【MTG】Pauper版「赤単ゴブリン」の紹介 殴って焼いての王道スライ【パウパー】

2021/06/27

デッキ紹介(パウパー)

t f B! P L

※このブログではアフィリエイト広告を利用しています。


ゴブリンの不器用な感じがなんか憎めないカズヒコです、こんにちは。

今回は、赤のアグロを代表するデッキ、

Pauper版「赤単ゴブリン」

を紹介します。

前に紹介した「赤単バーン」と並び、パウパー界の「赤」を象徴するデッキです。

「バーン」は赤特有の火力に特化してひたすら焼きつくすデッキですが、

「ゴブリン」は軽さの割に優秀なスペックのゴブリンを大量に展開して殴りまくり、火力は除去やトドメに使う

「赤の良いとこ取り」

をしたウィニーデッキです。

クリーチャーで殴って火力でサポートするタイプの速攻デッキを超高速化したこれ以上ない超速アグロですね。

「赤好き」にも色々と好みがあると思うので

・火力をひたすら撃ち込むのが好きなら「バーン」

・大量のクリーチャーでガンガン攻め込むのが好きなら「ゴブリン」

という感じで、性に合った方を1つ持っておくといいんじゃないでしょうか。

今回はサンプルとして一番シンプルなゴブリンデッキのレシピを紹介し、色々といじれるようによく見かける主要パーツもザっと解説します。

「ゴブリン」と言っても様々なタイプがあり個性豊かに組めるので、これをベースにしてお好みの形に調整すると良い感じにまとまると思いますよ。

自分なりに扱いやすいゴブリンデッキを組んでパウパーを楽しんでもらえたら幸いです。

Pauper版「赤単ゴブリン」のレシピ

土地(17枚)

16 山
1 ぐらつく峰

クリーチャー(34枚)

4 ゴブリンの群勢
4 モグの徴集兵部隊
4 鋳造所通りの住人
4 ゴブリンの奇襲隊
2 ゴブリンのそり乗り
2 モグの略奪者
4 炎樹族の使者
4 モグの戦争司令官
4 火花鍛冶
2 ゴブリンの踵裂き

呪文(9枚)

4 稲妻
4 ゴブリンの手投げ弾
1 火炎破

サイドボード

4 紅蓮破
4 炎の斬りつけ
4 粉々
3 溶鉄の雨

カードの説明

ぐらつく峰

「ぐらつく峰はタップ状態で戦場に出る」

「ぐらつく峰が戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+0の修整を受ける」

「(T):(赤)を加える」

という能力を持った土地です。

クリーチャーのパワーを2上げられる優秀な土地です。

序盤の速度が大事なのでタップインの弊害を少なくするため1枚だけ採用しました。

ゴブリンの群勢

コスト(赤)の「2/2」「ゴブリン・戦士」で

「ゴブリンの群勢は、このターンあなたがクリーチャー呪文を唱えたのでないかぎり、攻撃できない」

という能力を持ったクリーチャーです。

攻撃するには条件付きですが、クリーチャーは多めですし序盤に特化してるデッキなので5ターン目くらいまでは問題なく機能します。

ブロックはできるので「2/2」というサイズは壁としても優秀です。

モグの徴集兵部隊

コスト(赤)の「2/2」「ゴブリン」で

「このターンにあなたがクリーチャー呪文を唱えていないかぎり、モグの徴集兵部隊は攻撃できない」

という能力を持ったクリーチャーです。

「ゴブリンの群勢」と同じスペックのゴブリンです。

攻撃するには条件付きとはいえ、1マナ「2/2」8枚体制は上手く回れば強いです。

鋳造所通りの住人

コスト(赤)の「1/1」「ゴブリン・戦士」で

「他の赤のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、鋳造所通りの住人はターン終了時まで+1/+0の修整を受ける」

という能力を持ったクリーチャーです。

これといったデメリットはないですが、素では「1/1」と貧弱な1マナゴブリンです。


で複数のクリーチャーを展開するとパワー3以上で殴れるので強力なアタッカーになります。

軽いクリーチャー多めのデッキで活躍する1マナクリーチャーですね。

ゴブリンの奇襲隊

コスト(赤)の「1/1」「ゴブリン・戦士」で

「キッカー(赤)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(赤)を支払ってもよい)

「ゴブリンの奇襲隊が戦場に出たとき、それがキッカーされていた場合、あなたがコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受けるとともに速攻を得る」

