【MTG】レトロな「青単メガパーミッション」の紹介 古き良きカウンター満載のコントロールデッキ【ネビニラルの円盤】

2021/12/02

デッキ紹介(ファンデッキ)

t f B! P L

※このブログではアフィリエイト広告を利用しています。


こんにちは、カズヒコです。

今回は、打ち消し呪文満載で徹底的に相手の行動を制限するデッキ

「青単メガパーミッション」

を紹介します。

このデッキは

「パーミッション(許可)」

の名の通り、相手が呪文を唱えるたびに

「これ通りますか?」

と、こちらの許可を確認する

「打ち消し呪文」

が満載のデッキです。

高速アグロのような

「攻めに特化したデッキ」

とは逆で

「受けに特化したデッキ」

ですね。

「そこまでやる?」

と言いたくなるくらい割り切った構築のトガったデッキが好きな方にはピッタリだと思います。

私が青のカウンター満載のコントロールデッキに憧れた時期に組んでみたネタ寄りのデッキを紹介するので、懐かしいカウンター満載のエグいレシピをお楽しみ頂けたら幸いです。

レトロな「青単メガパーミッション」のレシピ

土地(24枚)

12 島
4 フェアリーの集会場
4 隠れ石
4 流砂

クリーチャー(1枚)

1 虹のイフリート

呪文(35枚)

4 選択
4 ミューズの囁き

4 魔力の乱れ
4 マナ漏出
4 対抗呪文
4 禁止
4 放逐

3 洗い流し

4 ネビニラルの円盤

サイドボード

3 水流破
1 消火
1 転覆
1 洗い流し
2 袖の下
3 支配魔法
4 トーモッドの墓所

カードの説明

フェアリーの集会場

「フェアリーの集会場はタップ状態で戦場に出る」

「(T):(青)を加える」

「(1)(青):ターン終了時まで、フェアリーの集会場は飛行を持つ青の2/1のフェアリー(Faerie)・クリーチャーになる。それは土地でもある」

という能力を持った土地です。

2マナで「2/1 飛行」という青らしい優秀なクロックになるミシュラランドです。

土地を減らさずにクロックを追加できる優秀なカードですね。

普段は土地なので全体除去の被害を受けませんし、コントロールし切った後にフィニッシャーが欲しいこのデッキにピッタリな1枚です。

隠れ石

「(T):(◇)を加える」

「(6):隠れ石は、3/3のエレメンタル(Elemental)・アーティファクト・クリーチャーになる。それは土地でもある(この効果は永続する)

という能力を持った土地です。

一度クリーチャー化すればそのまま「3/3」として使えるミシュラランドの亜種です。

普段はアンタップインの無色土地としてスキがなく使えるので、コントロールデッキのフィニッシャーとして最高の1枚です。

流砂

「(T):(◇)を加える」

「(T),流砂を生け贄に捧げる:飛行を持たない攻撃しているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-1/-2の修整を受ける」

という能力を持った土地です。

クリーチャー除去が苦手な青の弱点を補ってくれる1枚です。

これが場にあればタフネス2のクリーチャーのアタックを止められるので地味ながら牽制になりますね。

虹のイフリート

コスト(3)(青)の「3/1」「イフリート」で

「飛行」

「(青)(青):虹のイフリートはフェイズ・アウトする(それがフェイズ・アウトしている間、それはそれが存在しないかのように扱う。それはあなたの次のアンタップ・ステップの間であなたがアンタップする前にフェイズ・インする)

という能力を持ったクリーチャーです。

・安定したクロック
・除去耐性

というコントロールデッキのフィニッシャーに必要な要素を持った優秀なカードです。

マナが大量にある終盤に出せば、ほぼ対処不可能なので安心感がありますね。

選択

コスト(青)のインスタントで

「占術1を行う」

「カードを1枚引く」

という効果を持っています。

インスタントタイミングでスキなくドローができる優秀な呪文です。

現代でも使われているバランスのいいドロースペルですね。

ミューズの囁き

コスト(青)のインスタントで

「バイバック(5)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(5)を支払ってもよい。そうした場合、その解決に際し、このカードをあなたの手札に加える)

