こんにちは、カズヒコです。
今回は
「パイオニア用に1つデッキを組んでおこうかな」
と思って、ちょっと使ってみたかった
を中心に組んだデッキ
パイオニア版「白単ブリンクコントロール」
を紹介します。
まずはレシピからどうぞ。
パイオニア版「白単ブリンクコントロール」のレシピ
土地(22枚)
4 不詳の安息地
2 廃墟の地
2 爆発域
クリーチャー(19枚)
4 魅力的な王子
3 回路の修理屋
3 精鋭呪文縛り
3 スカイクレイブの亡霊
2 金色の大帆船
呪文(19枚)
4 メレティス誕生
4 ドゥームスカール
2 告別
3 永遠の放浪者
2 シュタルンハイムの解放
サイドボードは未定・・・
ポイントになるカードの説明
不詳の安息地
「氷雪土地」
「(T):(◇)を加える」
「(氷)(氷)(氷):ターン終了時まで、不詳の安息地は警戒とすべてのクリーチャー・タイプを持つ4/3のクリーチャーになる。これは土地でもある。((氷)は氷雪である発生源からのマナ1点で支払える)」
という能力を持った土地です。
全体除去の影響を受けないフィニッシャーとして採用しました。
この手のミシュラランドは条件によってタップインになるものが多い中、常にアンタップインでテンポロスしない点が良いですね。
パワーが4あるのも優秀で、場をコントロールした後は速やかにゲームを終わらせてくれます。
軍備放棄
コスト(白)のソーサリーで
「マナ総量があなたのコントロールしている平地(Plains)の数以下であるクリーチャー1体を対象とする。それを追放する。それのコントローラーは3点のライフを得る」
という効果を持っています。
パイオニア環境では「流刑への道」のような使いやすい1マナ除去がまだないんですが、色々見た中ではけっこう使える除去だと思います。
白単で組んだので序盤から終盤まで腐らず使えて悪くありません。
しばらくはこのカードが1マナ除去として固定されそうです。
ドゥームスカール
コスト(3)(白)(白)のソーサリーで
「すべてのクリーチャーを破壊する」
「予顕(1)(白)(白)(あなたのターンの間、あなたは(2)を支払って、あなたの手札からこのカードを裏向きに追放してもよい。後のターンに、これの予顕コストでこれを唱えてもよい)」
という効果を持っています。
「予顕」によって3ターン目に撃てる全体除去です。
全体除去は4ターン目に撃てるものが基本なので、アグロに対して1ターン早く撃てる所は強いですね。
とりあえず2ターン目に牽制として伏せておくだけでも効果があり、序盤の動きに無駄がない点が気に入っています。
金色の大帆船
コスト(4)の「3/6」「伝説のアーティファクト・機体」で
「金色の大帆船が攻撃するたび、このターンにこれに搭乗したすべてのクリーチャーを追放する。次の終了ステップの開始時に、それらをオーナーのコントロール下でタップ状態で戦場に戻す」
「搭乗1(あなたがコントロールしている望む数のクリーチャーを、パワーの合計が1以上になるように選んでタップする:ターン終了時まで、この機体(Vehicle)はアーティファクト・クリーチャーになる)」
という能力を持っています。
出た時能力を使い回す追加カードとして採用しました。
ちょっとしたブロッカーがいると殴りにいくのが難しい小粒なクリーチャーを「3/6」の糧として使いながらブリンクできるのは相性がいいです。
中盤の動きをスムーズにする潤滑油として悪くないカードですね。
永遠の放浪者
コスト(4)(白)(白)「忠誠度5」の「伝説のプレインズウォーカー」で
「各戦闘で、2体以上のクリーチャーでは永遠の放浪者を攻撃できない」
[+1]:アーティファクトやクリーチャーのうち最大1つを対象とする。それを追放する。次のそれのオーナーの終了ステップの開始時に、そのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す
[0]:二段攻撃を持つ白の2/2の侍(Samurai)クリーチャー・トークン1体を生成する
[-4]:各プレイヤーにつきそれぞれ、そのプレイヤーがコントロールしているクリーチャー1体を選ぶ。各プレイヤーはそれぞれ、自分がコントロールしていてこれにより選ばれなかったすべてのクリーチャーを生け贄に捧げる
という能力を持っています。
- ブリンク能力
- トークン生成
- 全体除去
というコントロールデッキに欲しい能力がギュっと詰まったプレインズウォーカーです。
まずは「-4」能力で場をコントロールして・・・
