【パウパー】「緑単感染」を組み直したのでレシピを紹介します【Embiggen】

2025/11/04

デッキ紹介(パウパー)

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 かなり前に紹介した

Pauper版「緑単感染」

が少し進歩していたのでレシピを修正しました。

候補カードなどと共にメモしておきます。

パウパー版「緑単感染」のレシピ

土地(17枚)

13 森
4 脱出トンネル

クリーチャー(16枚)

4 ぎらつかせのエルフ
4 ラノワールの占い師
4 荒廃のマンバ
4 胆液爪のマイア

呪文(27枚)

4 怨恨
4 Embiggen
4 古きクローサの力
4 変異原性の成長
4 蛇皮のヴェール
3 巨森の蔦
2 勇往邁進
2 渇き根

サイドボード

3 トーモッドの墓所
3 散弾の射手
3 自然の要求
2 タミヨウの保管
2 強行突破
2 死体の野犬

ポイントになるカード

脱出トンネル

「(T),脱出トンネルを生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す」

「(T),脱出トンネルを生け贄に捧げる:パワーが2以下であるクリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない」

という能力を持った土地です。

最序盤の土地を安定させたり、打ち消されにくいブロック不可で攻撃のサポートもできる便利な土地です。

スムーズに攻撃を通せるか

がポイントになるこのデッキにはピッタリのカードですね。

ラノワールの占い師

コスト(緑)の「0/3」「エルフ・シャーマン」で

「ラノワールの占い師を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+3/+3の修整を受けるとともにトランプルを得る。この能力は、あなたのアップキープの間にのみ起動できる」

という能力を持ったクリーチャーです。

  • パワー2までを止める壁
  • 突破力のある強化手段

として序盤を支えながら決め手にもなる強さがあります。

これに除去を撃ってくれれば「感染」持ちクリーチャーが生き残りやすくなりますし、着々と勝ちの場を作る布石になるカードですね。

Embiggen

コスト(緑)のインスタントで

「ブラッシュワグ(Brushwagg)でないクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは特殊タイプやカード・タイプやサブタイプのうちそれが持つ1つにつき+1/+1の修整を受ける」

という効果を持っています。

ちょっと分かりにくい効果ですが、このデッキで使う場合は

  • 「ぎらつかせのエルフ」と「胆液爪のマイア」に撃つと「+4/+4」修正
  • 「荒廃のマンバ」に撃つと「+3/+3」修正

と覚えておけば問題ありません。

撃つクリーチャーによってちょっとお得になる「巨大化」ですね。

1マナ「+4/+4」が2ターンキルに役立ちます。

古きクローサの力

コスト(緑)のインスタントで

「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。あなたがこの呪文をあなたのメイン・フェイズの間に唱えた場合、代わりにそのクリーチャーはターン終了時まで+4/+4の修整を受ける」

という効果を持っています。

これも2ターンキルに役立つ1マナ「+4/+4」です。

特に難しい条件もなく「+4/+4」が達成できるのは強いですね。

蛇皮のヴェール

コスト(緑)のインスタントで

「あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。ターン終了時まで、それは呪禁を得る」

という効果を持っています。

核となる「感染」持ちクリーチャーを守りながら強化できる便利な呪文です。

いかに除去をかわすか

が大事なので4枚必須だと思います。

勇往邁進

コスト(緑)のインスタントで

以下から1つを選ぶ

・あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す

・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+2の修整を受ける

という効果を持っています。

最序盤の土地を安定させつつ、後半は強化呪文として使える便利な呪文です。

土地の引き過ぎは致命傷になるので、こういう呪文でカバーするといいですね。

渇き根

コスト(緑)のインスタントで

以下から1つを選ぶ

・あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す

・増殖を行う(望む数のパーマネントやプレイヤーを選び、その後すでにそこにあるカウンター1種類につき、そのカウンターをもう1個与える)

という効果を持っています。

最序盤の土地を安定させつつ、後半は「増殖」でサポートできる便利な呪文です。

毒カウンターを1つ増やすのがトドメになることがあったり・・・

「蛇皮のヴェール」で乗せた「+1/+1」カウンターを増やしたり・・・

地味ながら良い働きをします。

デッキの説明

以前のレシピより強化呪文が洗練された感染デッキです。

1マナで「+4/+4」修正ができる

  • Embiggen
  • 古きクローサの力

の2種類が加わったのが大きいですね。

理想的な動きになる

1ターン目

「森」をプレイ

「ぎらつかせのエルフ」をプレイ

2ターン目

「森」をプレイ

「古きクローサの力」「Embiggen」「変異原性の成長」を「ぎらつかせのエルフ」にプレイ

「11/11」になった「ぎらつかせのエルフ」でアタック

攻撃が通れば毒カウンター11個で勝ち

の2ターンキルが達成しやすくなったり・・・

与えられるダメージが1~2点くらい増えたおかげで「トランプル」の突破力が上がり

「あと1点あれば勝ててたのに・・・」

というケースが緩和されてかなり強化されました。

今回のレシピは

4 蛇皮のヴェール
3 巨森の蔦

と少し守りを意識して組んでますが、2~3ターンキルを重視した攻撃的な構築もできます。

「巨森の蔦」のような2マナの強化呪文は重いので、速度を重視するなら1マナの強化呪文を意識するといいですね。

その他の候補カード

  • 地うねり
  • 巨大化
  • 茨の盾
  • 力の印章
  • 巨大な力
  • 気宇壮大

2ターンキルを重視するなら1マナ「+4/+4」になる「地うねり」も入れるとよさげ。

2ターン目に「上陸」しながら(緑)(緑)を確保する必要があるから「森」の枚数を増やした方がいいかも。

条件を満たさないと「+2/+2」になる弱さを嫌うなら、原点に返っていつでも「+3/+3」の「巨大化」もアリ。

「稲妻」とかの3点火力を耐えるには「+2/+2」だと厳しいし、攻めと守りに安定感がある「巨大化」が欲しい場面が多くなってきたら入れ替えた方がいいかも。

「茨の盾」と「力の印章」は先置きの「巨大化」として力を溜める感じに使える。

現実的な勝ちやすさを意識するなら使えるカード。

「トランプル」による突破力を重視するなら「巨大な力」と「気宇壮大」が強い。

特に2マナ「+4/+4」「トランプル」の「気宇壮大」を1枚入れておくと決め手になりそう。

最後に

強化呪文がインフレすると一気に強くなるのが「感染」デッキの面白い所ですね。

1マナ3点火力が出ると騒がれるバーンのように、今後も1マナの強化呪文には要注目です。

ちなみに「感染」を組むなら緑単がシンプルで分かりやすいですが、「青」や「黒」をタッチすると2マナクリーチャーの質が上がったり、妨害手段などが加わって一味違った感染デッキが組めます。

緑単でベースを理解したら多色化するのも面白いと思いますよ。

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