【MTG】モダン版「ドメインzoo」の紹介 5つの土地タイプを利用した驚異のアグロ【部族の炎】

2021/10/16

デッキ紹介(モダン)

t f B! P L

※このブログではアフィリエイト広告を利用しています。


こんにちは、カズヒコです。

今回は、個人的に好きな「zoo」の中でもかなりトガったアグロデッキ

モダン版「ドメインzoo」

を紹介します。

このデッキは

・ドメインzoo
・トライバルzoo
・アグロドメイン

など色々な呼び方がありますが、基本的な構造としては

「5色を使ったメリットを活かす」

ことや

「基本土地タイプの数が多いほど強力になるカード」

を意識して組まれたアグロデッキになります。

今でも進化をしながら存在するデッキタイプですね。

この記事では

・原案となる2012年の頃に活躍したレシピ
・現在のレシピで使われているカード

を紹介するので、「ドメインzoo」の基本的な構造を理解して、各自お好きな形に組みかえて楽しんでもらえたらと思います。

モダン版「ドメインzoo」のレシピ(2012年の原案)

土地(21枚)

1 山
1 森
1 平地
1 踏み鳴らされる地
1 寺院の庭
1 血の墓所
1 神聖なる泉
1 蒸気孔
4 沸騰する小湖
4 乾燥台地
4 霧深い雨林
1 湿地の干潟

クリーチャー(23枚)

4 ステップのオオヤマネコ
4 密林の猿人
2 壌土のライオン

4 タルモゴイフ
3 瞬唱の魔道士
2 クァーサルの群れ魔道士

4 聖トラフトの霊

呪文(16枚)

4 稲妻
4 流刑への道

4 稲妻のらせん
4 部族の炎

サイドボード

4 大祖始の遺産
2 遍歴の騎士、エルズペス
2 未練ある魂
2 マナ漏出
2 紅蓮地獄
1 忘却の輪
1 粉砕の嵐
1 最後のトロール、スラーン

カードの説明

踏み鳴らされる地

「土地 — 山(Mountain) 森(Forest)」

「(T):(赤)か(緑)を加える」

「踏み鳴らされる地が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしないなら、これはタップ状態で戦場に出る」

という能力を持った土地です。

アンタップインするなら2点のライフを払う必要がある通称「ショックランド」と呼ばれる2色ランドです。

これは(赤)か(緑)が出せます。

基本土地タイプを持っているのでフェッチランドからサーチできますし、基本土地タイプを参照するカードとの相性もいいですね。

寺院の庭

「土地 — 森(Forest) 平地(Plains)」

「(T):(緑)か(白)を加える」

「寺院の庭が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしなかったなら、これはタップ状態で戦場に出る」

という能力を持った土地です。

(緑)か(白)を出せるショックランドです。

血の墓所

「土地 — 沼(Swamp) 山(Mountain)」

「(T):(黒)か(赤)を加える」

「血の墓所が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしないなら、これはタップ状態で戦場に出る」

という能力を持った土地です。

(黒)か(赤)を出せるショックランドです。

神聖なる泉

「土地 — 平地(Plains) 島(Island)」

「(T):(白)か(青)を加える」

「神聖なる泉が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしないなら、これはタップ状態で戦場に出る」

という能力を持った土地です。

(白)か(青)を出せるショックランドです。

蒸気孔

「土地 — 島(Island) 山(Mountain)」

「(T):(青)か(赤)を加える」

「蒸気孔が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしなかったなら、これはタップ状態で戦場に出る」

という能力を持った土地です。

(青)か(赤)を出せるショックランドです。

沸騰する小湖

「(T),1点のライフを支払う,沸騰する小湖を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから島(Island)カード1枚か山(Mountain)カード1枚を探し、それを戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す」

という能力を持った土地です。

通称「フェッチランド」と呼ばれる土地をサーチして場に出せるカードです。

これは「島」か「山」をサーチできるカードですね。

このデッキでは先ほど紹介した「ショックランド」をサーチできるので安定した色マナを確保できます。

乾燥台地

「(T),1点のライフを支払う,乾燥台地を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから山(Mountain)カード1枚か平地(Plains)カード1枚を探し、それを戦場に出す。その後ライブラリーを切り直す」

という能力を持った土地です。

「山」か「平地」をサーチできるフェッチランドですね。

霧深い雨林

「(T),1点のライフを支払う,霧深い雨林を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから森(Forest)カード1枚か島(Island)カード1枚を探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す」

