【MTG】Pauper版「緑青エルフ」の紹介 圧倒的な展開力で押し切る「数の暴力」【パウパー】

2021/07/16

デッキ紹介(パウパー)

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エルフのメチャクチャできる感じが好きなカズヒコです、こんにちは。

今回は、コモンとは思えない展開力を誇るデッキ、

Pauper版「緑青エルフ」

を紹介します。

このデッキは、エルフらしいマナ加速で大量のエルフを展開し、エルフの数を参照する能力で一気に勝負を決める爽快なデッキです。

昔のスタンダードで活躍した「親和エルフ」のようなデッキが好きならオススメですね。

「親和エルフって何?」

という方は下記リンク先の動画を参考にしてください。


エルフ好きなら回していて楽しいデッキだと思いますし、このデッキからパウパー参戦をしてみるのもいいかもしれません。

レアデッキにも勝てる「決まれば勝ち」の強さを持ったコモンエルフのパワーをぜひご体感ください。

Pauper版「緑青エルフ」のレシピ

土地(14枚)

9 森
1 島
4 広漠なる変幻地

クリーチャー(42枚)

4 ラノワールのエルフ
4 エルフの神秘家
4 イラクサの歩哨
4 樺の知識のレインジャー
4 クウィリーオン・レインジャー

4 ティタニアの僧侶
4 エルフの幻想家
3 森のレインジャー
3 幸運を祈る者

4 森林守りのエルフ
4 リス・アラナの狩りの達人

呪文(4枚)

4 遠くの旋律

サイドボード

4 自然への回帰
3 蜘蛛糸の鎧
3 水流破
2 嵐の乗り切り
3 大祖始の遺産

カードの説明

ラノワールのエルフ、エルフの神秘家

コスト(緑)の「1/1」「エルフ・ドルイド」で

「(T):(緑)を加える」

という能力を持ったクリーチャーです。

エルフの基本となるマナ能力持ちです。

これを1ターン目に展開できるかで速度が変わってくるので重要な1枚です。

イラクサの歩哨

コスト(緑)の「2/2」「エルフ・戦士」で

「イラクサの歩哨は、あなたのアンタップ・ステップにアンタップしない」

「あなたが緑の呪文を唱えるたび、あなたはイラクサの歩哨をアンタップしてもよい」

という能力を持ったクリーチャーです。

緑の呪文を唱えるとアンタップする能力によって「樺の知識のレインジャー」とのプチコンボに使えます。

詳しくはこの後の「基本的な動き」で紹介します。

樺の知識のレインジャー

コスト(緑)の「1/1」「エルフ・ドルイド・レインジャー」で

「あなたがコントロールするアンタップ状態のエルフ(Elf)を2体タップする:好きな色のマナ1点を加える」

「変異(緑)」

という能力を持ったクリーチャーです。

数が並ぶエルフならではのマナ能力です。

これによって青の呪文も使えますし、マナ能力のないエルフも活用できたりと役立つ1枚です。

クウィリーオン・レインジャー

コスト(緑)の「1/1」「エルフ・レインジャー」で

「あなたがコントロールする森(Forest)1つをオーナーの手札に戻す:クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。毎ターン1回のみ起動できる」

