【パイオニア】「グルールストンピィ」をオーソドックスな形に組み直してみた【ボーラスの壊乱者、ドムリ】

2025/02/19

デッキ紹介(パイオニア)

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 今回は、ずっと前に組んだ

パイオニア版「グルールストンピィ」

をオーソドックスな「エルフ8枚体制」に組み直したので、変更理由などを交えつつレシピを紹介します。

パイオニア「グルールストンピィ」のレシピ

土地(20枚)

4 森
2 山
4 踏み鳴らされる地
4 カープルーザンの森
2 落石の谷間
2 ハイドラの巣
2 バグベアの居住地

クリーチャー(27枚)

4 ラノワールのエルフ
4 エルフの神秘家
4 腐れ花
4 砕骨の巨人
4 グルールの呪文砕き
2 迷宮壊し、ミグロズ
2 探索する獣
3 栄光をもたらすもの

呪文(13枚)

4 乱撃斬
4 抹消する稲妻
1 エンバレスの宝剣
2 ボーラスの壊乱者、ドムリ
2 反逆の先導者、チャンドラ

サイドボード

3 歩哨のトーテム像
2 風化したルーン石
3 減衰球
3 焙り焼き
2 燃えがら蔦
2 巨竜戦争

※ 予算に余裕があるなら「落石の谷間」を「銅線の地溝」や「岩山被りの小道」に変更した方が序盤の動きが安定します。

デッキの説明

以前のレシピは、マナ加速の爆発力より安定感を取って1マナエルフを採用せず

  • 初手にエルフがないとイマイチ
  • 中盤以降にエルフを引くと弱い

などのマナクリ依存による欠点を嫌った形でしたが、回している内に

  • 1ターンに1行動しかできないモッサリ感がある
  • 3枚目の土地を引けないとサンドバックになりがち

など、2~3マナを中心に組んだデメリットが目立つようになりました。

そこで

  • マナの安定に土地を増やす
  • 重い呪文を削って1マナの呪文を増やす

などの改善案を模索していたんですが・・・

土地を増やすとデッキが薄まる感じがしてイマイチだったり・・・

1マナのクリーチャーや除去呪文を採用してもデッキパワーが落ちるだけに感じたり・・・

なんか噛み合わず改悪にしかならない感じ。

昔ながらの赤緑好きとしては「農芸師ギルドの魔道士」みたいな

ちょっとヤッカイな1マナクリーチャー

を求めていたんですが、検索しても良いのがいない。

色々と探してる内に

パイオニアで一番の1マナクリーチャーはエルフかも・・・

と思ってきて、改めてエルフ採用型にしたらシックリきたのが今回のレシピでした。

またしてもメジャーなリストの優秀さを再確認する形になりましたね。

理想的な動き と ちょっと工夫した点

エルフ8枚体制の理想は

1ターン目

「森」をプレイ

「ラノワールのエルフ」をプレイ

2ターン目

「山」をプレイ

「グルールの呪文砕き」をプレイ(「4/4」で場に出す)

3ターン目

「カープルーザンの森」をプレイ

「探索する獣」をプレイ

「グルールの呪文砕き」と「探索する獣」でアタック(計8点ダメージ)

のように1ターン早く重い呪文を使える点ですよね。

順調に回った時の気持ちよさは最高です。

でも、実戦ではそう簡単にいかないのが辛い所・・・

エルフを除去されて急にモッサリするのがよくあるパターン・・・

2ターン目に3マナの呪文をプレイするのが理想

とはいえ、それを意識しすぎて3マナの枠を取り過ぎると

空白の2ターン目

になるから要注意。

そこで

  • エルフがいなくてもそこそこ動ける
  • 2ターン目が完全な空白にならないようにする

を解決するために2マナの「腐れ花」を採用したのが前のレシピから引き継いだ工夫です。

2ターン目に「パワー3」で「置物対策」を兼ねたクリーチャーが出ればまずまずですしね。

ブン回らなくても最低限の強さがあればマリガン基準もゆるくなりそうです。

普通に展開できる2マナ域を確保するのは地味に大切かもしれませんね。

もしメインから墓地対策をするなら「腐れ花」と「漁る軟泥」を2枚ずつ採用すると良さそうです。

「ボーラスの壊乱者、ドムリ」が強い

今回のレシピで一番使いたかったカードが「ボーラスの壊乱者、ドムリ」です。

コスト(1)(赤)(緑)の「忠誠度3」「伝説のプレインズウォーカー・ドムリ」で

「あなたがコントロールしているクリーチャーは+1/+0の修整を受ける」

[+1]:(赤)か(緑)を加える。このターン、あなたが唱えるクリーチャー呪文は打ち消されない

[-2]:あなたがコントロールしているクリーチャー1体と、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者と格闘を行う

