【MTG】モダンのファンデッキ「クラゲタルの再誕」の紹介 懐かしのクラゲタルをモダンで!【セドラクシスの錬金術師】

2021/08/28

デッキ紹介(モダン)

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ミラージュブロックの頃のデッキが好きなカズヒコです、こんにちは。

今回は、完全趣味のウルトラカジュアルファンデッキ

「クラゲタルの再誕」

を紹介します。

このデッキは、遥か昔にちょっと流行った「クラゲタル」をモダンで再現したファンデッキです。

私と同じ時期にMTGをやっていた方にならちょっと懐かしい気持ちになってもらえると思います。

現代に蘇えらせた「クラゲタル」をモダンでお楽しみください。

モダン版「クラゲタルの再誕」のレシピ

土地(16枚)

8 沼
4 島
4 広漠なる変幻地

クリーチャー(28枚)

4 煙霧吐き
4 潮の虚ろの大梟
4 エスパーの嵐刃
4 グリクシスの邪刃
4 ディミーアの巾着切り
4 セドラクシスの錬金術師
4 ネクラタル

呪文(16枚)

4 強迫
4 喉首狙い

2 謎の仮面

4 霧脈の境界石
2 原霧の境界石

カードの紹介

煙霧吐き

コスト(黒)の「1/1」「ファイレクシアン・ホラー」で

「煙霧吐きを生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それの上に-1/-1カウンターを1個置く」

という能力を持ったクリーチャーです。

タフネス1のクリーチャーへの牽制として採用しています。

「-1/-1」カウンターなので腐らない点が優秀ですね。

ただ、モダンではカードパワーが低い点と、そこまで役に立つ場面がない感じがあるのでガチで組む場合は入れ替え枠になります。

潮の虚ろの大梟

コスト(青)(黒)の「2/1」「鳥」で

「飛行」「接死」

という能力を持ったアーティファクトクリーチャーです。

2マナにしては悪くない性能のクリーチャーです。

アタッカーとしてもブロッカーとしても「接死」が地味ながら優秀な活躍をしますね。

エスパーの嵐刃

コスト(白/黒)(青)の「2/1」「ヴィダルケン・ウィザード」で

「あなたが他の多色のパーマネントをコントロールしているかぎり、エスパーの嵐刃は+1/+1の修整を受けるとともに飛行を持つ」

という能力を持ったアーティファクトクリーチャーです。

「アラーラの再誕」で登場した「刃サイクル」と呼ばれるクリーチャーで、条件を達成すれば2マナ「3/2 飛行」というフィニッシャーになるスペックを持っています。

このデッキでは「霧脈の境界石」のような「多色のパーマネント」を多く採用しているので安定した強さを発揮します。

グリクシスの邪刃

コスト(青/赤)(黒)の「2/1」「ゾンビ・戦士」で

「あなたが他の多色のパーマネントをコントロールしているかぎり、グリクシスの邪刃は+1/+1の修整を受けるとともに接死を持つ」

という能力を持ったクリーチャーです。

こちらは2マナ「3/2 接死」というスペックになる刃サイクルです。

2マナでパワー3は充分なスペックですし、「接死」によって突破力もあるので侮れないクリーチャーです。

ディミーアの巾着切り

コスト(1)(青)(黒)の「2/2」「スピリット」で

「ディミーアの巾着切りがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカードを1枚捨て、あなたはカードを1枚引く」

という能力を持ったクリーチャーです。

攻撃さえ通ればアドバンテージがすさまじいクリーチャーです。

ずっと使いたかったカードなんですが、イマイチ弱くてお蔵入りしていたのをファンデッキで採用してみました。

優位な場をより有利にするカードなので、押してる時には大活躍しますね。

セドラクシスの錬金術師

コスト(2)(黒)の「2/2」「ゾンビ・ウィザード」で

「セドラクシスの錬金術師が戦場に出たとき、あなたが青のパーマネントをコントロールしている場合、土地でないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す」

という能力を持ったクリーチャーです。

このデッキを組むキッカケになったクリーチャーです。

とりあえず何でもいいからカードが欲しくて買った

「カード4000枚詰め合わせ 2000円」

という処分品の中に入っていたゴミ同然に扱われている値段も付かないコモンだったんですが、条件を達成すれば土地以外を戻せる強化版「大クラゲ」になるので、

「モダンでクラゲタルみたいなデッキが組めるかも」

ってワクワクしたカードでした。

クリーチャーを展開しながら相手のテンポを阻害する動きが好きならけっこう使えると思います。

現代らしくちょっと強く進化したクラゲタルにピッタリの1枚ですね。

ネクラタル

コスト(2)(黒)(黒)の「2/1」「人間・暗殺者」で

「先制攻撃」

「ネクラタルが戦場に出たとき、アーティファクトでも黒でもないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない」

