の「怒濤」に繋がるとスムーズに大ダメージを与えることができます。

単純に「2/2」におまけでクリーチャーが展開できるだけで強く、高速展開を命とするこのデッキでは欠かせないカードですね。

火打ち蹄の猪

コスト(1)(緑)の「2/2」「猪」で

「火打ち蹄の猪は、あなたが山(Mountain)をコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける」

「(赤):火打ち蹄の猪はターン終了時まで速攻を得る」

という能力を持ったクリーチャーです。

3マナ「3/3 速攻」として使えるので奇襲性に優れています。

2マナ「3/3」でも充分なスペックですし、速度を重視してるこのデッキでは使える1枚ですね。

終わりなき踊りのガリア

コスト(赤)(緑)の「2/2」「サテュロス」で

「速攻」

「他の、あなたがコントロールしているサテュロス(Satyr)は+1/+1の修整を受け速攻を持つ」

「あなたがクリーチャー3体以上で攻撃するたび、あなたはカード1枚を無作為に選んで捨ててもよい。そうしたなら、カードを2枚引く」

という能力を持った伝説のクリーチャーです。

3体以上でアタックすることは自然とできるので、殴りながらドローして息切れを防止できます。

4マナ以上は必要ないデッキなので、中盤以降は土地を手札に温存してガリアの能力で有効牌に変えるといいですね。

無謀な奇襲隊

コスト(2)(赤)の「2/1」「ゴブリン・戦士・同盟者」で

「速攻」

「怒濤(1)(赤)(あなたかチームメイトがこのターンに他の呪文を唱えていたなら、あなたはこの呪文を怒濤コストで唱えてもよい)

「無謀な奇襲隊が戦場に出たとき、これの怒濤コストが支払われていた場合、ターン終了時まで、あなたがコントロールする他のクリーチャーは+1/+0の修整を受けるとともに速攻を得る」

という能力を持ったクリーチャーです。

追加の「ゴブリンの奇襲隊」です。

「怒濤」によって「炎樹族の使者」から出せるのでこのデッキではこちらの方が優秀かもしれません。

3ターンキルの核となるカードなので初手に欲しい1枚ですね。

ゴーア族の暴行者

コスト(2)(赤)(緑)の「4/4」「ビースト」で

「トランプル」

「湧血 ― (赤)(緑),ゴーア族の暴行者を捨てる:攻撃クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+4/+4の修整を受けるとともにトランプルを得る」

