ティム能力は「接死」と組み合わせる「接死砲台」が好きなカズヒコです、こんにちは。
今回は、Pauperのタフネス1対策として有効な
「1点ダメージを飛ばすティム能力持ちカード」
を紹介します。
基本となる1マナのクリーチャーをメインに、他にも使えそうなカードをいくつかピックアップしました。
タップで1点を飛ばすティム能力だけじゃなく、場に出た時に1点を与えるクリーチャーも紹介するのでタフネス1対策として活用してください。
1点を飛ばす能力持ちクリーチャー 1マナ編
まずは1ターン目に展開できてタフネス1へのけん制になるクリーチャーから。
・モグの狂信者
・狂信的扇動者
・クリスの魔道士
・農芸師ギルドの魔道士
・散弾の射手
・煙霧吐き
・祭影師ギルドの魔道士
・アイケイシアの投槍兵
モグの狂信者
コスト(赤)の「1/1」「ゴブリン」で
「モグの狂信者を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。モグの狂信者はそれに1点のダメージを与える」
という能力を持ったクリーチャーです。
シンプルな1マナ1点火力として使えます。
1ターン目に出せると「秘密を掘り下げる者」のようなクリーチャーの牽制になりますね。
狂信的扇動者
コスト(赤)の「1/1」「ゴブリン・海賊」で
「速攻」「(T),狂信的扇動者を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。これはそれに1点のダメージを与える」
という能力を持ったクリーチャーです。
「モグの狂信者」と違って、アタックなどでタップしてしまうと能力が使えない欠点があります。
ただ、殴ることがメインのデッキなら1マナ「1/1 速攻」が活きるので、デッキによって使い分けてください。
クリスの魔道士
コスト(赤)の「1/1」「人間・スペルシェイパー」で
「(赤),(T),カードを1枚捨てる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。クリスの魔道士は、それに1点のダメージを与える」
という能力を持ったクリーチャーです。
・赤1マナ
・タップ
・手札1枚
を必要とするティム能力持ちクリーチャーです。
手札を墓地に落としたいデッキでのタフネス1対策として使えるかもしれません。
農芸師ギルドの魔道士
コスト(緑)の「1/1」「人間・ウィザード」で
「(赤),(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。農芸師ギルドの魔道士はそれに1点のダメージを与え、あなたに1点のダメージを与える」「(白),(T):クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは先制攻撃を得る」
という能力を持ったクリーチャーです。
赤1マナを必要とし、こちらも1点のダメージを食らいますが毎ターン1点を飛ばすことができます。
これが場にいれば相手はタフネス1のクリーチャーを出しにくくなりますし、白をタッチすれば先制攻撃の付与もできるので、ナヤカラーでは大活躍しますね。
散弾の射手
コスト(緑)の「1/2」「エルフ・射手」で
「(T):散弾の射手は、飛行を持つ各クリーチャーにそれぞれ1点のダメージを与える」
という能力を持ったクリーチャーです。
すべての飛行持ちクリーチャーに1点を飛ばすティム能力なので、タフネス1の飛行対策にはこれ以上ない最強カードです。
「金切るときの声」のような呪文を使って飛行トークンを大量に生み出すデッキには刺さりますね。
緑らしい飛行対策カードとしてサイドボードでお使いください。
煙霧吐き
コスト(黒)の「1/1」「ファイレクシアン・ホラー」で
「煙霧吐きを生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それの上に-1/-1カウンターを1個置く」
という能力を持ったクリーチャーです。
ダメージ能力ではありませんが、タフネス1対策として有効な1枚です。
出したターンに使えますし「-1/-1」カウンターという形で爪痕を残せるので、タフネス1がいなくても腐らない所が優秀ですね。
祭影師ギルドの魔道士
コスト(黒)の「1/1」「人間・ウィザード」で
「(青),(T):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番上に置く」「(赤),(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。祭影師ギルドの魔道士はそれに1点のダメージを与え、あなたに1点のダメージを与える」
という能力を持ったクリーチャーです。
赤1マナを必要とし、こちらも1点ダメージを食らいますが毎ターン1点を飛ばせます。
青をタッチすればクリーチャーを除去から守ったり、使い回したりできて強力です。
グリクシスカラーではかなり有能な1マナクリーチャーになりますね。
アイケイシアの投槍兵
コスト(白)の「1/1」「人間・兵士」で
「アイケイシアの投槍兵はその上に投槍(javelin)カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る」「(T),アイケイシアの投槍兵から投槍カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。これはそれに1点のダメージを与える」
という能力を持ったクリーチャーです。
1回限りのティム能力ですが、そもそもそんなに何回も使う能力でもないので充分な役目を果たしてくれます。
「コーの空漁師」などで再利用もできますし、白ウィニーなどの1ターン目に出せると相手の展開を遅らせることができる有能な1枚です。