という能力を持った土地です。

「森」か「島」をサーチできるフェッチランドですね。

湿地の干潟

「(T),1点のライフを支払う,湿地の干潟を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから平地(Plains)カード1枚か沼(Swamp)カード1枚を探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す」

という能力を持った土地です。

「平地」か「沼」をサーチできるフェッチランドですね。

これらのフェッチランドで適切な土地をサーチして5つの基本土地タイプを確保するのが大切になります。

ステップのオオヤマネコ

コスト(白)の「0/1」「猫」で

「上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で場に出るたび、ステップのオオヤマネコはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける」

という能力を持ったクリーチャーです。

1ターンに土地を2回場に出せるフェッチランドのメリットを活かした1マナクリーチャーです。

2ターン目から「4/5」として殴っていけるのでアグロ感満載な序盤を可能にします。

密林の猿人

コスト(赤)の「1/1」「類人猿」で

「密林の猿人は、あなたが森(Forest)をコントロールしているかぎり+1/+2の修整を受ける」

という能力を持ったクリーチャーです。

ショックランドを使っているので安定した1マナ「2/3」として活躍します。

zooを支える1マナクリーチャーですね。

壌土のライオン

コスト(白)の「1/1」「猫」で

「壌土のライオンはあなたが森(Forest)をコントロールしているかぎり+1/+2の修整を受ける」

という能力を持ったクリーチャーです。

これも1マナ「2/3」として安定した強さの活躍をします。

タルモゴイフ

コスト(1)(緑)の「0/1」「ルアゴイフ」で

「タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にあるカードのカード・タイプの数に等しく、タフネスはその点数に1を加えた点数に等しい」

という能力を持ったクリーチャーです。

緑を使うならまず入る2マナクリーチャーですね。

2マナなのに安定して「4/5」くらいのサイズになるのでシンプルに強いです。

瞬唱の魔道士

コスト(1)(青)の「2/1」「人間・ウィザード」で

「瞬速」

「瞬唱の魔道士が戦場に出たとき、あなたの墓地にあるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とする。それはターン終了時までフラッシュバックを得る。そのフラッシュバック・コストは、それのマナ・コストに等しい」

という能力を持ったクリーチャーです。

場に出ると墓地にあるインスタントかソーサリー1枚に「フラッシュバック」を付与して再利用できる強力な能力を持っています。

5つの土地タイプがそろった中盤以降に「部族の炎」を再利用する動きが強いですね。

クァーサルの群れ魔道士

コスト(白)(緑)の「2/2」「猫・ウィザード」で

「賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける)

「(1),クァーサルの群れ魔道士を生け贄に捧げる:アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する」

という能力を持ったクリーチャーです。

メインから置物対策ができる便利なクリーチャーですね。

タルモゴイフ」同士の睨み合いも「賛美」で解決してくれますし、あると頼りになるカードです。

聖トラフトの霊

コスト(1)(青)(白)の「2/2」「スピリット・クレリック」で

「呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない)

「聖トラフトの霊が攻撃するたび、タップ状態で攻撃している、飛行を持つ白の4/4の天使(Angel)クリーチャー・トークンを1体生成する。戦闘終了時に、そのトークンを追放する」

という能力を持った伝説のクリーチャーです。

呪禁」によって対処が難しい上に、3マナ6点クロックという強さを持っています。

5色使っているメリットを存分に活かしたフィニッシャーですね。

稲妻

コスト(赤)のインスタントで

「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。稲妻はそれに3点のダメージを与える」

という効果を持っています。

基本となる1マナ3点火力で、赤を使うならまず入るカードです。

クリーチャー除去にもトドメにも使える上に「瞬唱の魔道士」で再利用もしやすいので便利な呪文ですね。

流刑への道

コスト(白)のインスタントで

「クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。それのコントローラーは「自分のライブラリーから基本土地カードを1枚探し、そのカードをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい」

という能力を持っています。

モダンの白を代表する1マナ除去です。

土地をサーチされるデメリットはありますが1マナで追放できるのは強いですね。

相手が土地を存分に利用する前に倒すデッキなので、上手く回ればそんなに気にならないデメリットだったりもします。

稲妻のらせん

コスト(赤)(白)のインスタントで

「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。稲妻のらせんはそれに3点のダメージを与え、あなたは3点のライフを得る」