という能力を持ったクリーチャーです。

「2/1 先制攻撃」

を場に残しながら相手クリーチャーを除去できる強力なクリーチャーです。

中学生だった頃、赤緑速攻デッキを使っていた私にとってはこいつがメッチャ厄介だったんですよね。

あまりの強さに

「自分も使ってみたい」

と憧れたけどパックから2枚しか引けずに断念したカードです。

大人になった今、ようやくシングル買いをして憧れを実現しました。

時代遅れ感があるのは否めませんが、相手によっては刺さるカードなので悪くないと思います。

強迫

コスト(黒)のソーサリーで

「対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の手札を公開する。あなたはその中からクリーチャーでも土地でもないカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーは、そのカードを捨てる」

という効果を持っています。

1マナの手札破壊ですね。

このデッキではクリーチャーよりも除去やプレインズウォーカーを抜く方が多いので充分な働きをしてくれます。

前のめり過ぎてもダメだと思い、ちょっとだけ防御をするために採用したカードです。

喉首狙い

コスト(1)(黒)のインスタントで

「アーティファクトでないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する」

という効果を持っています。

ネクラタル」で対処できない黒のクリーチャーを対処できる除去です。

2マナ除去の中では悪くない性能なので採用しています。

謎の仮面

コスト(青)(黒)のアーティファクト・装備品で

「装備しているクリーチャーは畏怖を持つ(それは黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない)

「装備しているクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい」

「装備(2)」

という効果を持っています。

これも「4000枚詰め合わせ」に入っていた値段も付かないカードです。

普通なら弱すぎて素通りするカードですね。

でも、当時の私はドロー能力が好きだったのもあってちょっと気に入っていました。

いつか使ってみたいカードだったのもあり、

ディミーアの巾着切りと組み合わせたらちょっと強いかも」

と思ったのをキッカケに採用してみました。

このデッキでは多色である点が地味に優秀ですし、ドローと回避能力の付与も悪くなく、そこまで使えないカードってわけでもありません。

まぁ趣味枠ではあるのでガチで組むなら入れ替え枠になりますけどね。

霧脈の境界石

コスト(1)(青)(黒)のアーティファクトで

「あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、(1)を支払うとともにあなたがコントロールする基本土地1つをオーナーの手札に戻してもよい」

「霧脈の境界石はタップ状態で戦場に出る」

「(T):(青)か(黒)を加える」

という効果を持っています。

タップインランドのように使えるアーティファクトです。

自然な形で多色のパーマネントが場に残るので「刃サイクル」の助けになります。

1ターン目にこれを出し、2ターン目に「刃サイクル」を出せば早々に条件達成でかなり強い動きになりますね。

原霧の境界石

コスト(1)(白)(青)のアーティファクトで

「あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、(1)を支払うとともにあなたがコントロールする基本土地1つをオーナーの手札に戻してもよい」

「原霧の境界石はタップ状態で戦場に出る」

「(T):(白)か(青)を加える」

という効果を持っています。

青白版の境界石です。

「霧脈の境界石」4枚だとちょっと足りないので追加で2枚だけ採用しました。

デッキの説明

ミラージュブロックの頃にちょっと流行った「クラゲタル」をモダンで再現したデッキです。

「クラゲタル」

というのは


という

「場に出た時にクリーチャーをバウンスしたり除去したりする能力を持ったクリーチャー」

で相手の邪魔をしながら、自分はテンポよく展開して殴っていくデッキです。

マナカーブ通りに

3ターン目「大クラゲ」

4ターン目「ネクラタル」

と展開して相手のテンポを阻害するだけでも強いんですが、

「大クラゲ」のバウンス能力を「ネクラタル」に使って除去能力を使い回すコンボ

が強力だったのもあり、デッキの中心として活躍したこの2枚の名前を混ぜて

「クラゲタル」

と呼ばれていました。

ドラゴンボールのフュージョンやポタラで合体した時に名前を混ぜる感じと同じですね。


このデッキでは「セドラクシスの錬金術師」が「大クラゲ」の代わりを果たし、「ネクラタル」と合わせて懐かしの「クラゲタル」が蘇りました。

「セドラクシスの錬金術師」の能力を活用するには「青のパーマネント」が必要なので、自然な形で青のパーマネントを並べられる「境界石」を採用し、それと相性のいい「刃サイクル」を組み合わせることで1つの形になりました。

