「安価なアグロを組むなら白単だよね」と思っているカズヒコです、こんにちは。
今回は、レガシー向けになるべく安く組んだアグロデッキ、
「白単兵士ウィニー」
を紹介します。
このデッキは「白単兵士」の名の通り、レガシー環境で使える優秀な兵士をガッツリ詰め込んだ白単のアグロデッキです。
あ、ガチな人向けではないのでそこはご了承ください。
「ちょっとレガシーをやってみたいけど予算がそんなにないんだよなぁ・・・」
「できれば5万円以内、高くても10万円で済むデッキってない?」
という方向けの間に合わせデッキです。
とは言っても、シンプルなアグロに仕上がってるので意外と油断ならない強さはありますよ。
この記事では
・安価に組める兵士デッキのレシピ
・ガチ向けの兵士デッキにするための高価な候補パーツ
を紹介するので、まずは「安価に組める兵士デッキ」でレガシーを遊べる状態になってもらい、もし手ごたえが悪くなかったらゆっくりと「真のレガシー版兵士デッキ」を完成させてもらえたらと思います。
レガシー版「白単兵士」のレシピ
土地(20枚)
16 平地
4 変わり谷
クリーチャー(36枚)
4 軍用隼
4 ドライアドの闘士
4 アクロスの英雄、キテオン
4 ゴールドメドウの侵略者
4 スレイベンの守護者、サリア
4 古参兵の鎧鍛冶
4 カタパルト兵団
4 陸軍元帥
4 募兵官
呪文(4枚)
4 剣を鍬に
サイドボード
4 解呪
4 エーテル宣誓会の法学者
4 安らかなる眠り
3 神の怒り
カードの説明
変わり谷
「(T):(◇)を加える」「(1):ターン終了時まで、変わり谷はすべてのクリーチャー・タイプを持つ2/2のクリーチャーになる。それは土地でもある」
という能力を持った土地です。
・陸軍元帥
のような兵士を強化する能力持ちの恩恵を受けられるのでピッタリな1枚ですね。
軍用隼
コスト(白)の「2/1」「鳥」で
「飛行」「軍用隼はあなたが騎士(Knight)か兵士(Soldier)をコントロールしていないかぎり攻撃できない」
という能力を持ったクリーチャーです。
1マナ「2/1 飛行」という破格のスペックを持っています。
兵士だけで組んでいるのでデメリットもほぼ感じずに強力なアタッカーとして活躍します。
ドライアドの闘士
コスト(緑/白)の「2/1」「ドライアド・兵士」で
「インスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚がいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれる場合、代わりにそれを追放する」
という能力を持ったクリーチャーです。
1マナ「2/1」という充分なスペックに、墓地の呪文を使い回すデッキへの牽制能力を持った優秀なクリーチャーです。
レガシーでは墓地に呪文を残しておくと何をされるか分からないので初手に欲しい1枚ですね。
アクロスの英雄、キテオン
コスト(白)の「2/1」「人間・兵士」で
「戦闘終了時に、この戦闘でアクロスの英雄、キテオンと少なくとも2体の他のクリーチャーが攻撃していた場合、アクロスの英雄、キテオンを追放し、その後、これを変身させた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す」「(2白):ターン終了時まで、アクロスの英雄、キテオンは破壊不能を得る」
という能力を持った伝説のクリーチャーです。
変身して裏返ると「歴戦の戦士、ギデオン」になり
[+2]:対戦相手がコントロールするクリーチャーを最大1体まで対象とする。それのコントローラーの次のターン中、そのクリーチャーは可能なら歴戦の戦士、ギデオンを攻撃する[+1]:クリーチャー1体を対象とする。次のあなたのターンまで、それは破壊不能を得る。そのクリーチャーをアンタップする[0]:ターン終了時まで、歴戦の戦士、ギデオンは破壊不能を持つ4/4の人間(Human)・兵士(Soldier)クリーチャーになる。これはプレインズウォーカーでもある。このターン、これに与えられるすべてのダメージを軽減する
という能力を持った「忠誠度3」の「伝説のプレインズウォーカー・ギデオン」になります。
1マナとしては破格のスペックを持ったクリーチャーで、白ウィニーならかなり使えるカードですね。
ゴールドメドウの侵略者
コスト(白)の「1/1」「キスキン・兵士」で
「(白),(T):クリーチャー1体を対象とし、それをタップする」
という能力を持ったクリーチャーです。
単に私がタッパー好きで採用している完全な趣味枠ですが、相手のクリーチャー1体を1マナで無効化できるのは意外と強いです。