という能力を持っています。

  • 全体のパワー強化
  • マナ加速
  • カウンター対策
  • クリーチャー除去

など、グルールにピッタリな攻めと受けがテンコ盛り。

こっちのクリーチャーは「4/4」が基本だからタフネス5を出されるとキツかったけど、「+1/+0」のおかげで殴り倒せたり、「格闘」で除去できるからありがたい。

いると安心できるプレインズウォーカーとして重宝してます。

ちなみに、グルールストンピィで定番の「恋煩いの野獣」を使ってないのは「ボーラスの壊乱者、ドムリ」との相性が悪いからです。

「1/1」が「2/1」になると殴れなくなりますしね。

でも、3マナ「5/5」は魅力的・・・

常にドムリがいるわけじゃないし・・・

もし被っても「格闘」要員としても強いし・・・

併用もアリっちゃアリかも・・・

この辺の調整が上手くいくと更に強いデッキになるかもしれません。

サイドボードの説明

3 歩哨のトーテム像
2 風化したルーン石
3 減衰球
3 焙り焼き
2 燃えがら蔦
2 巨竜戦争

いつも通りサイドボードはそれっぽいものを詰め込んだだけ。

「歩哨のトーテム像」と「風化したルーン石」は墓地対策。

「減衰球」は「水蓮の原野」対策。

「焙り焼き」はタフネス5のクリーチャー除去。

赤だとタフネス4以上の除去が厳しくて黒や白のような単体除去が欲しくなる。

「燃えがら蔦」は置物対策とコンボやコントロールの牽制。

「巨竜戦争」はウィニー対策。

なんとなく使ってみたいカードだから採用したけど、実戦的には軽い「紅蓮地獄」の方が良さそう。

最後に

迷走の末、メジャーなリストの良さに気付くいつものパターンになりました。

課題だった重さはだいぶ軽減されましたし、パイオニアの赤緑は爆発力もあるマナクリスタートが無難ですね。

より強い3~5マナのクリーチャーが出たら入れ替えるだけでパワーアップするシンプルさ・・・

デッキの型として優秀かもしれません。

最近は3マナの恐竜も充実してきたから恐竜アグロとかいけるかも・・・

最強の赤緑アグロはどんな形になるのやら・・・

2025年2月21日 追記 もう少しマシな形にレシピを整えてみました

たまにある色マナの不具合や、減らしても大丈夫だったり増やした方が強くなりそうなパーツを調整をしました。

変更後のレシピは下記です。

変更後の「グルールストンピィ」のレシピ

※ 赤字が枚数を変更したり追加したカード。

土地(20枚)

2 森
2 山
4 踏み鳴らされる地
4 カープルーザンの森
4 岩山被りの小道
2 ハイドラの巣
2 バグベアの居住地

クリーチャー(27枚)

4 ラノワールのエルフ
3 エルフの神秘家
3 腐れ花
2 漁る軟泥
4 砕骨の巨人
4 グルールの呪文砕き
1 迷宮壊し、ミグロズ
2 探索する獣
4 栄光をもたらすもの

呪文(13枚)

4 乱撃斬
4 抹消する稲妻
1 エンバレスの宝剣
2 ボーラスの壊乱者、ドムリ
2 反逆の先導者、チャンドラ

サイドボード

3 歩哨のトーテム像
1 風化したルーン石
2 減衰球

2 自然への回帰
3 焙り焼き
3 紅蓮地獄
1 ボーラスの壊乱者、ドムリ

変更点の説明

最初のレシピから

2 森
2 落石の谷間
1 エルフの神秘家
1 腐れ花
1 迷宮壊し、ミグロズ

の7枚を抜き

4 岩山被りの小道
2 漁る軟泥
1 栄光をもたらすもの

と入れ替えて土地とクリーチャーのバランスを調整しました。

初手に「落石の谷間」がきた時のタップインが気になったり、色が片寄って(緑)(緑)(赤)(赤)が揃わない不具合がたまにあるので、常にアンタップインで色の選択肢がある「岩山被りの小道」に変え・・・

エルフは8枚じゃなく7枚でも充分だったから「エルフの神秘家」を1枚減らし、フィニッシャーの「栄光をもたらすもの」を追加してデッキパワーを上げ・・・

それに合わせて「腐れ花」と「迷宮壊し、ミグロズ」を1枚ずつ抜いて「漁る軟泥」2枚と入れ替え、2マナ域を1枚増やすことで序盤の軽さを調整したのが主な変更点です。

これによって

  • 色マナの不具合
  • 弱いカードの重なり

が軽減されましたし、自然な形で墓地対策も加わって良い感じにまとまりました。

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