ミラージュブロックで組んでいたデッキより2マナ域がパワフルになって強力になりましたね。

まぁ現代ではそれでも通用しないくらい弱いですけど・・・


ちなみに、デッキ名の「クラゲタルの再誕」というのは、

クラゲタルが「再誕」したこと

だけじゃなく

「境界石」と「刃サイクル」という「アラーラの再誕」を象徴するカードを使ったこと

で「再誕」というワードが被っているのを掛けた寒い名前です。

デッキ名で使っているカードがなんとなく分かる点だけ評価してください。

基本的な動き

動きとしては普通のビートダウンと同じでマナカーブ通りに展開していくだけです。

3ターン目以降は

・セドラクシスの錬金術師
・ネクラタル

の能力で相手のパーマネントをバウンスしたり除去したりしてテンポを阻害する形で優位な場を作って殴り切ります。


理想的な動きとしては・・・

1ターン目

「沼」セット、「沼」を手札に戻して1マナで「霧脈の境界石」をプレイ

2ターン目

「沼」セット、「エスパーの嵐刃」をプレイ(3/2 飛行)

3ターン目

「島」セット、「セドラクシスの錬金術師」をプレイ、相手の邪魔なパーマネントをバウンス

「エスパーの嵐刃」でアタック(計3点)

4ターン目

「沼」セット、「ネクラタル」をプレイ、相手のクリーチャーを除去

「エスパーの嵐刃」と「セドラクシスの錬金術師」でアタック(計8点)・・・


という感じでこちらはクリーチャーを並べつつ、相手のパーマネントに干渉しながら殴っていく動きです。

テンポで差をつける動きが基本ですね。

上手く回ると「エスパーの嵐刃」が「秘密を掘り下げる者」がすぐ裏返った時のような活躍をしてあっという間に殴り切れます。


1ターンに1枚くらいしか展開しない重めのデッキとは相性がよく、クラゲタルのバウンスと除去でこちらだけクリーチャーが並んで一方的に殴り切れたりしますね。

その反面、数が並ぶ軽いアグロ(「ナヤzoo」とか)とは相性がメチャクチャ悪いです。

1対1交換では間に合いませんし、クラゲタルのサイズが3~4マナとは思えないほど貧弱なのが致命傷で、シンプルに数とパワーで殴り負けますね。

先にクロックを用意して相手の壁を排除しながら殴る動きが勝ちパターンなので、それができないと厳しいです。

カジュアルデッキとはいえ、サイドボードに「滅び」のような全体除去は必須かもしれません。

クロックパーミッションのような勝ち方を理想としたテンポデッキというのを忘れないのが大切ですね。

ガチで組む場合の強化案

もし、このデッキをガチで強化するならもう少しカードの質を上げる必要があります。

予算に余裕があり「クラゲタル」を一線のデッキにまで昇華させたいなら頑張ってみましょう。

入れ替え枠として

・4枚 煙霧吐き
・4枚 潮の虚ろの大梟
・4枚 ディミーアの巾着切り
・4枚 強迫
・2枚 謎の仮面

の18枚があるので、色々といじってみると面白いかもしれません。

本当は使いたかった王道のカードをちょっとだけ紹介しておきますね。

・汚染された三角州

・致命的な一押し
・湖での水難

・滅び

汚染された三角州

「(T),1点のライフを支払う,汚染された三角州を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから島(Island)カード1枚か沼(Swamp)カード1枚を探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す」

という能力を持った土地です。

このデッキではサーチした土地がタップインになる「広漠なる変幻地」を使っていますが、理想はこちらですね。

ファンデッキに最近値上がりしてるフェッチランド4枚は金銭的になかなか厳しいですが、もしガチで戦える形に組めるなら投資する価値がありますね。

致命的な一押し

コスト(黒)のインスタントで

「クリーチャー1体を対象とし、それのマナ総量が2以下であるなら、それを破壊する」

「紛争 ― このターンにあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていたなら、代わりに、そのクリーチャーのマナ総量が4以下であるなら、それを破壊する」