という能力を持ったクリーチャーです。

「全体強化」+「速攻付与」

で名前の通り奇襲を可能にするゴブリンです。

数が並ぶこのデッキでは驚異的な強さを発揮しますね。

「このカードが入ったことでPauperのゴブリンデッキが完成に近づいた」

と言えるほどデッキパワーを上げているカードです。

ゴブリンのそり乗り

コスト(赤)の「1/1」「ゴブリン」で

「ゴブリン(Goblin)を1つ生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける」

という能力を持ったクリーチャーです。

コンバットトリックに使える能力を持った1マナゴブリンです。

ブロックされたゴブリンを生け贄にして攻撃が通ったクリーチャーを強化したり、相手の呪文を対象不適正にして打ち消したりと、いれば意外と便利です。

モグの略奪者

コスト(赤)の「1/1」「ゴブリン」で

「ゴブリン(Goblin)を1体生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける」

という能力を持ったクリーチャーです。

「ゴブリンのそり乗り」の同型再版ですね。

炎樹族の使者

コスト(赤/緑)(赤/緑)の「2/2」「人間・シャーマン」で

「炎樹族の使者が戦場に出たとき、(赤)(緑)を加える」

という能力を持ったクリーチャーです。

場に出たら2マナ出るので追加のクリーチャーを展開できます。

このカードが手札に2枚以上あると驚異的な展開力を発揮するのでアグロには欠かせないカードですね。

モグの戦争司令官

コスト(1)(赤)の「1/1」「ゴブリン・戦士」で

「エコー(1)(赤)(あなたのアップキープの開始時に、これがあなたの直前のアップキープの開始時よりも後にあなたのコントロールの下に入った場合、あなたがそのエコー・コストを支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる)

「モグの戦争司令官が戦場に出るか死亡するかするたび、赤の1/1のゴブリン(Goblin)・クリーチャー・トークンを1体生成する」

という能力を持ったクリーチャーです。

エコーを払うと死んだ時に「1/1」トークンが出る除去耐性みたいな能力を持ったゴブリンが場に残ります。

「鋳造所通りの住人」のパワーを上げる役目を果たしたり、「ゴブリンの手投げ弾」のコストに気兼ねなく使えたりと充分な働きをしますね。

エコーを払わなくても「1/1」トークンが2体並ぶので地味に強い2マナゴブリンです。

火花鍛冶

コスト(1)(赤)の「1/1」「ゴブリン」で

「(T):クリーチャー1体を対象とする。火花鍛冶は、それとあなたにX点のダメージを与える。Xは、戦場に出ているゴブリン(Goblin)の数に等しい」

という能力を持ったクリーチャーです。

クリーチャー限定のティム能力を持っています。

ゴブリンの数だけダメージを飛ばせるのでこのデッキでは高いコントロール力を持った頼れる1枚です。

ただ、プレイヤーにも同等のダメージを与えてくるので使い方には注意が必要ですね。

ゴブリンの踵裂き

コスト(3)(赤)の「3/2」「ゴブリン・狂戦士」で

「ゴブリンの踵裂きが攻撃するたび、クリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない」

「疾駆(2)(赤)(あなたはこの呪文を、これの疾駆コストで唱えてもよい。そうしたなら、これは速攻を得るとともに、次の終了ステップの開始時にこれを戦場からオーナーの手札に戻す)

という能力を持ったクリーチャーです。

ブロッカーを1体無効にすることで決め手になることもあるカードです。

基本は「疾駆」で唱えて「ゴブリンの群勢」と「モグの徴集兵部隊」の攻撃条件を毎ターン達成させます。

これのおかげで終盤でも攻撃ができるようになり、少し安定感が上がりました。

稲妻

コスト(赤)のインスタントで

「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。稲妻はそれに3点のダメージを与える」

という効果を持っています。

赤を使うなら基本となる1マナ3点火力ですね。

クリーチャー除去にもプレイヤーへの直接ダメージにも使える便利な呪文です。

ゴブリンの手投げ弾

コスト(赤)のソーサリーで

「この呪文を唱えるための追加コストとして、ゴブリン(Goblin)を1体生け贄に捧げる」

「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ゴブリンの手投げ弾はそれに5点のダメージを与える」

という効果を持っています。

唱えるにはゴブリン1体が犠牲になりますが、1マナ5点火力は驚異の威力です。

ライフが10点を切っていると火力の射程圏内になるのはこのカードのおかげですね。

ゴブリンデッキの強さを支えてると言っても過言じゃない1枚です。

火炎破

コスト(4)(赤)(赤)のインスタントで

「あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、山(Mountain)を2つ生け贄に捧げることを選んでもよい」