という能力を持ったクリーチャーです。

この能力で「マナクリーチャー」や「タップ能力持ちのエルフ」をアンタップすることで驚異的な強さを発揮します。

ティタニアの僧侶」や「森林守りのエルフ」をアンタップして2回起動したら楽しくてしょうがないですね。

ティタニアの僧侶

コスト(1)(緑)の「1/1」「エルフ・ドルイド」で

「(T):戦場に出ているエルフ(Elf)1つにつき(緑)を加える」

という能力を持ったクリーチャーです。

このデッキの核となるカードで、上手く回ると10マナ以上を生み出せる強力なマナクリーチャーです。

エルフの幻想家

コスト(1)(緑)の「1/1」「エルフ・シャーマン」で

「エルフの幻想家が戦場に出たとき、カードを1枚引く」

という能力を持ったクリーチャーです。

エルフの数を増やしながらドローによってデッキの安定性を高めてくれる1枚です。

森のレインジャー

コスト(1)(緑)の「1/1」「エルフ・スカウト・レインジャー」で

「森のレインジャーが戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい」

という能力を持ったクリーチャーです。

これで「島」をサーチできるので無理なく「遠くの旋律」を唱えることができます。

マナの安定をしつつデッキ圧縮にもなる便利な1枚ですね。

幸運を祈る者

コスト(1)(緑)の「1/1」「エルフ」で

「(T):あなたは、戦場に出ているエルフ(Elf)1つにつき1点のライフを得る」

という能力を持ったクリーチャーです。

これが生き残れば毎ターン5~10点くらいライフを回復できるので、単純なビートダウンへのキラーカードになります。

森林守りのエルフ

コスト(2)(緑)の「1/2」「エルフ」で

「(T):クリーチャー1体を対象とする。それは、ターン終了時まで+X/+Xの修整を受ける。Xは、戦場に出ているエルフ(Elf)の数である」

という能力を持ったクリーチャーです。

このデッキの勝ち筋の1つです。

大量に展開したエルフでアタックし、攻撃が通ったクリーチャーにこの能力を使えばあっという間にゲームが終わりますね。

リス・アラナの狩りの達人

コスト(2)(緑)(緑)の「3/3」「エルフ・戦士」で

「あなたがエルフ(Elf)呪文を唱えるたび、あなたは緑の1/1のエルフ・戦士(Warrior)クリーチャー・トークンを1体生成してもよい」

という能力を持ったクリーチャーです。

エルフの大量展開を可能にする1枚です。

早めに場に出して、後のエルフ呪文に「1/1」トークンをおまけでつけるとそれだけで勝てたりしますよ。

遠くの旋律

コスト(3)(青)のソーサリーで

「クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。あなたがコントロールする、そのタイプを持つパーマネント1つにつきカードを1枚引く」

という効果を持っています。

大量に展開するエルフデッキならではの強烈なドローカードです。

うまく繋がるとデッキのほぼすべてを引き切り、圧倒的な勝ちの場を作ることができます。

デッキの説明

コモンで組んだシンプルなエルフデッキです。

エルフのシナジーを活かしたコンボ搭載のビートダウンデッキですね。

「マナ加速からの大量展開」

というエルフらしい動きが売りのデッキなので、エルフファンには超オススメです。

順調に回るとものすごい勢いでエルフが並ぶので

「コモンだけでもここまでできるのか・・・」

という感動を味わえると思いますよ。

レガシーのエルフは高すぎて手が出ないかもしれませんが、パウパーならそこまで掛からず組むことができます。

安くエルフで遊びたいなら、まずはパウパーからエルフデッキを組んでみてはいかがでしょうか。

基本的な動き

マナクリーチャーから大量にエルフを展開し、フィニッシャーへ繋げる王道の動きが基本です。

理想的な流れとしては・・・

1ターン目

「森」セット、「ラノワールのエルフ」をプレイ

2ターン目

「森」セット、「ティタニアの僧侶」と「エルフの神秘家」をプレイ

3ターン目

「森」セット、「リス・アラナの狩りの達人」をプレイ

「樺の知識のレインジャー」をプレイ、エルフトークンが1体出る

「遠くの旋律」をプレイ、6枚ドロー

ドローした中に「クウィリーオン・レインジャー」があればプレイし、「ティタニアの僧侶」をアンタップしてさらにエルフを展開する

「森林守りのエルフ」や「幸運を祈る者」を展開し、勝ちの場を作る

4ターン目

「森林守りのエルフ」以外でアタック

攻撃が通ったクリーチャーに「森林守りのエルフ」の能力を起動

「クウィリーオン・レインジャー」の能力で「森林守りのエルフ」をアンタップしてもう1回起動

これで20点以上のダメージが通るので勝ちです


エルフを並べて「ティタニアの僧侶」の能力を最大限に引き出し、「遠くの旋律」でドローしたエルフを一気に展開するのが理想です。

動きとしてはシンプルですが、小さなコンボが詰まっているのでそれを紹介しますね。

「イラクサの歩哨」+「樺の知識のレインジャー」のプチコンボ

イラクサの歩哨」の「緑の呪文を唱えるとアンタップできる能力」


樺の知識のレインジャー」の「エルフ2体をタップすると好きな色のマナを生み出せる能力」

は相性がいいです。

場に「イラクサの歩哨」が2体以上と「樺の知識のレインジャー」がいる場合、プチコンボが成立しますから。

「イラクサの歩哨」が2体なら1マナの緑の呪文が、4体なら2マナの緑の呪文が0マナのように唱えられます。

例として「イラクサの歩哨」が場に2体いる場合の1マナ呪文が0マナのようになるパターンを解説します。

流れとしては・・・

・「樺の知識のレインジャー」の能力を使い「イラクサの歩哨」2体をタップしてマナを生み出す

・そのマナで1マナの緑の呪文を唱える

・「イラクサの歩哨」2体がアンタップされる

・最初の状態に戻るので、また「イラクサの歩哨」2体で1マナを生み出せる

・以下、1マナの緑の呪文は唱え放題になる

という感じです。

滅多にありませんが「イラクサの歩哨」が4体いれば同じ理屈で2マナの緑の呪文が唱え放題になります。

マナクリーチャーの「フィンドホーンのエルフ」ではなく「イラクサの歩哨」を使っているのはこのコンボを狙っているからです。

大量展開に使えるコンボなので、安定より爆発力を取るならこちらをオススメします。

「ラノワールのエルフ」+「クウィリーオン・レインジャー」のコンボ

土地の枚数が少ない欠点を補えるコンボもあります。

土地を引かず、場に

・森

という状況はよくあるんですが、これでも4マナ生み出せるコンボがあります。

流れとしてはこうです。

・「森」と「ラノワールのエルフ」からマナを生み出す(計2マナ)