という効果を持っています。

対アグロに向けて1マナの軽い除去として採用するといいですね。

地味にちょっとだけ高いので後回しにしていますが、これくらいなら買ってもいいかもしれません。

湖での水難

コスト(青)(黒)のインスタントで

以下から1つを選ぶ

・マナ総量がそれのコントローラーの墓地にあるカードの枚数以下の呪文1つを対象とし、それを打ち消す

・マナ総量がそれのコントローラーの墓地にあるカードの枚数以下のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する

という効果を持っています。

墓地が自然と4枚以上溜まるモダンなら確定除去やカウンターとして使える便利なカードです。

まだ安いのでちょっとガチ目に組むならこちらがオススメですね。

滅び

コスト(2)(黒)(黒)のソーサリーで

「すべてのクリーチャーを破壊する。それらは再生できない」

という効果を持っています。

テンポ負けしてる時にリセットする手段として欲しいカードです。

メインに2枚、サイドに1~2枚あると押されててもどうにかなる希望が持てますね。

これもファンデッキにはちょっと高いカードなので、再録されて値下がりでも起きたら買う感じですね。

最後に

ミラージュブロックの頃の懐かしいデッキを蘇らせた「クラゲタルの再誕」を紹介してみました。

この記事を読んでいる人は

「クラゲタル」

と検索して辿り着いたと思うので、私と同じ頃にMTGをやっていた方だと思います。

もう1度クラゲタルで遊びたいと思ったなら現代のカードで組んでみるのもいいかもしれませんよ。

意外と類似カードはあるので、強さは別としてもモダンやレガシーで組めないことはありませんから。

色々と検索してみると理想のカードが見つかるんじゃないでしょうか。

今回のレシピはカジュアルらしい安さ重視ですが、もう少しメジャーなカードで組めば強いデッキに仕上がるかもしれません。

もしクラゲタルを手軽に楽しみたいなら、まずはモダンでシンプルに再現できたこのデッキを使ってみてください。

基本的な形はできていると思いますし、懐かしい感じが味わえると思いますよ。

そんなに手ごたえが悪くなかったら、不満なカードをお好みのカードと入れ替えてあなただけの新生クラゲタルを完成させてみてはいかがでしょうか。

過去のデッキを現代のメジャーデッキとして復活させるっていうのも楽しいかもしれませんよ。

~おまけ~ 原案になったミラージュブロック構築「青黒クラゲタル」のレシピ

このデッキの原案になったミラージュブロック構築の「青黒クラゲタル」のレシピも載せておきます。

中学生の頃には叶わなかった理想形のレシピをご覧ください。

ミラージュブロック構築「青黒クラゲタル」のレシピ

土地(24枚)

8 島
7 沼
1 山

クリーチャー(19枚)


呪文(17枚)

4 衝動


4 強要
1 呆然


サイドボード

3 呆然

その他、未定・・・

デッキの説明

ミラージュブロックのカードを使ってシンプルに組んだクラゲタルです。

ちょっと欲張ったのは「祭影師ギルドの魔道士」の赤マナを使うティム能力も使おうと「岩山のタール抗」を使って「山」をタッチした所ですね。

他はよくある青黒ビートダウンだと思います。

パワー2の2マナクリーチャー8枚を序盤の要として

・クラゲタル
・ドロー
・手札破壊
・カウンター
・補助呪文

で支える王道の構成ですから。

個人的に気に入ってるのは1枚だけ入っている「命令の光」ですね。

インスタントタイミングでクリーチャーのコントロールを奪えるので、相手が2体以上でアタックしてきたらブロック宣言前にコントロールを奪うことで敵同士の相打ちを狙えますから。

クリーチャー環境のミラージュブロック構築では1枚あると心強いです。

サイドボードは「プロスブルーム」対策に追加の手札破壊とカウンターを入れ、対黒には「闇への追放」を抜くので入れ替え用に「ブーメラン」を採用した感じですね。

そこまで実戦経験がないのでイマイチかもしれませんが、中学生の頃に頭の中で考えていたレシピが大人になって実現したので満足しました。

この呪文構成で組めばけっこう使えるデッキになりますね。

同類の呪文で軽くて強いものに入れ替えるとより強くなるので、この原案の型を元に現代のカードと入れ替えると大崩れせずにデッキができあがるのでオススメですよ。
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