1点ダメージを飛ばす能力持ちクリーチャー 2マナ編
・投火師
・火花魔道士の弟子
・火花鍛冶
・クォムバッジの魔女
・カミソリひれのハンター
投火師
コスト(1)(赤)の「1/1」「人間・ウィザード」で
「(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。投火師はそれに1点のダメージを与え、あなたに1点のダメージを与える」
という能力を持ったクリーチャーです。
ティム能力にこちらも1点のダメージを食らうデメリットが付いてますが、基本となる「放蕩魔術師(ティム)」より1マナ軽くなっているメリットがあります。
この手の能力持ちは早めに出せると有効なので2マナというメリットが活きますね。
序盤の牽制としては有効な1枚だと思います。
火花魔道士の弟子
コスト(1)(赤)の「1/1」「人間・ウィザード」で
「火花魔道士の弟子が戦場に出たとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火花魔道士の弟子はそれに1点のダメージを与える」
という能力を持ったクリーチャーです。
シンプルに場に出た時に1点を飛ばせるので確実に仕事をこなせます。
無限ブリンクなどでの無限ダメージも狙えますし、構築次第ではタフネス1の牽制だけでなくコンボパーツにもなりますね。
火花鍛冶
コスト(1)(赤)の「1/1」「ゴブリン」で
「(T):クリーチャー1体を対象とする。火花鍛冶は、それとあなたにX点のダメージを与える。Xは、戦場に出ているゴブリン(Goblin)の数に等しい」
という能力を持ったクリーチャーです。
クリーチャー限定ですがゴブリンの数だけダメージを与えることができます。
こちらも同数のダメージを食らうので何度も使うのは危険です。
でも、ゴブリンデッキにとって厄介なタフネス4以上のクリーチャーも除去できたりするので優秀な1枚です。
ここぞという場面で使うといいですね。
クォムバッジの魔女
コスト(黒)(黒)の「1/3」「人間・ウィザード」で
「(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。クォムバッジの魔女はそれに1点のダメージを与える。対戦相手1人が選んだクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。クォムバッジの魔女はそれに1点のダメージを与える」
という能力を持ったクリーチャーです。
相手にもティム能力を与えるティム能力です。
こちらにタフネス1のクリーチャーがいるとデメリットになりますが、気を付けて構築すれば大丈夫です。
「1/3」というサイズが優秀で、2ターン目に出せるとパワー2までのクリーチャーを止めながらタフネス1対策もできるので強力です。
「黒単コントロール」で活躍していますが、黒が濃い多色デッキなら候補に入る2マナクリーチャーですね。
カミソリひれのハンター
コスト(青)(赤)の「1/1」「マーフォーク・ゴブリン」で
「(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。カミソリひれのハンターは、それに1点のダメージを与える」
という能力を持ったクリーチャーです。
青赤と色が限定されますが、2マナのシンプルなティムです。
デメリットがないので赤青のデッキでティムを採用するならコレですね。
1点を飛ばす能力持ちクリーチャー 3マナ編
・放蕩紅蓮術士
・ヴァルショクの魔術師
・火膨れ杖のシャーマン
・放蕩魔術師
・ソーンウィンド・フェアリー
・ヴェク追われの盲信者
放蕩紅蓮術士
コスト(2)(赤)の「1/1」「人間・ウィザード」で
「(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。放蕩紅蓮術士はそれに1点のダメージを与える」
という能力を持ったクリーチャーです。
元祖ティムが赤になりました。
軽さより安定したティム能力を重視するなら使える1枚ですね。
ヴァルショクの魔術師
コスト(1)(赤)(赤)の「1/1」「人間・シャーマン」で
「速攻」「(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ヴァルショクの魔術師はそれに1点のダメージを与える」
という能力を持ったクリーチャーです。
コストで赤が濃くなった代わりに「速攻」を持ったティムです。
場に出た段階で1点は飛ばせるので、除去を撃たれても最低限の仕事はできる優秀なクリーチャーですね。
火膨れ杖のシャーマン
コスト(2)(赤)の「2/1」「ゴブリン・シャーマン」で
「火膨れ杖のシャーマンが戦場に出たとき、クリーチャー1体かプレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。火膨れ杖のシャーマンはそれに1点のダメージを与える」
という能力を持ったクリーチャーです。
3マナになってパワーが2になった「火花魔道士の弟子」です。
構築ではあまり使われないかもしれませんが、コンボパーツとしてはスペックが悪くなく、何かに使えるかもしれません。
放蕩魔術師
コスト(2)(青)の「1/1」「人間・ウィザード」で
「(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。放蕩魔術師はそれに1点のダメージを与える」
という能力を持ったクリーチャーです。
ティムというのはこのカードの愛称で、1点を飛ばす能力の基礎になっているカードです。
これを基準にティム能力の亜種が作られているので、このカードよりメリットがあるカードを基準に採用するのが一般的ですね。
3マナという重さが気にならず、一番シンプルにティム能力を採用するならコレを使えばOKです。