という効果を持っています。

シンプルに赤と白らしい色の利点を持った火力ですね。

アグロ同士のライフレースでちょっと有利になったりするので便利な呪文です。

部族の炎

コスト(1)(赤)のソーサリーで

「版図 ― クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。部族の炎は、それにX点のダメージを与える。Xは、あなたがコントロールする土地の中の基本土地タイプの数に等しい」

という効果を持っています。

MAX5点ダメージになる決め手級の火力です。

ライフが10点以下なら余裕で射程圏内になり、zooのアグロ感を一層高めてくれています。

このデッキではこれを使うために5色にしていると言えるほど強力な火力ですね。

デッキの説明

フェッチランドとショックランドで5色をそろえて戦うアグロデッキです。

・「野生のナカティル」が禁止
・有効色フェッチランドが再録された「タルキール覇王譚」が出る前

だった2012年頃のレシピのため、今見ると土地やクリーチャーにちょっと違和感があるレシピですね。

でも基本的な構造は変わらず、5色使っているメリットを活かしたグッドスタッフ系アグロとして今でも通用すると思います。

目玉となるのは

・部族の炎
・瞬唱の魔道士
・聖トラフトの霊

ですね。

5色使っているメリットを存分に活かし、普通のzooでは叶わないアグロ感を可能にしたカードですから。

特に「部族の炎」の5点火力が強く、殴って焼く王道のアグロが好きな人にはたまらないと思います。

一度この強さを味わうとクセになってしまう魅力がありますね。

手札によってフェッチランドから持ってくる土地の選択が変わるので色マナの管理が難しい面はありますが、上手く回った時の強さはかなり痛快です。

なんとなく原案を回してみてデッキの基本構造を理解したら自分のお好きなカードでアグロ感たっぷりのデッキを組んでみてください。

「今ならコレを使った方が強くない?」

と思ったカードと入れ替えるだけでかなりパワーアップすると思いますよ。

モダンのレシピは値段が高いので、もう少し安く「部族の炎」を楽しみたいならPauper版の「ドメインzoo」がオススメです。


さすがにモダンよりは劣りますが、コモンだけで組んだにしては5色使った魅力をしっかり味わえる面白いデッキだと思います。

このデッキの弱点

・土地に干渉されると弱い

土地に干渉されると弱い

多色デッキの宿命でもありますが、特殊土地に制限を加えるカードが刺さります。


のようなカードは苦手ですね。

5色出ないと強さが発揮できないのでかなり苦しい戦いになります。

この手のカードを使ったデッキが隆盛している時は3色の「ナヤzoo」にした方が被害を減らせるかもしれません。

「ドメインzoo」の形で押し通すなら基本土地の採用枚数やサイドボードでの対策が必須になりますね。

サイドボードの説明

4 大祖始の遺産
2 遍歴の騎士、エルズペス
2 未練ある魂
2 マナ漏出
2 紅蓮地獄
1 忘却の輪
1 粉砕の嵐
1 最後のトロール、スラーン

大祖始の遺産

コスト(1)のアーティファクトで

「(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の墓地にあるカード1枚を追放する」

「(1),大祖始の遺産を追放する:すべての墓地にあるすべてのカードを追放する。カードを1枚引く」

という効果を持っています。

定番の墓地対策ですね。

4枚採用してるということは2012年にはドレッジのような墓地利用デッキが隆盛していたのかもしれません。

遍歴の騎士、エルズペス

コスト(2)(白)(白)「忠誠度4」の「伝説のプレインズウォーカー・エルズペス」で

[+1]:白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンを1体生成する

[+1]:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+3/+3の修整を受けるとともに飛行を得る

[-8]:あなたは「あなたがコントロールするアーティファクトとクリーチャーとエンチャントと土地は破壊不能を持つ。」を持つ紋章を得る

という能力を持っています。

アグロデッキには強い能力しかない優秀なプレインズウォーカーですね。

これがいるだけでクロックが保証されるので対コントロールにかなり有効なカードだと思います。

未練ある魂

コスト(2)(白)のソーサリーで

「飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを2体生成する」

「フラッシュバック(1)(黒)」

という効果を持っています。

1枚で4体も「1/1 飛行」を出せるのでシンプルに強いトークン生成呪文ですね。

飛行」で上から殴ったり、チャンプブロックで時間稼ぎをしたり、広く使えて便利だと思います。

マナ漏出

コスト(1)(青)のインスタントで

「呪文1つを対象とする。それのコントローラーが(3)を支払わないかぎり、それを打ち消す」

という効果を持っています。

序盤の脅威を排除するのに最適なカウンターです。

zooなのにカウンターっていうのがちょっと面白いですね。

紅蓮地獄

コスト(1)(赤)のソーサリーで

「紅蓮地獄は、各クリーチャーにそれぞれ2点のダメージを与える」

という効果を持っています。

小粒なクリーチャーが並ぶアグロには最適なカードですね。

以前紹介した「赤単ゴブナイト」のようなデッキにはキラーカードになります。