「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火炎破はそれに4点のダメージを与える」

という効果を持っています。

フルタップでも山2枚を生け贄にすることで唱えられるので最後の一押しになる火力です。

最後の最後に引ければいいので1枚だけ入れました。

デッキの説明

軽量ゴブリンを展開して殴り、火力でトドメを刺すシンプルな作りのゴブリンデッキです。

攻撃だけを重視したものではなく「火花鍛冶」を入れたことでクリーチャー除去もできる柔軟性のある形にしました。

疾駆」持ちの「ゴブリンの踵裂き」を採用したことで

「クリーチャー呪文を唱えないとアタックできない」

という欠点を持つ「ゴブリンの群勢」と「モグの徴集兵部隊」が終盤に止まってしまう弱点も解消していますし、バランスの取れた形に仕上がったと思います。

このバランス型のレシピを基本として「超攻撃型」や「トークン型」といった特化した形にチューンすると分かりやすいんじゃないでしょうか。

実際に使ってみると好みによって不満点が見つかると思うので、そのつど改良して理想のゴブリンデッキを作り上げてください。

基本的な動き

・ゴブリンの群勢
・モグの徴集兵部隊
・鋳造所通りの住人

といった優秀な1マナゴブリンを展開して殴り、相手のライフを6~8点以下まで追い込んだら

・稲妻
・ゴブリンの手投げ弾
・火炎破

でトドメを刺します。

2マナ域も優秀で

・炎樹族の使者

の能力によって

・モグの戦争司令官

までを一気に展開する動きができるとかなり強烈です。

次のターンに

・ゴブリンの奇襲隊

をキッカーで唱えることによって10点以上のダメージを与えられるので、一気に勝負を決めることができます。

最速で決まると3ターンキルができる恐ろしいデッキです。

具体的な動きとしては・・・

1ターン目

「山」セット、「鋳造所通りの住人」をプレイ

2ターン目

「山」セット、「炎樹族の使者」をプレイ、能力で出た「赤緑」マナで「モグの戦争司令官」をプレイ、「1/1」のゴブリントークンが1体出る

4/1になった「鋳造所通りの住人」でアタック(4点)

3ターン目

「モグの戦争司令官」のエコーは払わず生け贄に捧げる、これによりゴブリントークンが1体出る

「山」セット、「ゴブリンの奇襲隊」をキッカーでプレイ、全軍アタック(計17点)

「稲妻」をプレイ(計20点)