残したクリーチャーを「+1」能力でブリンクしてアドを取り・・・
落ち着いたら「0」能力のトークン生成で勝ちにいく・・・
みたいな動きが基本ですね。
ブリンク好きならこのカードを中心としたデッキを考えるとワクワクすると思いますよ。
シュタルンハイムの解放
コスト(2)(白)(白)のソーサリーで
「飛行と警戒を持つ白の4/4の天使(Angel)・戦士(Warrior)クリーチャー・トークン1体を生成する。この呪文が予顕されていたなら、代わりにトークンX体を生成する」
「予顕(X)(X)(白)(あなたのターンの間、あなたは(2)を支払って、あなたの手札からこのカードを裏向きに追放してもよい。後のターンに、これの予顕コストでこれを唱えてもよい)」
という効果を持っています。
普通に使っても4マナ「4/4」「飛行」トークンを生成する悪くない性能を持ち・・・
「予顕」で使えばマナの数だけトークンを量産できるフィニッシャーになります。
2ターン目に「予顕」して「ドゥームスカール」のハッタリとして牽制しながらフィニッシャーの準備ができる所が優秀ですね。
けっこう土地が並ぶデッキなので相性が良く、使ってみると強さが分かるカードだと思います。
デッキの説明
「永遠の放浪者」のブリンク能力で「場に出た時にアドを取れるクリーチャー」を使い回すコントロールデッキです。
個人的に好きな
みたいなブリンクデッキをパイオニアで組んでみた感じですね。
ちょっとクリーチャーの質が落ちている点がパイオニアならではの欠点ではありますが、この辺は今後の新しいエキスパンションで良さそうなカードが出れば解決できると思います。
この手のブリンク系デッキが好きならサンプルとしてお試しください。
基本的な動き
白単で組んだボードコントロールデッキなので
中盤は「精鋭呪文縛り」や「スカイクレイブの亡霊」で時間を稼ぎ・・・
終盤は「永遠の放浪者」の全体除去やブリンク能力でアドを取りながら場を整え・・・
気が付いたら盤石な体制を築くのが基本的な動きになります。
全体除去として
と多めに採用しているため、序盤から「ドゥームスカール」を大雑把に使っても問題ないのが魅力ですね。
しつこく盤面を吹っ飛ばし続けて息切れさせれば
などの手札を回復させる手段が多いこちらが有利になりやすいです。
回り出すとアドを取りまくれるので
序盤を耐え抜けば楽しみが待っている
という定番のコントロールデッキの勝ちパターンを目指してください。
その他の候補カード
- 神憑く相棒
- 第三の道のロラン
- 運命的不在
- 骨化
- 太陽の勇者、エルズペス
神憑く相棒
コスト(1)(白)の「1/1」「犬」で
「神憑く相棒が戦場に出たとき、カード1枚を引く」
という能力を持ったクリーチャー・エンチャントです。
2マナ1ドローという最低限の働きをするので、アド損せず序盤を支えるカードとして使えます。
「金色の大帆船」との相性も良く、序盤の安定性を重視するなら採用が考えられるカードです。
第三の道のロラン
コスト(2)(白)の「2/1」「人間・工匠」で
「警戒」
「第三の道のロランが戦場に出たとき、アーティファクトやエンチャントのうち最大1つを対象とする。それを破壊する」
「(T):対戦相手1人を対象とする。あなたとそのプレイヤーはそれぞれカード1枚を引く」
という能力を持った伝説のクリーチャーです。
メインから採用できる置物対策として1~2枚あると便利ですね。
サイドボードと合わせて2~3枚くらいあると安心できそうです。
運命的不在
コスト(1)(白)のインスタントで
「クリーチャーやプレインズウォーカーのうち1体を対象とする。それを破壊する。それのコントローラーは調査を行う。(手掛かり(Clue)トークン1つを生成する。それは、「(2),このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである)」
という効果を持っています。
2マナでクリーチャーかプレインズウォーカーを対処できる便利な呪文です。
メインに2枚くらい採用しておくと良いかもしれません。
骨化
コスト(1)(白)のエンチャント・オーラで
「エンチャント(あなたがコントロールしている基本土地)」
「骨化が戦場に出たとき、クリーチャーやプレインズウォーカーのうち対戦相手がコントロールしている1体を対象とする。骨化が戦場を離れるまで、それを追放する」
という効果を持っています。
単色で組んだこのデッキなら基本土地が多いので無理なく使えます。