という能力を持ったクリーチャーです。

湧血」で最後の1押しに使えつつ、普通に4マナ「4/4 トランプル」としても使える便利なクリーチャーです。

デメリットが見当たらず非の打ち所がない1枚ですね。

稲妻

コスト(赤)のインスタントで

「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。稲妻はそれに3点のダメージを与える」

という効果を持っています。

赤の基本火力で、除去にもトドメにも使える欠かせない1枚ですね。

アタルカの命令

コスト(赤)(緑)のインスタントで

以下から2つを選ぶ

・このターン、あなたの対戦相手はライフを得られない

・アタルカの命令は各対戦相手にそれぞれ3点のダメージを与える

・あなたは、あなたの手札にある土地カードを1枚戦場に出してもよい

・ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともに到達を得る

という効果を持っています。

基本的には2つ目と4つ目を使って「3点ダメージ」と「全体強化」をして押し切ります。

さりげなく1つ目のライフゲイン阻止も優秀で、アグロにとってこんなにピッタリなカードはないですね。

速攻型のzooを組むならまず入る1枚だと思います。

デッキの説明

今回紹介する「超速ナヤzoo」は

「速攻デッキ」

が好きな私がずっと組みたかった速度に特化したタイプのアグロデッキです。

原点となるのが下記の「GP神戸2009決勝」の動画です。


MTGを再開した10年前、

「赤緑系の速攻デッキを1つ組みたい」

と思っていた時、上記の動画を見て齋藤友晴さんが使っていた「ナヤzoo」が私の求めているデッキと重なりました。

それ以降、齋藤さんの調整するレシピを中心に「ナヤzoo」を追いかけ

・メタに合わせて青をタッチしたり
・王道の速攻型になったり

と色々進化するズーの中から理想の形を追い求め続けた結果、ようやくたどり着いたのが今回のレシピです。

「中速のバランス型のzooが最善」

と思っていた時期もあったんですが、最終的に行き着いたのが

「昔ながらの赤緑らしい速攻型のズー」

だった辺り、私の性格が出てるような気がします。

1マナ最強のクリーチャーを寄せ集めたような構成になっていて

・「2/3」
・「3/3」
・「2/2」「速攻」

という1マナとは思えないスペックのクリーチャーがズラッと並ぶのは圧巻ですし、

・ゴブリンの奇襲隊
・無謀な奇襲隊

といった「速攻」を付与する全体強化も8枚あり、いきなり襲い掛かれる奇襲性が気持ちよすぎてたまりません。

クリーチャーを火力や強化呪文でバックアップする

「昔ながらの赤緑系速攻デッキ」

を現代の最強クラスのカードで実現している究極のアグロデッキに仕上がりました。

原案の「紛争zoo」で使われていた


が禁止になって2ターンキルは無理になりましたが、3ターンキルは可能なので充分な強さを持っています。

バンバン展開してガンガン殴るシンプルなアグロなので、殴り勝つ速攻デッキがお好きな方にピッタリです。

クリーチャーのアタックだけで

・2ターン目に9点
・3ターン目に12点

を与えて勝つ強烈な動きをぜひご体感ください。

基本的な動き

クリーチャーを並べて全体強化で押し切るのが基本でありすべてです。

理想的な動きとしては・・・

1ターン目

「樹木茂る山麓」セット、即起動で「踏み鳴らされる地」をアンタップインでサーチ

「野生のナカティル」をプレイ

2ターン目

「吹きさらしの荒野」セット、即起動で「聖なる鋳造所」をアンタップインでサーチ

「炎樹族の使者」をプレイ、能力で出た(赤)(緑)を使って「無謀な奇襲隊」を「怒濤」でプレイ

3体でアタック(4/3、3/2、2/1)して9点ダメージ

3ターン目

「ゴブリンの奇襲隊」をキッカーでプレイ

4体でアタック(4/3、3/2、3/1、2/1)して12点ダメージ、計21点で勝ち

の3ターンキルです。


2ターン目の「炎樹族の使者」から「無謀な奇襲隊」という動きが3ターンキルへの大切な動きであり、このデッキで気持ちのいい瞬間です。

9点ダメージのあとに7点クロックのクリーチャーが残るのが鬼のように強く、返しのターンでこれに対処できなければほぼ勝負は決まります。

クリーチャーによるアタックなので、継続してダメージが増えていく所が最高ですね。


ここまで上手く回らなくても、

・1ターン目に1マナクリーチャー
・2ターン目に2体の1マナクリーチャー

を展開するという普通の動きでも4ターンキルを狙えるので充分です。

クリーチャーが並べば

・ゴブリンの奇襲隊
・無謀な奇襲隊
・アタルカの命令

の全体強化で押し切れますから。

この全体強化12枚体制のおかげでほぼ毎ターン強化して殴れるのがこのデッキの強みです。

受けを完全に捨てて速度に特化した利点ですね。


序盤に特化しているため5ターン目以降に長引くと勝てないデッキなので、速やかに3~4ターンキルを狙える初手の判断が大切になります。

3ターンまでに10点を削れなさそうな初手はマリガンしてください。

相手のデッキが回る前に驚異の速度で瞬殺するのがベストな勝ちパターンだというのを忘れないようにしましょう。

このデッキの弱点

・フェッチとショックインでライフが減りすぎる
・序盤を凌がれると厳しい
・「タルモゴイフ」が苦手
・「殴打頭蓋」にメチャクチャ弱い

という弱点があります。

フェッチとショックインでライフが減りすぎる

相手によってはフェッチ~ショックランドの3点ロスがけっこうキツイです。