「カードを1枚引く」

という効果を持っています。

序盤は1マナ1ドローで安定感を高め、終盤は毎ターン6マナで1ドローし続けられる強力な呪文です。

手札が必要なパーミッションでは重宝するカードですね。

バイバック」で回り出すと楽しくなる1枚です。

魔力の乱れ

コスト(青)のインスタントで

「呪文1つを対象とし、それを、それのコントローラーが(1)を支払わないかぎり、打ち消す」

という効果を持っています。

最序盤に活躍する1マナのカウンターです。

「1マナ足りないから打ち消し」

という絶妙な悔しさを味合わせられるちょっと快感な呪文ですね。

マナ漏出

コスト(1)(青)のインスタントで

「呪文1つを対象とする。それのコントローラーが(3)を支払わないかぎり、それを打ち消す」

という効果を持っています。

序盤から中盤に活躍する2マナのカウンターです。

1度見せれば牽制にもなりますし、強すぎず弱すぎない丁度いい調整をした打ち消し呪文ですね。

対抗呪文

コスト(青)(青)のインスタントで

「呪文1つを対象とし、それを打ち消す」

という効果を持っています。

青を代表する2マナの確定カウンターです。

2マナ立ててターンを返すだけでプレッシャーを与えられるのはこのカードのおかげです。

禁止

コスト(1)(青)(青)のインスタントで

「バイバック ― カードを2枚捨てる(あなたはこの呪文を唱えるに際し、他のコストに加えてカードを2枚捨ててもよい。そうした場合、その解決に際し、このカードをあなたの手札に加える)