「運命的不在」と比べるとやや不安が残りますが、アドを取らせない方針ならアリだと思います。
太陽の勇者、エルズペス
コスト(4)(白)(白)「忠誠度4」の「伝説のプレインズウォーカー・エルズペス」で
[+1]:白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンを3体生成する
[-3]:パワーが4以上のクリーチャーをすべて破壊する
[-7]:あなたは「あなたがコントロールするクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに飛行を持つ。」を持つ紋章を得る
という能力を持っています。
トークン生成から全体強化までを1枚で完結しているシンプルさが最高です。
フィニッシャー枠として1枚くらい採用しておくと分かりやすい勝ちを狙えますね。
その他の候補カード(タッチ青)
コントロールらしく青をタッチした場合に使えるカードも紹介しておきます。
- 深海住まいのタッサ
- 霊気の媒介者
- 拘留代理人
- 反射魔道士
- 至高の評決
深海住まいのタッサ
コスト(3)(青)の「6/5」「神」で
「破壊不能」
「あなたの青への信心が5未満であるかぎり、深海住まいのタッサはクリーチャーではない」
「あなたの終了ステップの開始時に、他のあなたがコントロールしているクリーチャー最大1体を対象とし、それを追放する。その後、そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻す」
「(3)(青):他のクリーチャー1体を対象とし、それをタップする」
という能力を持った伝説のクリーチャー・エンチャントです。
毎ターン安定してブリンクする動きを可能にするフィニッシャーになります。
青白ブリンクとして組むなら欠かせないカードになりそうです。
霊気の媒介者
コスト(2)(青)の「2/1」「人間・ウィザード」で
霊気の媒介者が戦場に出たとき、以下から1つを選ぶ
・飛行を持つ白の1/1の鳥(Bird)クリーチャー・トークン1体を生成する
・土地でもこれでもないパーマネント1つを対象とする。それをオーナーの手札に戻す
・カード1枚を引く
という能力を持ったクリーチャーです。
使い回せば色々とアドを取れる能力がテンコ盛りですね。
盤面のコントロール要員として3枚くらいあると楽しくなりそうです。
拘留代理人
コスト(1)(白)(青)の「1/3」「ヴィダルケン・ウィザード」で
「拘留代理人が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしていて土地でないパーマネント1つを対象とする。それと、そのプレイヤーがコントロールしていてそのパーマネント同じ名前を持ち土地でない他のパーマネントすべてを、拘留代理人が戦場から離れるまで追放する」
という能力を持ったクリーチャーです。
トークン対策にもなる除去カードとして使えますね。
ブリンクと合わせれば常に1番脅威になるカードを排除できるので強力だと思います。
反射魔道士
コスト(1)(白)(青)の「2/3」「人間・ウィザード」で
「反射魔道士が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。あなたの次のターンまで、そのクリーチャーのオーナーはそれと同じ名前を持つ呪文を唱えられない」
という能力を持ったクリーチャーです。
バウンスしたクリーチャーを1ターン封じる疑似除去として使えます。
実際に使われるとヤッカイさが分かるカードですね。
至高の評決
コスト(1)(白)(白)(青)のソーサリーで
「この呪文は打ち消されない」
「すべてのクリーチャーを破壊する」
という効果を持っています。
青白で組むなら欠かせない全体除去です。
打ち消されないのでクロックパーミッション相手でも安心して撃てる点が強いですね。
環境に青絡みのデッキが多いなら青白型に組んでこのカードを採用した方がいいかもしれません。
最後に
出た時能力の使い回しが好きな方なら
パイオニア版「白単ブリンクコントロール」
はけっこうオススメです。
今回のレシピをサンプルにして使ってみたいクリーチャーをピックアップしながら色々いじると楽しいデッキができあがると思いますよ。
お好みの色をタッチしたりして自分なりのブリンクデッキを完成させてみてはいかがでしょうか。
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