・「クウィリーオン・レインジャー」の能力で「森」を手札に戻し「ラノワールのエルフ」をアンタップする

・戻した「森」を場に出し「ラノワールのエルフ」と「森」から再度マナを出す(計4マナ)

という感じです。

これで充分デッキが回るので土地が14枚でもなんとかなります。

初手に土地が1枚でも「ラノワールのエルフ」と「クウィリーオン・レインジャー」があればキープもアリです。

これらのコンボを理解して、上手にエルフデッキを回してみてください。

このデッキの弱点

・1点ダメージに弱い(ティムとか)
・飛行クリーチャーに弱い
・除去に弱い

という弱点があります。

特に辛いのはエルフのシナジーで成り立っているデッキなので除去にメチャクチャ弱い所ですね。

的確にマナクリを除去されると脆いです。

仮に場に並べられたとしてもタフネスが1~2なので「焦熱の連続砲撃」のような2点ダメージの全体除去で一気に全滅する弱さがあります。

結局の所、小粒なクリーチャーデッキでしかなく、クリーチャー環境であるパウパーでは対処しやすいデッキというのは間違いありません。

サイドボードに全体除去を入れているデッキには厳しい戦いになりますね。

サイドボードの説明

3 自然への回帰
3 蜘蛛糸の鎧
3 活力の覆い
2 水流破
2 嵐の乗り切り
2 大祖始の遺産

自然への回帰

コスト(1)(緑)のインスタントで

以下から1つを選ぶ。

・アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する

・エンチャント1つを対象とし、それを破壊する

・墓地からカード1枚を対象とし、それを追放する

という効果を持っています。

緑定番の置物対策です。

とりあえず入れておくカードですね。

蜘蛛糸の鎧

コスト(2)(緑)のエンチャントで

「あなたがコントロールするクリーチャーは、+0/+1の修整を受けるとともに到達を持つ」

という効果を持っています。

苦手なティム、飛行クリーチャー、1点ダメージの全体除去への対策になるカードです。

まとめて対策できるので必須のサイドカードだと思います。

活力の覆い

コスト(1)(緑)のインスタントで

「あなたがコントロールする各クリーチャーを再生する」

という効果を持っています。

ダメージ系全体除去への対策ですね。

1回でもかわせれば相手の計算も狂うので有効な1枚だと思います。

水流破

コスト(青)のインスタントで

以下から1つを選ぶ

・呪文1つを対象とし、その色が赤である場合、それを打ち消す

・パーマネント1つを対象とし、その色が赤である場合、それを破壊する

という効果を持っています。

対赤への対策です。

赤との相性はよくないのでとりあえず入れています。

嵐の乗り切り

コスト(1)(緑)のインスタントで

「あなたは3点のライフを得る」

「ストーム」

という効果を持っています。

バーン」への対策です。

幸運を祈る者」だと除去耐性がなく不安なので確実なこちらを使います。

大祖始の遺産

コスト(1)のアーティファクトで

「(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の墓地にあるカード1枚を追放する」

「(1),大祖始の遺産を追放する:すべての墓地にあるすべてのカードを追放する。カードを1枚引く」

という効果を持っています。

定番の墓地対策です。

お守り代わりですね。

その他の候補カード

・エルフの枝曲げ

・Thermokarst
・暴走の先導

エルフの枝曲げ

コスト(2)(緑)の「2/2」「エルフ・ドルイド」で

「(T):森(Forest)1つを対象とする。それはターン終了時まで、それの他のタイプに加えてX/Xのツリーフォーク(Treefolk)・クリーチャーになる。Xは、あなたがコントロールするエルフ(Elf)の数である」

という能力を持ったクリーチャーです。

決め手を増やすなら使える1枚かもしれません。

Thermokarst

コスト(1)(緑)(緑)のソーサリーで

「土地1つを対象とし、それを破壊する。その土地が氷雪土地であった場合、あなたは1点のライフを得る」

という効果を持っています。

ウルザトロン」などの土地が重要なデッキへの対策カードですね。

メタゲームによってサイドへの採用を考えてください。

暴走の先導

コスト(2)(緑)のソーサリーで

「あなたのライブラリーの一番上からカードを5枚見る。あなたはその中から望む枚数のクリーチャー・カードを公開してもよい。それらの公開したカードをあなたの手札に加える。残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く」

という効果を持っています。

クリーチャーを補充できる呪文です。

今回のレシピは青をタッチして「遠くの旋律」を使っていますが、「暴走の先導」を使った「緑単エルフ」もあるみたいです。

両方を使ったタイプもありますし、各自の好みでお好きに組み替えてください。

最後に

コモンだけとは思えない展開力を持つデッキ

Pauper版「緑青エルフ」

を紹介してみました。

上手く回ると気持ちよくエルフが並び、あっという間に手が付けられない勝ちの場を作れる楽しいデッキです。

エルフの良さをしっかり活かした王道のエルフデッキなので、エルフ好きにはオススメですね。

この先も強いエルフが出てくれば進化するデッキですし、とりあえず組んでおいても損はないと思います。

エルフファンならぜひ手に取ってみてください。
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