同じ速度勝負のアグロやバーンのようなデッキ相手だとライフレースで勝手に自滅するような形になるので注意が必要です。

2ターン連続で3点ロスはよくあり、初期ライフ14点のデッキだと思ってるくらいで丁度いいですね。

序盤を凌がれると苦しい

3~4ターンキルを狙った序盤重視のデッキなので長引いた時に盛り返すだけの力がありません。

こちらの展開に合わせて1マナの除去を打たれ、攻める体制が作れないまま4ターン目以降を迎えたら終わりですね。

流刑への道」は土地が増えるのでマシですが「致命的な一押し」は辛いです・・・

最悪でも5ターン目までに火力圏内の8点以下にライフを責められなかったら負けですね。

「タルモゴイフ」に弱い

「タルモゴイフ」というかちょっとサイズの大きいクリーチャーを展開されると辛いです。

タフネス4辺りが壁ですね。

ライフがあと一押しでクリーチャー数が勝ってる状況なら良いんですが、序盤を凌がれてクリーチャー数が互角の時にタフネス4を出されるとキツイです。

こちらのクリーチャーは1~3ターン目には脅威のスペックでも、4~5ターン目以降の中終盤には普通のバニラでしかありませんしね。

後半の4~5マナクリーチャーと1対1の殴り合いでは分が悪いので、相手が回る前に仕留めるのが本当に重要です。

「殴打頭蓋」にメチャクチャ弱い

ライフ回復手段を持つ呪文やクリーチャーに弱いです。

特に「殴打頭蓋」は最悪ですね。

石鍛冶デッキ相手に「稲妻」を引かず、3ターン目に「殴打頭蓋」を出されたら計算がメッチャ狂います。

タフネス4な上に「絆魂」持ちというこちらの弱点を狙い撃ちをしたスペックですから。

ちょっと上手く回ってない時にやられると致命傷です。

しっかりした対策をサイドボードで用意しないとダメですね。

サイドボードの説明

あまり入れ替えても速度が落ちるので難しいんですが、ザっと必要なものを揃えました。

「削剥」以外はてきとうなのであまり参考にならないと思います。

4 流刑への道
4 削剥
4 自然への回帰
3 大祖始の遺産

流刑への道

コスト(白)のインスタントで

「クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。それのコントローラーは「自分のライブラリーから基本土地カードを1枚探し、そのカードをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい」

という効果を持っています。

殴り合いでは分が悪いサイズの大きいクリーチャー対策です。

先ほどの弱点で出てきた「タルモゴイフ」のような軽くてヤケにサイズのあるクリーチャーが入ったデッキには必要だと思います。

削剥

コスト(1)(赤)のインスタントで

以下から1つを選ぶ

・クリーチャー1体を対象とする。削剥はそれに3点のダメージを与える

・アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する

という効果を持っています。

主に「殴打頭蓋」と「虚空の杯」対策です。

クリーチャー除去としても使えるので腐らないアーティファクト破壊として重宝するカードだと思います。

自然への回帰

コスト(1)(緑)のインスタントで

以下から1つを選ぶ

・アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する

・エンチャント1つを対象とし、それを破壊する

・墓地からカード1枚を対象とし、それを追放する

という効果を持っています。

エンチャント対策をしつつ墓地もちょっと邪魔できるので採用しています。

大祖始の遺産

コスト(1)のアーティファクトで

「(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の墓地にあるカード1枚を追放する」

「(1),大祖始の遺産を追放する:すべての墓地にあるすべてのカードを追放する。カードを1枚引く」

という効果を持っています。

定番の墓地対策ですね。

とりあえず無いよりはあった方がいいと思って入れています。

その他の候補カード

・苛立たしい小悪魔
・タルモゴイフ
・隠れた薬草医
・暴れ回るフェロキドン

・跳ね返す掌

・形成師の聖域

・エンバレスの宝剣
・トーモッドの墓所

苛立たしい小悪魔

コスト(赤)の「4/3」「デビル」で

「苛立たしい小悪魔が戦場に出たとき、いずれの対戦相手も「苛立たしい小悪魔は自分に4点のダメージを与える」ことを選んでもよい。プレイヤー1人がそうした場合、苛立たしい小悪魔を生け贄に捧げる」

という能力を持ったクリーチャーです。

相手に選択権がありますが、場に残れば「4/3」という「野生のナカティル」越え、処理されても本体への4点火力として1マナとしては驚異のスペックです。

ほぼ1マナ4点火力になり、これはこれで強いので採用は好みの問題だと思います。

今回のレシピの「ナーナムの改革派」がつい先日まで「苛立たしい小悪魔」でしたが、場にクリーチャーを残すのを重視した事と「接死」の強さを見直して今の形になりました。

ダメージの爆発力より、ちょっとだけ安定を取ったのが今の形ですね。

「ナーナムの改革派」を下げて「苛立たしい小悪魔」を使う場合、緑マナがそこまで必要ないので「寺院の庭」を「乾燥台地」と入れ替えてください。

タルモゴイフ

コスト(1)(緑)の「*/1+*」「ルアゴイフ」で

「タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にあるカードのカード・タイプの数に等しく、タフネスはその点数に1を加えた点数に等しい」