忘却の輪

コスト(2)(白)のエンチャントで

「忘却の輪が戦場に出たとき、他の土地でないパーマネント1つを対象とし、それを追放する」

「忘却の輪が戦場を離れたとき、その追放されたカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す」

という効果を持っています。

白らしい便利な万能除去ですね。

3マナで何でも対応できるので相手が絞れないなら有効な1枚です。

粉砕の嵐

コスト(2)(赤)(赤)のソーサリーで

「すべてのアーティファクトを破壊する。それらは再生できない」

という効果を持っています。

「親和」殺しのカードですね。

これが入るということは当時はかなり流行っていたんでしょうか・・・

最後のトロール、スラーン

コスト(2)(緑)(緑)の「4/4」「トロール・シャーマン」で

「この呪文は打ち消されない」

「呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない)

「(1)(緑):最後のトロール、スラーンを再生する」

という能力を持った伝説のクリーチャーです。

対コントロールに有効なカードですね。

ほぼ場に出ることを阻止できない上に対処も難しい厄介さが頼れるクリーチャーだと思います。

現在のレシピで使われているカード

ここからは最近のレシピで見かけた有効なカードを紹介します。

・トライオーム各種

・野生のナカティル
・ドラゴンの怒りの媒介者
・敏捷なこそ泥、ラガバン

・縄張り持ちのカヴー

・フェールス・ロキーリク将軍
・カマキリの乗り手
・断片無き工作員

・血編み髪のエルフ

・ドラコの末裔

・虹色の終焉
・ミシュラのガラクタ

・レンと六番

トライオーム各種

「トライオーム」は「イコリア」で出た3つの基本土地タイプを持つタップイン3色ランドです。

「フェッチランド」からサーチできますし、これのおかげで5色をそろえる手間がちょっと楽になりますね。

各種トライオームは下記リンクを参照してください。


野生のナカティル

コスト(緑)の「1/1」「猫・戦士」で

「野生のナカティルは、あなたが山(Mountain)をコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける」

「野生のナカティルは、あなたが平地(Plains)をコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける」

という能力を持ったクリーチャーです。

禁止解除されたのでまた使えるようになりました。

やっぱりzooの1マナはコレですね。

ドラゴンの怒りの媒介者

コスト(赤)の「1/1」「人間・シャーマン」で

「あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、諜報1を行う(あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードをあなたの墓地に置いてもよい)

「昂揚 ― あなたの墓地にあるカードの中に4種類以上のカード・タイプがあるかぎり、ドラゴンの怒りの媒介者は+2/+2の修整を受け、飛行を持ち、各戦闘で可能なら攻撃する」

という能力を持ったクリーチャーです。

昂揚」を達成すればアタックが強制になりますが「3/3 飛行」という驚異的な強さになります。

ミシュラのガラクタ」と一緒に採用しているリストが多い印象です。

ちょっとしたライブラリー操作もできますし、赤絡みのデッキで1マナのレギュラーになりそうなクリーチャーですね。

敏捷なこそ泥、ラガバン

コスト(赤)の「2/1」「猿・海賊」で

「敏捷なこそ泥、ラガバンがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、宝物(Treasure)トークン1つを生成し、そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードを唱えてもよい」

「疾駆(1)(赤)(あなたはこの呪文を、これの疾駆コストで唱えてもよい。そうしたなら、これは速攻を得て、次の終了ステップの開始時に、これを戦場からオーナーの手札に戻す)

という能力を持った伝説のクリーチャーです。

ダメージを与えると相手のライブラリートップのカードを追放して唱えられるという恐ろしい能力を持った1マナクリーチャーです。

宝物トークンも5色を回すのに有効に使えますし、バグレベルで強いカードですね。

縄張り持ちのカヴー

コスト(赤)(緑)の「*/*」「カヴー」で

「版図 ― 縄張り持ちのカヴーのパワーとタフネスは、それぞれあなたがコントロールしている土地の中の基本土地タイプの種類数に等しい」

縄張り持ちのカヴーが攻撃するたび、以下から1つを選ぶ

・カード1枚を捨てる。そうしたなら、カード1枚を引く

・墓地からカード最大1枚を対象とする。それを追放する

という能力を持ったクリーチャーです。

2マナ「5/5」になりつつ、ドローや墓地対策ができます。

順調に回った時は強すぎる「タルモゴイフ」みたいな感じになりますね。

フェールス・ロキーリク将軍

コスト(1)(赤)(白)の「3/1」「人間・兵士」で

「単色からの呪禁」

「あなたが多色の呪文を唱えるたび、赤白の4/4のゴーレム(Golem)・アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する」