「引き裂かれし永劫、エムラクール」を1マナで止められるので、相手によっては刺さることがある1枚ですね。
スレイベンの守護者、サリア
コスト(1)(白)の「2/1」「人間・兵士」で
「先制攻撃」「クリーチャーでない呪文は、それを唱えるためのコストが(1)多くなる」
という能力を持った伝説のクリーチャーです。
メインから「ストーム」のような軽い呪文を使ったデッキへの対策ができる強力なクリーチャーです。
レガシーではけっこう相手の動きを制限することができますね。
こちらは「剣を鍬に」しか影響を受けないので、相手がちょっとモタついてるスキに殴り切るのがベストパターンになります。
古参兵の鎧鍛冶
コスト(白)(白)の「2/3」「人間・兵士」で
「あなたがコントロールする他の兵士(Soldier)は+0/+1の修整を受ける」
という能力を持ったクリーチャーです。
地味な能力ですが、タフネス1が多い弱点を補ってくれます。
これが2体以上並ぶとけっこう鉄壁な守備になって安心感が持てますね。
カタパルト兵団
コスト(1)(白)の「2/1」「人間・兵士」で
「あなたがコントロールするアンタップ状態の兵士(Soldier)を2体、タップする:攻撃しているクリーチャーかブロックしているクリーチャー1体を対象とする。カタパルト兵団はそれに2点のダメージを与える」
という能力を持ったクリーチャーです。
タフネス2以下のクリーチャーを牽制できる強力なクリーチャーです。
兵士が並ぶこのデッキでは4点以上のダメージを飛ばせるのもあり、相手のアタックやブロックをかなり制限させることができますね。
対ビートダウンでは心強いカードなので、兵士デッキを組むなら2枚は欲しいカードだと思います。
陸軍元帥
コスト(1)(白)(白)の「2/2」「人間・兵士」で
「他の兵士(Soldier)クリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともに先制攻撃を持つ」
という能力を持ったクリーチャーです。
「+1/+1」修正だけじゃなく「先制攻撃」も付与してくれる兵士デッキでは最高の強化能力を持ったクリーチャーです。
これが場にいればパワー3で「先制攻撃」を持ったクリーチャーだらけになるので強すぎます。
ただ、相手の兵士にも影響があるので、ちょっと注意が必要ですね。
募兵官
コスト(3)(白)の「2/3」「人間・兵士」で
「先制攻撃」「募兵官が戦場に出たとき、あなたのライブラリーのカードを一番上から4枚公開する。これにより公開されたすべての兵士(Soldier)カードをあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く」
という能力を持ったクリーチャーです。
ライブラリートップ4枚にある兵士カードを手札に加えられる強力な補充能力を持ったクリーチャーです。
平均すると2枚は手札に加えられます。
これのおかげで息切れの不安が多少改善されているので、安心してガンガン展開するアグロ感が出せますね。
剣を鍬に
コスト(白)のインスタントで
「クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。それのコントローラーは、そのパワーに等しい点数のライフを得る」
という効果を持っています。
白の定番1マナ追放除去ですね。
アグロなのでライフを得られる点が気になるなら「流刑への道」への変更もアリかと思います。
デッキの説明
MTGに存在する優秀な兵士を寄せ集めたレガシー版の白単兵士アグロです。
以前紹介した下記リンクのPauper版「白単兵士」デッキをレガシー版にアップデートした感じですね。
基本構造は一緒なので、ものすごく安価な兵士デッキをお求めでしたらPauper版の「白単兵士」もどうぞ。
デッキの動きとしてはシンプルです。
「1~2マナでパワー2の兵士を並べ、ただひたすらに殴るだけ」
ですから。
・「スレイベンの守護者、サリア」での妨害手段
・「ゴールドメドウの侵略者」と「カタパルト兵団」によるクリーチャーの牽制
・「募兵官」での息切れ防止
という、攻撃力を落とさない形で受けも採用されていて比較的バランスのいいデッキだと思います。
相手がちょっとモタついたら一瞬で攻め切れるアグロらしいアグロです。
白ウィニー系のシンプルなアグロがお好きな方にオススメできるデッキですね。
サイドボードの説明
そんなに実戦経験がないのでサイドボードは大雑把な対策になっています。
この辺はメタゲームでも変わってきますし、その時によって色々と変更してください。
4 解呪
4 エーテル宣誓会の法学者
4 安らかなる眠り
3 神の怒り
解呪
コスト(1)(白)のインスタントで
「アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する」
という効果を持っています。
シンプルな置物対策ですね。
「虚空の杯」を「X=1」で置かれると動けなくなるので必須だと思います。
エーテル宣誓会の法学者
コスト(1)(白)の「2/2」「人間・クレリック」で
「このターン、アーティファクトでない呪文を唱えた各プレイヤーは、追加のアーティファクトでない呪文を唱えられない」
という能力を持ったクリーチャーです。
アグロの性質上、コンボとの相性は悪いのでメインの「スレイベンの守護者、サリア」と合わせて8枚体制で挑むために採用しています。
安らかなる眠り
コスト(1)(白)のエンチャントで
「安らかなる眠りが戦場に出たとき、すべての墓地にあるすべてのカードを追放する」「カードかトークンがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれる場合、代わりにそれを追放する」
という効果を持っています。
定番の墓地対策ですね。
こちらは墓地を利用することがないので墓地を対策するならベストな選択肢だと思います。
神の怒り
コスト(2)(白)(白)のソーサリーで
「すべてのクリーチャーを破壊する。それらは再生できない」
という効果を持っています。
どうしようもない場になった時のためのお守りです。
基本的には打たれる側なんですが、対アグロで先行されている時には有効なカードになりますね。
レガシーで戦える兵士デッキにするための高価な候補カード
ここからはもっと本格的な兵士デッキにするための高価な候補カードを紹介します。
これらのカードを揃える予算があるなら他のデッキも視野に入ってきますので、兵士アグロに惚れ込んで「もっと強くしたい」と思った方のみ、ご購入をお考え下さい。
・古の墳墓
・裏切り者の都
・カラカス
・魂の洞窟
・不毛の大地
・バリラシュの旗騎士
・秀でた隊長
・民兵のラッパ手
・異端聖戦士、サリア
・護衛募集員
・ダールの戦長
・宮殿の看守
・警備隊長
・議会の採決
・抑制の場
・金属モックス
・水連の花びら
・虚空の杯
これらのカードがよく使われています。
それぞれ解説しますね。
古えの墳墓
「(T):(◇)(◇)を加える。古えの墳墓はあなたに2点のダメージを与える」
という能力を持った土地です。
ライフ2点と引き換えに2マナを出してくれる強力な土地です。
これで1ターン目に0マナの「マナアーティファクト」と合わせて3マナの兵士を出す強烈な動きを可能にします。
速度に特化したアグロなら欠かせない1枚ですね。
裏切り者の都
「あなたが別の土地をプレイしたとき、裏切り者の都を生け贄に捧げる」「(T):(◇)(◇)を加える」
という能力を持った土地です。
これも「古えの墳墓」と同じ序盤の速度に特化した土地です。
他の土地を出すと墓地にいってしまいますが、1~2ターン目に役目を果たせば問題ありません。
追加の「古えの墳墓」として2枚くらい採用されている感じですね。
カラカス
「(T):(白)を加える」「(T):伝説のクリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す」
という能力を持った伝説の土地です。
「スレイベンの守護者、サリア」を除去から守ったり、「先制攻撃」でのダメージを当て逃げするコンバットトリックなどに使えます。
リアニメイトが吊り上げた伝説のクリーチャーを手札に戻せたりもしますし、白単なら採用して損のないカードですね。
魂の洞窟
「魂の洞窟が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ」「(T):(◇)を加える」「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。このマナは、選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えるためにのみ使用でき、その呪文は打ち消されない」
という能力を持った土地です。
部族デッキのカウンター対策として定番の土地ですね。
場合によっては他の色の兵士も採用できますし、ガチで組むなら必須なカードです。
不毛の大地
「(T):(◇)を加える」「(T),不毛の大地を生け贄に捧げる:基本でない土地1つを対象とし、それを破壊する」
という能力を持った土地です。
レガシーの定番、特殊土地対策に最適なカードです。
デュアルランドを破壊すれば相手の色事故を誘えますし、単色デッキなら使わない理由がないですね。
バリラシュの旗騎士
コスト(1)(白)の「2/1」「キスキン・兵士」で
