【MTG】「A定食 黒ウィニー」の紹介 第4~5版、ミラージュブロックで組んだ黒単アグロ【惑乱の死霊】

2021/09/18

デッキ紹介(ファンデッキ)

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中学生の頃、なかなかカードが揃わなくて組めなかった黒ウィニーに憧れていたカズヒコです、こんにちは。

今回は、私がずっと組みたかったデッキ

「A定食 黒ウィニー」

を紹介します。

このデッキは、1ターン目に「暗黒の儀式」から「惑乱の死霊」を出すという当時は定番すぎて「A定食」と呼ばれた動きを搭載した黒ウィニーです。

古いカードを使ったこれ以上ないくらいシンプルな黒ウィニーなので、古参プレイヤーなら懐かしい気分になるかもしれません。

優秀な黒のウィニークリーチャーを「暗黒の儀式」から一気に展開する古き良き黒単アグロをお楽しみください。

「A定食 黒ウィニー」のレシピ

土地(20枚)

16 沼
4 ミシュラの工廠

クリーチャー(24枚)

4 吸血コウモリ
4 下水ネズミ
4 墜ちたるアスカーリ
4 黒騎士
4 ストロームガルドの騎士
4 惑乱の死霊

呪文(16枚)

4 麻痺
4 邪悪なる力
4 暗黒の儀式
4 不吉の月 

サイドボード

4 恐怖
4 ネビニラルの円盤
2 墓石の階段

その他、未定・・・

カードの説明

ミシュラの工廠

「(T):(◇)を加える」

「(1):ターン終了時まで、ミシュラの工廠は2/2の組立作業員(Assembly-Worker)アーティファクト・クリーチャーになる。それは土地でもある」

「(T):組立作業員クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+1の修整を受ける」

という能力を持った土地です。

クリーチャー化する土地の基本になっているカードですね。

「2/2」というスペックは普通に優秀で、軽いクリーチャーと合わせて驚異的な展開力を可能にします。

序盤からガンガン殴るアグロにピッタリな1枚です。

吸血コウモリ

コスト(黒)の「0/1」「コウモリ」で

「飛行」

「(黒):ターン終了時まで、吸血コウモリは+1/+0の修整を受ける。毎ターン2回までしか起動できない」

という能力を持ったクリーチャーです。

黒ウィニーを支える1マナのフライヤーです。

黒マナを使わないとパワーがありませんが、手札はすぐに使い切るので余ったマナで普通に「2/1 飛行」として使えます。

地味ながら「飛行」が優秀で「邪悪なる力」を付けて殴り勝つこともありますね。

下水ネズミ

コスト(黒)の「1/1」「ネズミ」で

「(黒),1点のライフを支払う:ターン終了時まで、下水ネズミは+1/+0の修整を受ける。毎ターン3回までしか起動できない」

という能力を持ったクリーチャーです。

黒らしいライフを犠牲にするバンプアップ能力持ちです。

ちょっとライフは痛いですが、MAXで「4/1」になるのは強力で、序盤から終盤まで頼れる1マナクリーチャーですね。

墜ちたるアスカーリ

コスト(1)(黒)の「2/2」「人間・騎士」で

「側面攻撃」

「墜ちたるアスカーリではブロックできない」

という能力を持ったクリーチャーです。

ミラージュブロックを代表する騎士で、2マナのアタッカーとして充分な強さがあります。

側面攻撃」はマイナーな能力ですが、いざ持っていると頼りになりますね。

黒騎士

コスト(黒)(黒)の「2/2」「人間・騎士」で

「先制攻撃」

「プロテクション(白)」

という能力を持ったクリーチャーです。

「黒ウィニーと言えばコレ!」

という2マナクリーチャーです。

当時は2マナ「2/2 先制攻撃」はかなり強い部類で憧れていました。

プロテクション(白)」があるので白相手にはかなり頼れるクリーチャーですね。

アンコモンなので中学生のお小遣いで買える少ないパック数では揃わなくて悲しかった思い出があります。

大人になってシングル買いをできるようになったら意外と安くてビックリしましたね。

ストロームガルドの騎士

コスト(黒)(黒)の「2/1」「人間・騎士」で

「プロテクション(白)」

「(黒):ストロームガルドの騎士はターン終了時まで先制攻撃を得る」

「(黒)(黒):ストロームガルドの騎士はターン終了時まで+1/+0の修整を受ける」

という能力を持ったクリーチャーです。

これも当時の黒ウィニーには欠かせないクリーチャーで「黒騎士」同様アンコモンのため1枚しか引けず、ずっと欲しかったカードです。

大人になってからシングル買いして4枚積みできた時は感動しましたね。

惑乱の死霊

コスト(1)(黒)(黒)の「2/2」「スペクター」で

「飛行」

「惑乱の死霊が対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカードを1枚無作為に選んで捨てる」

という能力を持ったクリーチャーです。

ダメージを与えるとランダムディスカードが誘発する強力なクリーチャーです。

「暗黒の儀式」経由で1ターン目に出し、相手が除去できないと次のターンから土地を捨てさせられるリスクがあり、これ1枚で勝負が決まるかもしれない強さを持っています。

ずっと「A定食」と呼ばれる動きに憧れていたのでようやく叶って満足しました。

麻痺

コスト(黒)のオーラで

「エンチャント(クリーチャー)」

「麻痺が戦場に出たとき、エンチャントされているクリーチャーをタップする」

「エンチャントされているクリーチャーは、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない」

「エンチャントされているクリーチャーは「あなたのアップキープの開始時に、あなたは(4)を支払ってもよい。そうした場合、このクリーチャーをアンタップする。」を持つ」

