【モダン】「赤緑ケッシグランプ」のレシピ【業火のタイタン】

 こんにちは、カズヒコです。

今回は、グルールらしい豪快なデッキ

モダン版「赤緑ケッシグランプ」

を紹介します。

まずはレシピからどうぞ。

モダン版「赤緑ケッシグランプ」のレシピ

土地（24枚）

クリーチャー（18枚）

呪文（18枚）

サイドボード

ポイントになるカード

ケッシグの狼の地

「(Ｔ)：(◇)を加える」

「(Ｘ)(赤)(緑),(Ｔ)：クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それは+X/+0の修整を受けるとともにトランプルを得る」

という能力を持った土地です。

「原始のタイタン」からサーチできるフィニッシュ手段です。

このデッキは大量に土地が並ぶので一気に5～10くらいパワーをプラスして勝つこともあります。

「墨蛾の生息地」と合わせると速やかな毒殺も視野に入り、無限ライフなどへの対策にもなる便利な土地ですね。

墨蛾の生息地

「(Ｔ)：(◇)を加える」

「(１)：ターン終了時まで、墨蛾の生息地は飛行と感染を持つ1/1のちらつき蛾(Blinkmoth)アーティファクト・クリーチャーになる。それは土地でもある。（それは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える」

という能力を持った土地です。

「原始のタイタン」からサーチして毒殺の牽制をします。

ことごとくタイタンなどのフィニッシャーを除去されても、これと「ケッシグの狼の地」があれば一撃で毒殺を決めることもできるので意外とバカにならないカードです。

保険として２枚くらいあるといいですね。

桜族の長老

コスト（１)(緑）の「1/1」「蛇・シャーマン」で

「桜族の長老を生け贄に捧げる：あなたのライブラリーから基本土地カードを１枚探し、それをタップ状態で戦場に出す。その後ライブラリーを切り直す」

という能力を持ったクリーチャーです。

「不屈の自然」を内蔵したクリーチャーで、序盤のブロッカーに使いながら土地を伸ばすことができます。

タイタンを出すまでの時間稼ぎとして優秀です。

原始のタイタン

コスト（４)(緑)(緑）の「6/6」「巨人」で

「トランプル」

「原始のタイタンが戦場に出るか攻撃するたび、あなたは「あなたのライブラリーから土地カードを最大２枚まで探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい」

という能力を持ったクリーチャーです。

• ケッシグの狼の地
• 墨蛾の生息地

をサーチして勝ち手段を増やしたり、「ゼンディカーの報復者」のトークン強化に活躍するフィニッシャーです。

「業火のタイタン」かコレを４ターン目に出せるかが勝負の分かれ目になりますね。

原初の狩人、ガラク

コスト（２)(緑)(緑)(緑）「忠誠度３」の「伝説のプレインズウォーカー・ガラク」で

[+1]：緑の3/3のビースト(Beast)・クリーチャー・トークンを１体生成する

[-3]：あなたがコントロールするクリーチャーの中で最大のパワーの値に等しい枚数のカードを引く

[-6]：あなたがコントロールする土地１つにつき、緑の6/6のワーム(Wurm)・クリーチャー・トークンを１体生成する

という能力を持っています。

単体でも充分な勝ち手段になる上に、タイタンと合わせると５マナ６ドローになる強力なカードです。

すべての能力がこのデッキと噛み合った最高のプレインズウォーカーですね。

デッキの説明

ずっと使いたかった

• 業火のタイタン
• ゼンディカーの報復者
• 原初の狩人、ガラク

を詰め込んだビッグマナデッキです。

昔のスタンダードで活躍した「赤緑ケッシグランプ」を元に、ちょこっとモダン仕様に変更してみました。

回り出すとグルールらしい暴力的な制圧力で一気に勝てる爽快感が魅力ですね。

大味なデッキが好きな人にならオススメです。

基本的な動き

16枚採用したマナ加速手段で４ターン目に６マナ揃え、「業火のタイタン」か「原始のタイタン」を出すことを目指します。

具体的な動きとしては・・・

１ターン目

「山」をプレイ

２ターン目

「森」をプレイ

「桜族の長老」をプレイ

相手ターンのエンドに「桜族の長老」を生け贄にして「森」を場に出す

３ターン目

「根縛りの岩山」をプレイ

「真面目な身代わり」をプレイし、「森」をサーチして場に出す

４ターン目

「山」をプレイ

「原始のタイタン」をプレイし、「ケッシグの狼の地」と「墨蛾の生息地」をサーチして場に出す

という感じになります。

マナが伸びないと何もできないので、初手に

• 桜族の長老
• 不屈の自然
• 精神石

が無いならマリガンしてください。

順調にマナが伸ばせそうな手札がきたら、４ターン目まで「稲妻」や「桜族の長老」で凌ぎつつ、後半に逆襲する動きを目指せばOKです。

サイドボードの説明

特に工夫のないサイドボードですね。

• 墓地対策に「歩哨のトーテム像」
• アグロ対策に「金屑の嵐」
• カウンター対策に「召喚の罠」
• 置物対策に「酸のスライム」と「内にいる獣」

を採用しました。

この辺は好みで色々と入れ替えてください。

その他の候補カード

• 銅線の地溝
• 樹木茂る山麓
• 踏み鳴らされる地
• 樹上の草食獣
• イリーシア木立のドライアド

序盤のアンタップインを重視するならファストランドやフェッチランドを採用するといいですね。

序盤の延命を重視するなら「樹上の草食獣」や「イリーシア木立のドライアド」といった壁になるマナ加速カードがオススメです。

やや確実性は落ちますがコレはコレで悪くないですから。

この辺はお好みでどうぞ。

最後に

上手く回れば爽快なデッキ

モダン版「赤緑ケッシグランプ」

を紹介してみました。

序盤がトロく終盤が強いデッキなので、環境が遅めになってきた時に使えば楽しめると思いますよ。

2023年3月現在、そこまで高いカードも使わないですし、豪快な動きが好きなグルール信者なら一通りパーツを揃えておくチャンスかもしれません。

大味なデッキが好きなら候補に入れて検討してみてください。