「呪文1つを対象とし、それを打ち消す」

という効果を持っています。

3マナの打ち消し呪文なのでちょっと重いですが、「バイバック」で再利用可能という強さを持っています。

終盤に手札で腐っている「魔力の乱れ」や「マナ漏出」をバイバックコストにすると強力ですね。

放逐

コスト(2)(青)(青)のインスタントで

「呪文1つを対象とし、それを打ち消す」

「カードを1枚引く」

という効果を持っています。

4マナと重いですが1ドロー付きのカウンターです。

手札を減らさないので中盤以降の息切れを多少緩和できる優秀な呪文ですね。

洗い流し

コスト(3)(青)のソーサリーで

「あなたが選んだ1色の色のすべてのパーマネントを、オーナーの手札に戻す」

という効果を持っています。

1色のみとはいえ青らしくパーマネントを豪快にバウンスする呪文です。

場に出たパーマネントに無力な欠点をちょっと補ってくれますね。

延命手段として悪くない呪文だと思います。

ネビニラルの円盤

コスト(4)のアーティファクトで

「ネビニラルの円盤はタップ状態で戦場に出る」

「(1),(T):アーティファクトとクリーチャーとエンチャントをすべて破壊する」

という効果を持っています。

どの色でも使える全体除去として20年くらい前は幅を利かせていたカードですね。

1ターン遅くなりますが、青が苦手とする置物ごとリセットできるのはありがたいです。

能力の起動に自身の生け贄を必要としないので「破壊不能」や「バウンス」などで使い回す動きも可能です。

デッキの説明

青のカウンターを

「これでもか!」

と詰め込んだ

「メガパーミッション」

です。

遥か昔に


といった青単で組むカウンター満載のデッキに憧れた時期があり、組んで満足したのかずっとストレージに眠っていたデッキを発掘したので紹介することにしました。

デッキの構成としては

・ユーロブルー

をメインに

・ドローゴー
・オプトブルー

の使えそうなカードを寄せ集めて良いとこ取りをした感じですね。

普段はアグロ好きなんですが、一貫性のあるトガったデッキが好きなので、徹底的に受けを重視したこれらのデッキも好きです。

青らしく振り切ったシンプルなレシピに仕上がっていてカッコイイデッキだと思います。

参考にした上記のデッキは

「カウンターを重視したパーミッションの基本となるレシピ」

なので、もし青のカウンター大好きな方はこれらのレシピがヒントになるかもしれません。

今だと「青単」では除去の弱さが目立つので「青白」や「青黒」にする方がいいかもしれませんけどね。


今回紹介したレシピは、一応レガシーのデッキという分類になるんですが、ガチで組むなら必須の


はちょっと高かったので断念しています。

憧れたとは言ってもネタデッキとして組んだので最低限の出費に抑えた感じですね。

もしレガシーでガチのメガパーミッションを組むならこの2枚は入れた方がいいですよ。

基本的な動き

ひたすら受けに回るのが基本になります。

序盤は

・魔力の乱れ
・マナ漏出

といった条件付きカウンターで的確に邪魔をし、中盤以降は

・対抗呪文
・禁止
・放逐

で的確に脅威を排除します。

もし場に出てしまったパーマネントがあれば

・洗い流し
・ネビニラルの円盤

で対処して万全な体制を築きます。

相手の動きをすべてシャットアウトして息切れさせるのが理想ですね。

ある程度コントロールし切ったら

・虹のイフリート
・フェアリーの集会場
・隠れ石

でゲームを終わらせればOKです。

フィニッシャーが動きを邪魔しない土地なので、基本的には相手のコントロールに集中できるシンプルさが魅力のデッキですね。

サイドボードの説明

3 水流破
1 消火
1 転覆
1 洗い流し
2 袖の下
3 支配魔法
4 トーモッドの墓所

水流破

コスト(青)のインスタントで

以下から1つを選ぶ

・呪文1つを対象とし、その色が赤である場合、それを打ち消す

・パーマネント1つを対象とし、その色が赤である場合、それを破壊する

という効果を持っています。

バーンなど、赤への対抗手段です。

火力によって意外と早く削られるので的確に対処できるように採用しています。

消火

コスト(2)(青)のエンチャントで

「(1)(青):赤の呪文1つを対象とし、それを打ち消す」

という効果を持っています。

赤への対策を万全にしてくれる1枚です。

赤単相手に設置できればほぼ勝ちですね。

転覆

コスト(1)(青)(青)のインスタントで

「バイバック(3)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(3)を支払ってもよい。そうした場合、その解決に際し、このカードをあなたの手札に加える)

「パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す」

という効果を持っています。

ヤッカイなパーマネントの対処が必要な時に入れます。

場合によっては「ネビニラルの円盤」を再利用する動きも可能になりコントロール力がちょっと増しますね。

洗い流し

展開の早い相手に追加で採用します。

袖の下

コスト(3)(青)(青)のソーサリーで

「対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーから、クリーチャー・カード1枚を探し、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。その後そのプレイヤーはライブラリーを切り直す」

という効果を持っています。

6マナ以上のフィニッシャーで勝負を決めるコントロール相手に効果的な呪文です。

5マナで勝負を決められるかもしれない動きが強烈ですね。

支配魔法

コスト(2)(青)(青)のオーラで

「エンチャント(クリーチャー)」

「あなたは、エンチャントされているクリーチャーをコントロールする」

という効果を持っています。

シンプルにクリーチャーを奪い、相手の力を利用できる強さがあります。

疑似的な除去でもあり、相手によっては決め手になるカードですね。

トーモッドの墓所

コスト(0)のアーティファクトで

「(T),トーモッドの墓所を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの墓地からカードをすべて追放する」

という効果を持っています。

シンプルな墓地対策ですね。

動きを邪魔せず使えるのでこのデッキにはピッタリだと思います。

現代版として組む時の候補カード

現代版として「青単メガパーミッション」を組むなら使えるカードもサラッと紹介しておきます。

・ガーゴイルの城
・幽霊街
・廃墟の地

・払拭
・否認
・大魔導師の魔除け
・謎めいた命令
・否定の力

・壊滅的大潮
・青の太陽の頂点

・広がりゆく海

・ヴィダルケンの枷
・漸増爆弾

ガーゴイルの城

「(T):(◇)を加える」

「(5),(T),ガーゴイルの城を生け贄に捧げる:飛行を持つ無色の3/4のガーゴイル(Gargoyle)・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する」

という能力を持った土地です。

「隠れ石」の亜種として使えるカードです。

幽霊街

「(T):(◇)を加える」

「(T),幽霊街を生け贄に捧げる:土地1つを対象とし、それを破壊する。それのコントローラーは「自分のライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それを戦場に出し、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい」

という能力を持った土地です。

モダンで組むなら「不毛の大地」の代わりの土地対策として使えますね。

廃墟の地

「(T):(◇)を加える」

「(2),(T),廃墟の地を生け贄に捧げる:対戦相手がコントロールしていて基本でない土地1つを対象とする。それを破壊する。各プレイヤーはそれぞれ、自分のライブラリーから基本土地カード1枚を探し、戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す」

