こんにちは、カズヒコです。
今回の記事は、10年くらい前に買ったけれど結局使わずにストレージで眠ってる
「小悪疫」
を活用したデッキを組むために使えそうなカードを書いていくメモ記事になります。
「小悪疫」と相性の良い定番のコンボカードをダラダラ書きながら、いつかそれっぽいデッキ案が見つかれば理想ですね。
「小悪疫」の効果とは・・・
まずはキーカードの「小悪疫」の効果が分からないとアレなので、カードの紹介からいきます。
小悪疫
コスト(黒)(黒)のソーサリーで
「各プレイヤーは1点のライフを失い、カードを1枚捨て、クリーチャーを1体生け贄に捧げ、その後土地を1つ生け贄に捧げる」
という効果を持っています。
お互いにちょこっと盤面や手札にマイナスを受けるカードですね。
土地を生け贄に捧げるのがけっこうヤッカイで、最序盤に撃つと相手の予定を大きく狂わせることができたりします。
デッキとして組む場合は
「自分はそれほど影響を受けない」
「相手はペースが乱れてグダる」
という展開を目指す感じになりますね。
白黒のハンデスデッキに「小悪疫」を入れる案が有力?
私にとって「小悪疫」を使ったデッキの原案は「日本選手権2007」で優勝した「タルモポックス」でした。
下記リンクの動画でレシピを見れます。
自然と墓地にカードを落とせるのが「タルモゴイフ」と相性がよく、グダったスキに殴り勝つ流れを決めやすいデッキですね。
ただ、ちょっと自分への影響もバカにならない時もあり、プレイングが難しい感じがあります。
「これをもう少し改善できれば面白いデッキになりそう・・・」
と思い、色々調べていったら
「白黒のハンデスデッキとして組めば上手くまとまるかも・・・」
という1つの形が見えてきました。
新たな案として見つかった「白黒」のデッキは・・・
モダンホライゾン2で登場した「悲嘆」を「想起」でプレイし、そこに「儚い存在」を撃つコンボを狙いつつ・・・
のような、捨てたり生け贄にしてもデメリットの少ないカードで「小悪疫」の被害を最小化し・・・
相手だけリソースを失わせながら殴り勝つ・・・
といった「小悪疫」で目指す理想的な展開を体現しやすくしたデッキです。
ちょうど「悲嘆」と「儚い存在」を使った「〇〇スキャム」というデッキを組みたいと思っていたのもあり、「小悪疫」を使ったデッキ案としてピッタリ重なった感があります。
必要なのは
- 墓地から簡単に戻せるクリーチャー
- 土地を生け贄にしても問題ないカード
なので、これらが揃えやすそうな白黒の2色でパーツ探しをするのが無難そうですね。
中心になりそうなパーツの紹介
白黒の「小悪疫」デッキで使いそうなパーツをザっと書いておきます。
- トロウケアの敷石
- 神無き祭殿
- 悪臭の荒野
- 悲嘆
- 恐血鬼
- 儚い存在
- 未練ある魂
- 死せざる邪悪
- 世界のるつぼ
トロウケアの敷石
「(T):(白)を加える」
「トロウケアの敷石が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、あなたは「あなたのライブラリーから平地(Plains)カードを1枚探し、それをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい」
という能力を持った伝説の土地です。
墓地に落ちた時に「平地」をサーチできるため土地の枚数を減らしません。
「平地」タイプを持っている土地なら何でもサーチできるので、ショックランドなどと併用すればマナベースも確保できますね。
神無き祭殿
「土地 — 平地(Plains) 沼(Swamp)」
「(T):(白)か(黒)を加える」
「神無き祭殿が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしないなら、これはタップ状態で戦場に出る」
という能力を持った土地です。
このデッキでは2ターン目に(黒)(黒)を安定して出せるかが重要なので、アンタップインで使えるショックランドは欠かせません。
墓地に落ちた「トロウケアの敷石」経由でサーチできるのも大きいですし、まずこれを4枚買う所から始まりそうですね。
悪臭の荒野
「(T):(◇)を加える」
「(白/黒),(T):(白)(白)か(白)(黒)か(黒)(黒)を加える」
という能力を持った土地です。
白マナから(黒)(黒)を確保できる便利な土地ですね。
初手に「トロウケアの敷石」が来ても「悪臭の荒野」があれば2ターン目に「小悪疫」をプレイして相手だけ損をさせるプレイングが可能になります。