ソーンウィンド・フェアリー
コスト(1)(青)(青)の「1/1」「フェアリー」で
「飛行」「(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ソーンウィンド・フェアリーはそれに1点のダメージを与える」
という能力を持ったクリーチャーです。
コストで青が濃くなった代わりに「飛行」を持ったティムです。
「飛行」があまりメリットになっていませんが、フェアリーという利点を活かしてフェアリーデッキで使えるかもしれません。
ヴェク追われの盲信者
コスト(2)(白)の「1/1」「人間・レベル」で
「シャドー」「ヴェク追われの盲信者が攻撃してブロックされないたび、あなたはクリーチャー1体を対象とし、これはそれに1点のダメージを与えることを選んでもよい。そうした場合、このターンヴェク追われの盲信者が与えるすべての戦闘ダメージを軽減する」
という能力を持ったクリーチャーです。
ブロックされなかった時に戦闘ダメージを軽減する代わりに1点をクリーチャーへ飛ばせる能力を持っています。
ティム能力とはちょっと違いますが、用途としては同じなので載せてみました。
「レベル」で1~2枚採用されている変則ティムですが、「シャドー」という点を活かし、普通にアタッカーとして使うというのもあるかもしれません。
~おまけ~ その他のティム能力持ちカード
・ヴィーアシーノの牙尾
・炎の鞭
・火の力
・秘儀の教示
・霊力
・錬金術の研究
・ヴィリジアンの長弓
ヴィーアシーノの牙尾
コスト(2)(赤)(赤)の「3/3」「ヴィーアシーノ・戦士」で
「(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ヴィーアシーノの牙尾はそれに1点のダメージを与える」
という能力を持ったクリーチャーです。
4マナ「3/3」という悪くないサイズにティム能力を持ったクリーチャーです。
構築では出番がないかもしれませんが、もしかしたらワンチャンあるかと思って紹介しました。
炎の鞭
コスト(1)(赤)のオーラで
「エンチャント(あなたがコントロールするクリーチャー)」「エンチャントされているクリーチャーは「(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーはそれに1点のダメージを与える。」を持つ」「炎の鞭を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。炎の鞭はそれに1点のダメージを与える」
という効果を持っています。
ティム能力を付与するオーラです。
生け贄でも1点を飛ばせるので1度エンチャントできれば腐ることがありません。
ティム能力を付与するコンボなどあったら採用してください。
火の力
コスト(1)(赤)のオーラで
「エンチャント(クリーチャー)」「エンチャントされているクリーチャーは「(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーはそれに1点のダメージを与える。」を持つ」
という効果を持っています。
「炎の鞭」の下位互換です。
もし赤でティム能力付与を8枚体制で使いたい場合のために紹介しました。
秘儀の教示
コスト(2)(赤)のオーラで
「エンチャント(クリーチャー)」「エンチャントされているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに「(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーは、それに1点のダメージを与える。」を持つ」
という効果を持っています。
クリーチャー強化にティム能力が付いた3マナオーラです。
ちょっと使えそうなので紹介しました。
霊力、錬金術の研究
コスト(1)(青)のオーラで
「エンチャント(クリーチャー)」「エンチャントされているクリーチャーは「(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーは、それに1点のダメージを与える。」を持つ」
という効果を持っています。
シンプルなティム能力付与のオーラです。
「霊力」と「錬金術の研究」の8枚体制で使えるので、何かしらのコンボがあったらお使いください。
ヴィリジアンの長弓
コスト(1)のアーティファクト・装備品で
「装備しているクリーチャーは「(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーは、それに1点のダメージを与える。」を持つ」「装備(3)」
という効果を持っています。
ティム能力を付与する装備品です。
オーラと違ってクリーチャーが除去されても場に残るメリットがあります。
装備コストが3と重いですが、元祖ティムが3マナと考えれば妥当なコストだと思います。
「粗石の魔道士」からサーチできるので1枚だけ採用して「接死」持ちクリーチャーと組み合わせたりすると強力です。
サンプルデッキとして私が組んだ「青黒接死砲台」のリンクを貼っておきます。
最後に
Pauperでタフネス1への牽制として有効なティム能力持ちカードを紹介してみました。
色々紹介しましたが、基本は1~2マナのティム能力持ちクリーチャーを採用すればOKです。
今組んでいるデッキの1~2マナ枠のクリーチャーと入れ替えるだけでタフネス1対策は完了ですから。
タフネス1の厄介なクリーチャーが増えてきたらお好みで採用してください。
最後に、ティム能力に特化したコントロールデッキもあるのでその紹介記事へのリンクを貼って終わります。
意外と使えるティム能力を有効に活用してPauperを楽しみましょう。
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