という能力を持った伝説のクリーチャーです。

これと強力な多色の呪文を中心に組んで「4/4」ゴーレムで殴っていくレシピもあります。

除去耐性もありますし、5色使っているメリットを活かせる優秀なクリーチャーですね。

カマキリの乗り手

コスト(青)(赤)(白)の「3/3」「人間・モンク」で

「飛行」「警戒」「速攻」

という能力を持ったクリーチャーです。

シンプルに強い3マナクリーチャーで、奇襲性とスキのなさが頼れる1枚です。

多色なので「フェールス・ロキーリク将軍」と相性もいいですね。

断片無き工作員

コスト(1)(緑)(青)の「2/2」「人間・ならず者」で

「続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く)

という能力を持ったアーティファクトクリーチャーです。

続唱」型に組む時に使える1枚です。

ドメインzooには弱い呪文がないのでおまけで何かしらついてくる「2/2」は普通に強いですね。

血編み髪のエルフ

コスト(2)(赤)(緑)の「3/2」「エルフ・狂戦士」で

「速攻」

「続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く)

という能力を持ったクリーチャーです。

赤緑のデッキなら単に採用しても強い「続唱」持ちクリーチャーですね。

断片無き工作員」との採用で「続唱」型の強力なzooになります。

ドラコの末裔

コスト(12)の「4/4」「ドラゴン」で

「版図 ― この呪文を唱えるためのコストは、あなたがコントロールしている土地の中の基本土地タイプ1種類につき(2)少なくなる」

「飛行」

「あなたがコントロールしている各クリーチャーはそれぞれ、白なら警戒を、青なら呪禁を、黒なら絆魂を、赤なら先制攻撃を、緑ならトランプルを持つ」

という能力を持ったアーティファクトクリーチャーです。

土地タイプが5つ揃えば2マナで唱えられる「4/4 飛行」のドラゴンです。

他のクリーチャーに色ごとの能力を付与してくれるのでフィニッシャーとして最適なカードですね。

虹色の終焉

コスト(X)(白)のソーサリーで

「収斂 ― 土地でないパーマネント1つを対象とする。それのマナ総量がこの呪文を唱えるために支払われたマナの色の数以下なら、それを追放する」

という効果を持っています。

5色出せるこのデッキでは限界まで効果を引き出せます。

少し重いけどほぼ万能な除去として活躍しますね。

ミシュラのガラクタ

コスト(0)のアーティファクトで

「(T),ミシュラのガラクタを生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを1枚見る。次のターンのアップキープの開始時にカードを1枚引く」

という効果を持っています。

0マナ1ドローとして使いつつ、墓地にアーティファクトを落とせるのが大きいですね。

「ドラゴンの怒りの媒介者」の「昂揚」の達成を容易にしてくれます。

レンと六番

コスト(赤)(緑)「忠誠度3」の「伝説のプレインズウォーカー・レン」で

[+1]:あなたの墓地から土地カード最大1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す

[-1]:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。レンと六番はそれに1点のダメージを与える

[-7]:あなたは「あなたの墓地にありインスタントかソーサリーであるカードは回顧を持つ。」を持つ紋章を得る

という能力を持っています。

「+1」能力を使ったフェッチランドの再利用で色マナの安定ができます。

タフネス1の除去、ゲームを決める奥義もあり、2マナとは思えない強さを発揮するカードですね。

最後に

殴って焼く王道のアグロをかなりトガらせたデッキ、モダン版「ドメインzoo」を紹介してみました。

5色から選ばれた強力な呪文を採用したアグロなので1枚1枚の強さがハンパなく、使っていて楽しいデッキですね。

フェッチランドとショックランドをそろえる必要があるので土地だけで5万円くらい掛かりますが、それだけの価値があるデッキだと思います。

新しいカードが出るたびにどんどん化けるデッキなので、時代ごとに各色の最強カードを使って強く楽しいアグロを組んでみてください。
スポンサーリンク

検索

スポンサーリンク

QooQ