最序盤の安定に4枚必須かもしれません。
悲嘆
コスト(2)(黒)(黒)の「3/2」「エレメンタル・インカーネーション」で
「威迫」
「悲嘆が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中から土地でないカード1枚を選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる」
「想起 ― あなたの手札から黒のカード1枚を追放する」
という能力を持ったクリーチャーです。
1ターン目に「想起」でプレイし、生け贄に捧げられる前に「儚い存在」を撃つことで
- 2枚ディスカード
- 「3/2」「威迫」が残る
という嫌らしい動きを可能にします。
1ターン目に相手の動きを封じ、続けて「小悪疫」が撃てれば多くのデッキを泥仕合に持ち込めそうです。
恐血鬼
コスト(黒)(黒)の「2/1」「吸血鬼・スピリット」で
「恐血鬼ではブロックできない」
「恐血鬼は、対戦相手1人のライフが10点以下であるかぎり速攻を持つ」
「上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはあなたの墓地にある恐血鬼を戦場に戻してもよい」
という能力を持ったクリーチャーです。
土地さえ出せれば何度でも墓地から戻せるため、「小悪疫」で捨てたり生け贄に捧げてもデメリットが小さく済みます。
黒に存在するこの手のカードをいくつかピックアップすれば攻め手を確保しやすくなりそうですね。
儚い存在
コスト(白)のインスタントで
「あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。その後それをオーナーのコントロール下で戦場に出す」
「反復(この呪文があなたの手札から唱えられたなら、これの解決に際し、これを追放する。次のあなたのアップキープの開始時に、あなたは追放領域からこのカードをこれのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい)」
という効果を持っています。
軽くてアドを取りやすいブリンク呪文ですね。
1ターン目に「想起」で撃った「悲嘆」をブリンクするのが理想です。
他にもアドを取れるクリーチャーを採用すると楽しいデッキが完成しそうです。
未練ある魂
コスト(2)(白)のソーサリーで
「飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを2体生成する」
「フラッシュバック(1)(黒)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する)」
という効果を持っています。
- 普通に唱えてクリーチャーを並べ、生け贄のエサにする
- 手札から捨ててもフラッシュバックで1回は使える
といった感じで「小悪疫」のマイナス要素を少し軽減できます。
相性的には悪くないので白黒で組むなら使えそうですね。
死せざる邪悪
コスト(黒)のインスタントで
「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで不死を得る(それが死亡したとき、それの上に+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す)」
という効果を持っています。
1ターン目に「想起」でプレイした「悲嘆」に撃つことで追加の「儚い存在」のように使えるカードです。
全体除去の対策にもなるので3枚くらいあるといいかもしれません。
世界のるつぼ
コスト(3)のアーティファクトで
「あなたは、あなたの墓地から土地をプレイしてもよい」
という能力を持っています。
これがあれば安心して土地を生け贄に捧げられますね。
「廃墟の地」や「ミシュラランド」などを再利用してしつこく攻めれば長い戦いもしやすくなりそうです。
最後に
「小悪疫」を使いたい願望を叶えるために色々調べた結果、
「白黒ハンデス」
みたいな形に組めば上手くまとまりそうだったので現状の候補カードをまとめてみました。
とりあえず必須になりそうな
- 悲嘆
- 儚い存在
- 神無き祭殿
- 悪臭の荒野
- トロウケアの敷石
辺りから集めていけばムダにならないかな?
よりよいパーツが見つかるたびにメモをしながら理想的な「小悪疫」デッキを完成させようと思います。
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