で3ターンキルです。

ここまで順調に決まらなくても4ターンまでにライフを9点以下にできていれば充分ですよ。

そうなればトップデッキの火力で削り切ることもよくありますから。

5点火力の「ゴブリンの手投げ弾」が何のストレスもなく使えるのが強く、これによってゴブリンの強力さが極まった感じがありますね。

赤を使った高速アグロの究極系とも言えるので、殴って焼き切る王道の動きが好きならオススメです。

このデッキの弱点

クリーチャーのサイズが小粒なので、

・タフネス3以上のクリーチャー
・全体に2点のダメージを与える全体除去

に弱く、この手の呪文をプレイされると動きが止まってしまい、速度という売りが消え去ります。

クリーチャーは火力や「火花鍛冶」で対処できなくはないですが、全体除去は対処が難しいです。

サイド後の「エヴィンカーの正義」や「焦熱の連続砲撃」はキツイですね。

この手の呪文が入っている除去が豊富な黒系のコントロールは苦手です。

メインは強いんですが、単純なデッキなのでサイド後は対処されやすく厳しい戦いになりやすいです。


あと青系のクロックパーミッションでよく見る「呪文づまりのスプライト」も苦手です。

こちらは1~2マナの呪文ばかりなので格好の的になってしまい、1/1飛行付きの確定カウンターとして大活躍してしまいますから。

簡単に打ち消されないように対策が必要になりますね。

苦手な相手に合わせてのサイドボードが勝率を上げるカギになりそうです。

サイドボードの説明

4 紅蓮破
4 炎の斬りつけ
4 粉々
3 溶鉄の雨

紅蓮破

コスト(赤)のインスタントで

以下から1つを選ぶ

・呪文1つを対象とし、その色が青である場合、それを打ち消す

・パーマネント1つを対象とし、その色が青である場合、それを破壊する

という効果を持っています。

青への対策カードです。

「ゴブリンの奇襲隊」のような決め手を簡単に打ち消されないように少しばかり抵抗します。

「赤だからって無抵抗だと思うなよ!」

という意地を見せる1枚ですね。

炎の斬りつけ

コスト(赤)のソーサリーで

「クリーチャー1体を対象とする。炎の斬りつけはそれに4点のダメージを与える」

という効果を持っています。

1マナで撃てるクリーチャー限定の4点火力です。

タフネスが4あるクリーチャーが出ると攻撃が通せないので入れます。

ゴブリンの攻撃さえ通ればダメージ面では充分なので、クリーチャー限定とはいえ使える火力ですね。

粉々

コスト(1)(赤)のインスタントで

「アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。粉々は、そのアーティファクトのコントローラーに3点のダメージを与える」

という効果を持っています。

2マナのアーティファクト対策です。

破壊しながら3点のダメージを与えられるので赤らしい1枚ですね。

これで「親和」や「コントロール」のヤッカイなアーティファクトを潰します。

溶鉄の雨

コスト(1)(赤)(赤)のソーサリーで

「土地1つを対象とし、それを破壊する。その土地が基本でなかった場合、溶鉄の雨はその土地のコントローラーに2点のダメージを与える」

という効果を持っています。

3マナの土地破壊呪文です。

ウルザトロン」や多色デッキへの対策に入れます。

土地を破壊するだけじゃなく2点ダメージも与えられるのでアグロ感を消さずに使えて便利なカードです。

場合によってはこれ1枚で相手の動きが止まることもありますし、入れておいて損はないと思います。

その他の候補カード

・削剥

・Goblin Caves

・大祖始の遺産
・シルヴォクの生命杖

・忘れられた洞窟

削剥

コスト(1)(赤)のインスタントで

以下から1つを選ぶ

・クリーチャー1体を対象とする。削剥はそれに3点のダメージを与える

・アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する

という効果を持っています。

アーティファクト対策とクリーチャー除去の両方を兼ねている便利な呪文ですね。

広く構えたいならこちらを採用してください。

Goblin Caves

コスト(1)(赤)(赤)のオーラで

「エンチャント(土地)」

「エンチャントされている土地が基本の山であるかぎり、ゴブリン・クリーチャーは+0/+2の修整を受ける」

という効果を持っています。

2点ダメージの全体除去に弱いという欠点をこれで対処できるのでサイドボードに入れるといいかもしれません。

大祖始の遺産

コスト(1)のアーティファクトで

「(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の墓地にあるカード1枚を追放する」

「(1),大祖始の遺産を追放する:すべての墓地にあるすべてのカードを追放する。カードを1枚引く」

という効果を持っています。

定番の墓地対策です。

パウパーの墓地利用デッキには速度勝負で挑みたいので入れませんでしたが、もし勝ちにくい感じがしたら採用してください。

シルヴォクの生命杖

コスト(1)のアーティファクト・装備品で

「装備しているクリーチャーは+1/+0の修整を受ける」

「装備しているクリーチャーが死亡するたび、あなたは3点のライフを得る」

「装備(1)」

という効果を持っています。

同系のアグロ対策に有効な1枚ですね。

忘れられた洞窟

「忘れられた洞窟はタップ状態で戦場に出る」

「(T):(赤)を加える」

「サイクリング(赤)((赤),このカードを捨てる:カードを1枚引く)