「あなたが唱えるキスキン(Kithkin)呪文と兵士(Soldier)呪文は、それを唱えるためのコストが(1)少なくなる」
という能力を持ったクリーチャーです。
コストが重い兵士を採用するならかなり使える1枚です。
2マナ「2/1」と充分なサイズもあり、何のデメリットもないので採用しやすい兵士ですね。
秀でた隊長
コスト(2)(白)の「2/2」「キスキン・兵士」で
「先制攻撃」「秀でた隊長が攻撃するたび、あなたはあなたの手札から兵士(Soldier)クリーチャー・カードを1枚、タップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出してもよい」
という能力を持ったクリーチャーです。
攻撃すると手札の兵士のコストを踏み倒して場に出せる強力なクリーチャーです。
先ほど紹介した「古えの墳墓」と「裏切り者の都」はこのカードを1~2ターン目に出すために使っていると言っても過言ではありません。
もし1ターン目に出せたらゴブリンデッキの「ゴブリンの従僕」よりぶっ壊れたカードになりますから。
2ターン目に「警備隊長」を出せたらゲームエンド級の動きになりますね。
民兵のラッパ手
コスト(2)(白)の「2/3」「人間・兵士」で
「警戒」「民兵のラッパ手が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からカードを4枚見る。あなたはその中からパワーが2以下のクリーチャー・カード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く」
という能力を持ったクリーチャーです。
1マナ軽くなって「募兵官」の能力をちょっと弱くしたようなクリーチャーです。
息切れ防止の追加にどうぞ。
異端聖戦士、サリア
コスト(2)(白)の「3/2」「人間・兵士」で
「先制攻撃」「対戦相手がコントロールする、クリーチャーと基本でない土地はタップ状態で戦場に出る」
という能力を持った伝説のクリーチャーです。
相手の動きを妨害することに特化するなら使えるカードですね。
「スレイベンの守護者、サリア」と合わせて、モタついている相手を殴り切る戦略はアリだと思います。
護衛募集員
コスト(2)(白)の「1/1」「人間・兵士」で
「護衛募集員が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーからタフネスが2以下のクリーチャー・カード1枚を探し、それを公開し、あなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい」
という能力を持ったクリーチャーです。
タフネス2以下のクリーチャーをサーチできる兵士です。
その場に応じて必要な兵士を持ってこれますし、複数いらない兵士を1枚挿しして柔軟な対応をする手広い兵士デッキを組む時にも使える1枚ですね。
ダールの戦長
コスト(2)(白)(白)の「1/1」「人間・兵士」で
「あなたが唱える兵士(Soldier)呪文は、それを唱えるためのコストが(1)少なくなる」「あなたがコントロールする兵士クリーチャーは+1/+2の修整を受ける」
という能力を持ったクリーチャーです。
クリーチャーを減らさずに全体強化ができる便利なカードです。
地味にコストを軽減する点も優秀で、「警備隊長」に繋げる動きが楽になりますね。
宮殿の看守
コスト(2)(白)(白)の「2/2」「人間・兵士」で
「宮殿の看守が戦場に出たとき、あなたが統治者になる」「宮殿の看守が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とし、いずれかの対戦相手が統治者になるまでそれを追放する」
という能力を持ったクリーチャーです。
「統治者」でアドを取れるだけでなく、クリーチャー対策もできる便利なクリーチャーです。
とりあえず出したターンに1ドローが確定するのでアド損はしませんが、状況によっては「統治者」を奪われて相手が得し続ける場合もあるので使い所が大切になりますね。
警備隊長
コスト(4)(白)(白)の「3/3」「人間・兵士」で
「警戒」「あなたがコントロールする他の兵士(Soldier)クリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともに警戒を持つ」「警備隊長が戦場に出たとき、白の1/1の兵士クリーチャー・トークンを3体生成する」
という能力を持ったクリーチャーです。
これ1枚で9点クロックという出れば最強の兵士です。
「秀でた隊長」から2~3ターン目に出せたら最高ですね。
