かなり前に紹介した
が少し進歩していたのでレシピを修正しました。
候補カードなどと共にメモしておきます。
パウパー版「緑単感染」のレシピ
土地(17枚)
4 脱出トンネル
クリーチャー(16枚)
4 ラノワールの占い師
4 荒廃のマンバ
4 胆液爪のマイア
呪文(27枚)
4 Embiggen
4 古きクローサの力
4 変異原性の成長
4 蛇皮のヴェール
3 巨森の蔦
2 勇往邁進
2 渇き根
サイドボード
3 散弾の射手
3 自然の要求
2 タミヨウの保管
2 強行突破
ポイントになるカード
脱出トンネル
「(T),脱出トンネルを生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す」
「(T),脱出トンネルを生け贄に捧げる:パワーが2以下であるクリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない」
という能力を持った土地です。
最序盤の土地を安定させたり、打ち消されにくいブロック不可で攻撃のサポートもできる便利な土地です。
スムーズに攻撃を通せるか
がポイントになるこのデッキにはピッタリのカードですね。
ラノワールの占い師
コスト(緑)の「0/3」「エルフ・シャーマン」で
「ラノワールの占い師を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+3/+3の修整を受けるとともにトランプルを得る。この能力は、あなたのアップキープの間にのみ起動できる」
という能力を持ったクリーチャーです。
- パワー2までを止める壁
- 突破力のある強化手段
として序盤を支えながら決め手にもなる強さがあります。
これに除去を撃ってくれれば「感染」持ちクリーチャーが生き残りやすくなりますし、着々と勝ちの場を作る布石になるカードですね。
Embiggen
コスト(緑)のインスタントで
「ブラッシュワグ(Brushwagg)でないクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは特殊タイプやカード・タイプやサブタイプのうちそれが持つ1つにつき+1/+1の修整を受ける」
という効果を持っています。
ちょっと分かりにくい効果ですが、このデッキで使う場合は
- 「ぎらつかせのエルフ」と「胆液爪のマイア」に撃つと「+4/+4」修正
- 「荒廃のマンバ」に撃つと「+3/+3」修正
と覚えておけば問題ありません。
撃つクリーチャーによってちょっとお得になる「巨大化」ですね。
1マナ「+4/+4」が2ターンキルに役立ちます。
古きクローサの力
コスト(緑)のインスタントで
「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。あなたがこの呪文をあなたのメイン・フェイズの間に唱えた場合、代わりにそのクリーチャーはターン終了時まで+4/+4の修整を受ける」
という効果を持っています。
これも2ターンキルに役立つ1マナ「+4/+4」です。
特に難しい条件もなく「+4/+4」が達成できるのは強いですね。
蛇皮のヴェール
コスト(緑)のインスタントで
「あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。ターン終了時まで、それは呪禁を得る」
という効果を持っています。
核となる「感染」持ちクリーチャーを守りながら強化できる便利な呪文です。
いかに除去をかわすか
が大事なので4枚必須だと思います。
勇往邁進
コスト(緑)のインスタントで
以下から1つを選ぶ
・あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+2の修整を受ける
という効果を持っています。
最序盤の土地を安定させつつ、後半は強化呪文として使える便利な呪文です。
土地の引き過ぎは致命傷になるので、こういう呪文でカバーするといいですね。
渇き根
コスト(緑)のインスタントで
以下から1つを選ぶ
・あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す
・増殖を行う(望む数のパーマネントやプレイヤーを選び、その後すでにそこにあるカウンター1種類につき、そのカウンターをもう1個与える)
という効果を持っています。
最序盤の土地を安定させつつ、後半は「増殖」でサポートできる便利な呪文です。
毒カウンターを1つ増やすのがトドメになることがあったり・・・
「蛇皮のヴェール」で乗せた「+1/+1」カウンターを増やしたり・・・
地味ながら良い働きをします。
デッキの説明
以前のレシピより強化呪文が洗練された感染デッキです。
1マナで「+4/+4」修正ができる
- Embiggen
- 古きクローサの力
の2種類が加わったのが大きいですね。
理想的な動きになる
1ターン目
「森」をプレイ
「ぎらつかせのエルフ」をプレイ
2ターン目
「森」をプレイ
「古きクローサの力」「Embiggen」「変異原性の成長」を「ぎらつかせのエルフ」にプレイ
「11/11」になった「ぎらつかせのエルフ」でアタック
攻撃が通れば毒カウンター11個で勝ち
の2ターンキルが達成しやすくなったり・・・
与えられるダメージが1~2点くらい増えたおかげで「トランプル」の突破力が上がり
「あと1点あれば勝ててたのに・・・」
というケースが緩和されてかなり強化されました。
今回のレシピは
3 巨森の蔦
と少し守りを意識して組んでますが、2~3ターンキルを重視した攻撃的な構築もできます。
「巨森の蔦」のような2マナの強化呪文は重いので、速度を重視するなら1マナの強化呪文を意識するといいですね。
その他の候補カード
- 地うねり
- 巨大化
- 茨の盾
- 力の印章
- 巨大な力
- 気宇壮大
2ターンキルを重視するなら1マナ「+4/+4」になる「地うねり」も入れるとよさげ。
2ターン目に「上陸」しながら(緑)(緑)を確保する必要があるから「森」の枚数を増やした方がいいかも。
条件を満たさないと「+2/+2」になる弱さを嫌うなら、原点に返っていつでも「+3/+3」の「巨大化」もアリ。
「稲妻」とかの3点火力を耐えるには「+2/+2」だと厳しいし、攻めと守りに安定感がある「巨大化」が欲しい場面が多くなってきたら入れ替えた方がいいかも。
「茨の盾」と「力の印章」は先置きの「巨大化」として力を溜める感じに使える。
現実的な勝ちやすさを意識するなら使えるカード。
「トランプル」による突破力を重視するなら「巨大な力」と「気宇壮大」が強い。
特に2マナ「+4/+4」「トランプル」の「気宇壮大」を1枚入れておくと決め手になりそう。
最後に
強化呪文がインフレすると一気に強くなるのが「感染」デッキの面白い所ですね。
1マナ3点火力が出ると騒がれるバーンのように、今後も1マナの強化呪文には要注目です。
ちなみに「感染」を組むなら緑単がシンプルで分かりやすいですが、「青」や「黒」をタッチすると2マナクリーチャーの質が上がったり、妨害手段などが加わって一味違った感染デッキが組めます。
緑単でベースを理解したら多色化するのも面白いと思いますよ。
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