という効果を持っています。

タップによる疑似的なクリーチャー除去ですね。

黒相手に腐る「恐怖」と違い、広く使える所と軽さを重視して採用しました。

序盤の数ターン無力化できれば充分ですし、4マナ払えるまで長引いていたらほぼ負けなので黒ウィニーならこのカードがベストだと思います。

邪悪なる力

コスト(黒)のオーラで

「エンチャント(クリーチャー)」

「エンチャントされているクリーチャーは+2/+1の修整を受ける」

という効果を持っています。

シンプルなクリーチャー強化ですね。

ちょっとタフネスが高いクリーチャーが出てくると止まってしまう欠点を補っています。

意外と速度が上がるので頼れる1枚です。

暗黒の儀式

コスト(黒)のインスタントで

「(黒)(黒)(黒)を加える」

という効果を持っています。

黒ウィニーの速度を支えてくれる1枚で、高速展開を売りにするなら必須となるカードですね。

1ターン目に「惑乱の死霊」を出す「A定食」が理想ですが、普通に1マナと2マナのクリーチャーを出す動きも強力です。

終盤もバンプアップに使えますし、マナ加速として最高の働きをしてくれます。

不吉の月

コスト(1)(黒)のエンチャントで

「黒のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける」

という効果を持っています。

昔ながらのシンプルな全体強化ですね。

数が並ぶウィニーでは最高の1枚です。

ただ、相手のクリーチャーにも影響するのでミラーマッチではちょっと注意が必要になりますね。

デッキの説明

第4~5版とミラージュブロックのカードで組んだ「黒ウィニー」です。

中学生時代の私が憧れていたデッキで、10年以上経った20代後半の頃にようやく完成しました。

・黒騎士
・惑乱の死霊
・暗黒の儀式

といった優秀な黒のクリーチャーと呪文を使った王道の黒ウィニーを実際に回せた時は感動しましたね。

「これを当時使えていたらどんなに楽しかっただろうか・・・」

という心残りはありますが、1つの夢が叶ったということで満足しようと思います。

いつかN君と再開したら昔のフォーマットで対戦してこのデッキを使いたいですね。

基本的な動き

動きはウィニーデッキらしくガンガン展開して殴り勝つだけです。

1ターン目に「暗黒の儀式」から始まると最高ですね。

・惑乱の死霊

を出す「A定食」

・下水ネズミ
・吸血コウモリ
・黒騎士
・ストロームガルドの騎士

などの1~2マナクリーチャーを2体出す動きがブン回りになります。

・ミシュラの工廠

もクリーチャー化して一気に殴り込み、5ターン目くらいには決着をつけるのが理想ですね。

とにかく相手のライフを減らすことだけを考えて殴りまくる分かりやすいアグロ感が売りで、ビートダウン好きには扱いやすく爽快なデッキだと思います。

このデッキで古き良き黒ウィニーの楽しさを味わってもらえたら幸いです。

サイドボードの説明

4 恐怖
4 ネビニラルの円盤
2 墓石の階段

恐怖

コスト(1)(黒)のインスタントで

「アーティファクトでも黒でもないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない」

という効果を持っています。

黒の基本となる除去呪文です。

追加で除去が欲しい時に足す感じになります。

ネビニラルの円盤

コスト(4)のアーティファクトで

「ネビニラルの円盤はタップ状態で戦場に出る」