レガシーでは「警備隊長」を早く出すことに特化する兵士デッキを組むか、シンプルな白ウィニー型の兵士デッキに組むかで分かれそうです。
議会の採決
コスト(1)(白)(白)のソーサリーで
「議決 ― あなたから始めて各プレイヤーは、あなたがコントロールしていない土地でないパーマネント1つに投票する。最多あるいは最多と同数の票を獲得した各パーマネントを追放する」
という効果を持っています。
1対1では相手に選択権のない土地以外の万能除去になります。
抑制の場
コスト(1)(白)のエンチャントで
「起動型能力は、それらがマナ能力で無いかぎり、それを起動するためのコストが(2)多くなる」
という効果を持っています。
相手のデッキによっては刺さるカードですね。
メタゲーム次第ではメインからの採用も考えられる1枚です。
金属モックス
コスト(0)のアーティファクトで
「刻印 ― 金属モックスが戦場に出たとき、あなたの手札にあるアーティファクトでも土地でもないカードを1枚、追放してもよい」「(T):その追放されたカードと共通する好きな色のマナ1点を加える」
という効果を持っています。
デッキの爆発力を上げてくれる1枚で、これと「古えの墳墓」で1ターン目から3マナの兵士を展開するのが強烈な動きになります。
とにかく速度に特化して
「ブン回れば勝ち」
という動きを持つなら欠かせないカードになりますね。
水蓮の花びら
コスト(0)のアーティファクトで
「(T),水蓮の花びらを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える」
という効果を持っています。
1ターン目の爆発力を高めるなら使える1枚です。
どんな相手にも速度負けをしないコンボのようなアグロにするなら「金属モックス」と合わせて8枚の採用がベストですね。
虚空の杯
コスト(X)(X)のアーティファクトで
「虚空の杯はその上にX個の蓄積(charge)カウンターが置かれた状態で戦場に出る」「プレイヤーが、この上に置かれている蓄積カウンターに等しいマナ総量を持つ呪文を1つ唱えるたび、その呪文を打ち消す」
という効果を持っています。
3マナ以降の兵士をメインに採用したデッキでは、このカードで相手の1~2マナ呪文を封じる展開に持ち込んで優位な場を作ります。
レガシーでは多くのデッキが嫌な動きなので、かなり有効な構築方法になりますね。
ガチのレガシー版「白単兵士」のレシピ
レガシーで結果を残しているガチの兵士デッキのレシピを紹介します。
先ほど紹介したカードを使って1ターン目から
「決まれば勝ち」
の動きを持った強力なデッキになっています。
ガチのレガシー版「白単兵士」のレシピ
土地(18枚)
8 平地
2 カラカス
4 古えの墳墓
4 魂の洞窟
クリーチャー(26枚)
4 スレイベンの守護者、サリア
4 秀でた隊長
2 護衛募集員
2 異端聖戦士、サリア
リンク先には他にも色々な兵士デッキのレシピがあるので参考にどうぞ。
デッキの説明
1ターン目から強力な動きを可能にした兵士デッキです。
レガシーで戦えるガチの兵士デッキの場合、
・秀でた隊長
を1ターン目に出して、2ターン目にコストを踏み倒して
・警備隊長
を出す動きを1つの勝ちパターンにしています。
それを可能にするために
・古えの墳墓
・金属モックス
・水連の花びら
というマナ加速手段を採用して、1ターン目の爆発力に特化したのが今回のレシピです。
もっと特化するなら
・裏切り者の都
を2枚くらい採用するというのもありますね。
もしこの動きが決まらなくても、1ターン目から
・スレイベンの守護者、サリア
・虚空の杯
・抑制の場
で相手の動きを制限するだけでも強力です。
攻めても受けてもスキがなく、どう転んでも対応できる素晴らしいレシピですね。
私が紹介した安価な兵士デッキと比べると、1ターンの価値や重さの理解度が違い過ぎます。
レガシーをやるにはこういう厳しい目線で戦う気構えが必要なんでしょうね。
最後に
少ない予算でレガシーを始めてみたい方に向けて、比較的安く組める「白単兵士ウィニー」を紹介してみました。
シンプルなアグロとして悪くないデッキだと思いますし、まずはレガシーを遊ぶための安価な間に合わせデッキとしてオススメです。
遊んでいる内にレガシーを本格的にやってみようと思ったなら、ガチのデッキを組むことを検討して毎月少しずつカードを集めていくのもアリかと思います。
時間をかけてカードを集めるのもレガシーの醍醐味だと思いますので、ゆっくりと愛用のデッキを完成させてみてはいかがでしょうか。
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