という能力を持ったクリーチャーです。

タルモにはタルモで対抗する手段もあります。

今回のレシピでは「速攻」を重視していますが、バランスやサイズを重視するなら2マナ域をタルモにするのはアリです。

隠れた薬草医

コスト(1)(緑)の「2/2」「人間・ドルイド」で

「紛争 ― 隠れた薬草医が戦場に出たとき、このターンにあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていた場合、(緑)(緑)を加える」

という能力を持ったクリーチャーです。

原案の「紛争zoo」のようにクリーチャーの展開力を高めるならこちらをどうぞ。

「隠れた薬草医」→「炎樹族の使者」→「無謀な奇襲隊」

の動きによる爆発力は強烈ですしね。

私が使ってない理由としては、序盤に引かないとただの「灰色熊」でしかない弱さを嫌ったからです。

全力で序盤に特化するならアリな1枚なので、お好みで採用してください。

暴れ回るフェロキドン

コスト(2)(赤)の「3/3」「恐竜」で

「威迫(このクリーチャーは2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない)

「プレイヤーはライフを得られない」

「他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、暴れ回るフェロキドンはそのクリーチャーのコントローラーに1点のダメージを与える」

という能力を持ったクリーチャーです。

ライフゲイン阻止としてサイドボードに忍ばせておくといいかもしれません。

跳ね返す掌

コスト(赤)(白)のインスタントで

「このターン、あなたが選んだ発生源1つが次にあなたに与えるダメージを軽減する。これによりダメージが軽減されたなら、跳ね返す掌はその発生源のコントローラーに同じ点数のダメージを与える」

という効果を持っています。

一撃を狙ってくる相手への対策に使える1枚です。

2枚くらいサイドボードに入れておくといいかもしれません。

形成師の聖域

コスト(緑)のエンチャントで

「あなたがコントロールしているクリーチャーが1体、対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象になるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい」

という効果を持っています。

単体除去への悪あがきとして使える1枚です。

除去されても追加のクリーチャーが引ければ悪くないですしね。

環境次第ではサイドに入るかもしれません。

エンバレスの宝剣

コスト(4)(赤)(赤)のアーティファクト・装備品で

「瞬速」

「この呪文を唱えるためのコストは、あなたがコントロールしている攻撃クリーチャー1体につき(1)少なくなる」

「エンバレスの宝剣が戦場に出たとき、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、これをそれにつける」

「装備しているクリーチャーは+1/+1の修整を受け、二段攻撃とトランプルを持つ」

「装備(3)」

という効果を持っています。

こちらを採用しているzooを見たことがあります。

決め手になるカードですが、これを装備できる状況は勝ちが決まりかけな状態だったりするのでやり過ぎ感がある気もします。

試しに使った結果、シンプルに「アタルカの命令」での「3点ダメージ」と「全体強化」の方がいいと思い抜きました。

使うとしてもメインに1枚入れておく程度が良いと思います。

トーモッドの墓所

コスト(0)のアーティファクトで

「(T),トーモッドの墓所を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの墓地からカードをすべて追放する」

という効果を持っています。

0マナなので序盤の動きを阻害しない分、「大祖始の遺産」よりこちらの方がいいかもしれません。

最後に

私にとって理想の速攻デッキを実現したデッキ

モダン版「超速ナヤzoo」

を紹介してみました。

赤緑系の速攻デッキを使っていた方にはピッタリの超速アグロです。

フェッチランドが高くて5~6万円くらい掛かってしまうのがネックですが、上手く回った時の驚異的な速度は爽快なので、アグロ好きな方はぜひ1度お試しください。

「アグロデッキ1つに6万円はちょっと無理かも・・・」

という方は、15000円くらいで組めて3ターンキルが狙える

モダン版「赤単ゴブナイト」

がオススメです。


もし興味がありましたら上記リンク先のレシピを参考に組んでみてください。

これを機に分かりやすいアグロを1つ持ってみるのはいかがでしょうか。

追記 2021年10月、よりアグロ感のある形に調整しました

今回のレシピを少し調整して、よりアグロ感の増した形に進化させました。

最新版のレシピは下記リンクからどうぞ。


追記2 2022年1月、軽さを増し、除去も入れたバランス型に調整しました

「超速ナヤzoo」

を使い続けた結果、

・ちょっと重い
・除去呪文が必要

といった課題が見つかり

・苛立たしい小悪魔
・流刑への道

をメインに採用してその課題を解決したレシピの記事も書きました。

3ターンキルを狙うアグロ感は消えず、今までで一番使いやすいバランス型に仕上がった「ナヤzoo」としてオススメです。

詳しくは下記リンクの記事をご覧ください。

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