という能力を持った土地です。

終盤のムダに引いた土地をドローに変えたいなら有効な1枚です。

メインに1~2枚ほど入れているリストがメジャーですね。

「赤単ゴブリン」でよく使われているカードの紹介

ザっと説明するので、詳しくはカード名に貼った「MTGwiki」へのリンクを参照してください。

クリーチャーのサイズを重視するなら


「ジャッカルの使い魔」は「1マナ2/2」

「モグの下働き」は「2マナ3/3」

とスペックだけなら申し分ありません。

ただ、単独では攻撃やブロックができないというデメリットがあります。

上手く回れば強いですが、噛み合わないと弱いという欠点がありますので、安定を取るか爆発力を取るかで判断してください。

1点を飛ばせるクリーチャーなら


それぞれ1点を飛ばせるタイミングに違いがあり、一長一短なのでお好みのタイプを採用してください。

ブロッカーを無効化するなら


「激情のゴブリン」は攻撃するたび、「威嚇者の使徒」はプレイヤーが赤の呪文を唱えるたびに能力が誘発します。

これらの違いを理解して、使えそうな方を採用してください。

2マナ「速攻」持ちの攻撃型クリーチャーなら


「泥騒ぎの群勢」は、コスト(1)(赤)の「1/1」「ゴブリン・狂戦士」で

「速攻」

「あなたが他の赤のクリーチャーをコントロールしていたら+1/+1修正を受ける」

という能力を持ったクリーチャーで、

「谷を駆ける者」は、コスト(1)(赤)の「2/2」「人間・狂戦士」で

「速攻」

「各戦闘で、谷を駆ける者は可能なら攻撃する」

という能力を持ったクリーチャーです。

条件や弱点はあれど

「2マナ 2/2 速攻」

として使えるので奇襲性を重視するならアリなカードです。

柔軟なサーチをするなら


「ゴブリンの女看守」は、コスト(2)(赤)の「1/1」「ゴブリン」で

「ゴブリンの女看守が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーからゴブリン(Goblin)・カードを1枚探し、そのカードを公開してあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい」

という能力を持ったクリーチャーです。

サーチしてまで使いたいゴブリンがいるなら採用するといいと思います。

火力を増やしたいなら


「稲妻の連鎖」は1マナ3点火力の追加。

「タール火」は1マナ2点火力ですが「ゴブリンの女看守」でサーチできます。

「死の火花」は1マナ1点火力ですが、条件付きで墓地から手札に戻せます。

それぞれ使い方次第で利点があるので、必要なら採用してください。

全体のパワー強化をするなら


「入門の儀式」は、コスト(赤)のインスタントで

「望む枚数のカードを無作為に選んで捨てる。あなたがコントロールするクリーチャーは、これにより捨てられたカード1枚につき、ターン終了時まで+1/+0の修整を受ける」

という効果を持っています。

使い方によっては「ゴブリンの奇襲隊」より強力な全体強化になります。

追加の全体強化として採用してもいいですし、意外と使えるカードだと思います。

「かまどの魔除け」は3つから1つ選ぶ1マナのインスタントで、その中の1つに

「ターン終了時まで攻撃クリーチャーは+1/+0の修整を受ける」

というモードがあり、軽い全体強化に使えます。

「アーティファクトクリーチャー1体を破壊する」

というモードもありますし、「親和」にも有効な使えるカードだと思います。

トークン型のゴブリンに組むなら

・ドラゴンの餌
・クレンコの命令
・軍族童の突発

・ゴブリンの集中攻撃

・衝撃の震え
・略奪の爆撃

ドラゴンの餌」と「クレンコの命令」は2マナで2体の「1/1」ゴブリントークンを生成します。

軍族童の突発」は3マナで3体の「1/1」ゴブリントークンを生成します。

トークン戦略を取るなら有効なカードですね。

「モグの戦争司令官」の追加としても使えるので数で押したいならアリかと思います。


「ゴブリンの数だけプレイヤーかプレインズウォーカーにダメージを飛ばす」

コスト(赤)のソーサリーです。

トークン戦略じゃなくても場が膠着した時の決め手になるので1枚くらい採用してもいいかもしれません。

衝撃の震え」は、コスト(1)(赤)のエンチャントで

「クリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、各対戦相手にそれぞれ1点のダメージを与える」

という効果を持ち、

略奪の爆撃」は、コスト(2)(赤)のエンチャントで

「あなたがコントロールするパワーが2以下のクリーチャーが攻撃するたび、それが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーに1点のダメージを与える」

という効果を持っています。

「衝撃の震え」を置いてからトークンを生成し、さらに「略奪の爆撃」を置いてから殴ると強烈ですね。

これらを有効に活用したトークン型のゴブリンもあるので、自分なりに考えてみると面白いかもしれません。

具体的にどんなレシピなのかは下記の「MTGwiki」の「ゴブリン」のページを参照してください。


最後に

パウパー界の赤を代表するデッキ「赤単ゴブリン」を紹介してみました。

赤の利点を活かした強烈なウィニーデッキなので、ガンガン攻めるのが好きな方にオススメです。

安定した動きの「白ウィニー」も良いですが、トガったデッキが好きならピッタリだと思いますよ。

安く組める上にバリエーション豊かなので2パターンくらい組んでみても面白いかもしれませんね。

強力なゴブリンデッキを組んで、王道の赤単スライを存分にお楽しみください。
スポンサーリンク

検索

スポンサーリンク

QooQ