という能力を持った土地です。

これもモダンで組むなら特殊土地対策として使えるカードです。

払拭

コスト(青)のインスタントで

「インスタント呪文1つを対象とし、それを打ち消す」

という効果を持っています。

インスタント限定にはなりますが、終盤まで腐らない1マナカウンターとして使えますね。

否認

コスト(1)(青)のインスタントで

「クリーチャーでない呪文1つを対象とし、それを打ち消す」

という効果を持っています。

これも終盤まで腐らず使える2マナカウンターとして候補になるカードです。

大魔導師の魔除け

コスト(青)(青)(青)のインスタントで

以下から1つを選ぶ

・呪文1つを対象とする。それを打ち消す

・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカード2枚を引く

・マナ総量が1以下で土地でないパーマネント1つを対象とし、それのコントロールを得る

という効果を持っています。

青単なら負担なく使える強力な3マナカウンターです。

状況によって広く使えるので現代ならこちらがいいですね。

謎めいた命令

コスト(1)(青)(青)(青)のインスタントで

以下から2つを選ぶ

・呪文1つを対象とし、それを打ち消す

・パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す

・あなたの対戦相手がコントロールするすべてのクリーチャーをタップする

・カードを1枚引く

という効果を持っています。

「放逐」の上位互換として入れ替えが考えられるカードです。

若干色拘束が強いとはいえ、4マナ呪文のインフレを感じさせてくれる1枚ですね。

否定の力

コスト(1)(青)(青)のインスタントで

「あなたのターンでないなら、あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札から青のカード1枚を追放してもよい」

「クリーチャーでない呪文1つを対象とし、それを打ち消す。これによりその呪文が打ち消されたなら、それをオーナーの墓地に置く代わりに追放する」

という効果を持っています。

ピッチで撃てるのでコンボに対して強力になりますね。

ガチで組むならほぼ必須になるカウンターだと思います。

壊滅的大潮

コスト(3)(青)(青)のソーサリーで

「すべての土地でないパーマネントをオーナーの手札に戻す」

「奇跡(1)(青)(あなたがこのカードを引いたとき、これがこのターンに最初に引いたカードだった場合、あなたはこれの奇跡コストを支払うことでこれを唱えてもよい)

という効果を持っています。

「洗い流し」の上位互換のように使える豪快なバウンス呪文です。

「奇跡」で使えば2マナでリセットできる強さが良いですね。

青の太陽の頂点

コスト(X)(青)(青)(青)のインスタントで

「プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードをX枚引く。青の太陽の頂点をオーナーのライブラリーに加えて切り直す」

という効果を持っています。

何度も使えるドローとして1枚入れておくと後半に大きなアドを取れますね。

広がりゆく海

コスト(1)(青)のオーラで

「エンチャント(土地)」

「広がりゆく海が戦場に出たとき、カードを1枚引く」

「エンチャントされている土地は島(Island)である」

という効果を持っています。

相手の色マナを縛りながら1ドローできる強力な2マナ呪文です。

コントロールのドロー枠をコレに変えるのは意外と有効な構築になりますね。

ヴィダルケンの枷

コスト(3)のアーティファクトで

「あなたは、あなたのアンタップ・ステップにヴィダルケンの枷をアンタップしないことを選んでもよい」

「(2),(T):あなたがコントロールする島(Island)の数以下のパワーを持つクリーチャー1体を対象とする。ヴィダルケンの枷がタップ状態であり続けるかぎり、そのクリーチャーのコントロールを得る」

という効果を持っています。

「島」が自然と並ぶ青単ならではのクリーチャーを奪う手段です。

後半になればほとんどのクリーチャーを奪えるので強力なフィニッシャーにもなるカードですね。

漸増爆弾

コスト(2)のアーティファクトで

「(T):漸増爆弾の上に蓄積(charge)カウンターを1個置く」

「(T),漸増爆弾を生け贄に捧げる:マナ総量が漸増爆弾の上に置かれていた蓄積カウンターの数に等しい、土地でない各パーマネントを破壊する」

という効果を持っています。

火薬樽」の亜種として使えるカードです。

コストの低いパーマネントの牽制に使えるので2枚くらいあると便利ですね。

最後に

MTG史上、最もトガったコントロールデッキと言っても過言ではない

レトロな「青単メガパーミッション」

を紹介してみました。

青のカウンター満載でコントロール大好きな人にピッタリなデッキですね。

現代でも組めなくはないので、ガッツリとカウンターでコントロールするデッキがお好きなら組んでみてください。

今はフェッチランドやショックランドのおかげで色マナの安定感が高くなっているので、青単にこだわらず2~3色で組むと楽しいかもしれませんよ。

ちょっとした参考レシピとして下記リンクの記事もどうぞ。




スポンサーリンク

検索

スポンサーリンク

QooQ