「(1),(T):アーティファクトとクリーチャーとエンチャントをすべて破壊する」

という効果を持っています。

黒の弱点であるエンチャントにも触れられる全体除去です。

置物対策と相手も早いデッキの時のリセット手段として採用しています。

無色なのでどの色でも使えますし、今見ても便利なカードだと思いますね。

墓石の階段

コスト(2)(黒)(黒)のワールド・エンチャントで

「累加アップキープ(1)(黒)」

「各ターンのアップキープの開始時に、墓石の階段が戦場に出ている場合、各プレイヤーは自分の墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき、《屍鬼/Tombspawn》という名前の、速攻を持つ黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体、それぞれのコントロール下で生成する」

「各終了ステップの開始時か、墓石の階段が戦場を離れたとき、それによって生成されたすべてのトークンを破壊する。それらは再生できない」

という効果を持っています。

お互いに墓地にあるクリーチャーカードの数だけ「2/2 速攻」を持つゾンビを生み出すエンチャントです。

消耗戦になった時、ウィニーの特性上こちらの方が墓地にあるクリーチャーが多いと思うので、最後の最後に決め手になりますね。

クリーチャーが少ないコントロール相手に有効だと思います。

その他の候補カード

テンペストブロックの優秀な1~2マナクリーチャーを紹介します。

・カーノファージ
・ダウスィーの殺害者
・ダウスィーの怪物

・肉占い

カーノファージ

コスト(黒)の「2/2」「ゾンビ」で

「あなたのアップキープの開始時に、あなたがライフを1点支払わないかぎり、カーノファージをタップする」

という能力を持ったクリーチャーです。

テンペストブロックの優秀な1マナクリーチャーです。

パワー2にこだわるならアリですね。

ダウスィーの殺害者

コスト(黒)(黒)の「2/2」「ダウスィー・兵士」で

「シャドー」

「ダウスィーの殺害者は、可能なら各戦闘で攻撃する」

という能力を持ったクリーチャーです。

テンペストブロックらしい「シャドー」持ちクリーチャーです。

シャドーウィニーは白の方が好きですが、黒で組むならコレですね。

ダウスィーの怪物

コスト(1)(黒)の「2/1」「ダウスィー・ホラー」で

「シャドー」

「ダウスィーの怪物は白のクリーチャーによってはブロックされない」

という能力を持ったクリーチャーです。

こちらも黒のシャドーウィニーに欠かせない1枚です。

ダメージ効率的にはブロックされにくい「シャドー」の方が優秀かもしれませんね。

肉占い

コスト(黒)のエンチャントで

「肉占いが戦場に出たとき、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する」

「あなたのアップキープの開始時に、ゾンビが1体も戦場に存在しない場合、肉占いはあなたに1点のダメージを与える」

という効果を持っています。

1マナ「2/2」として使えるエンチャントです。

ゾンビの「カーノファージ」と合わせて使えばデメリットも多少軽減できますね。

最後に

ずっと憧れだったデッキ「A定食 黒ウィニー」を紹介してみました。

「A定食」は今でも決まればけっこう強烈な動きですし、展開力もあって意外と強いデッキだと思います。

今は優秀な黒のウィニークリーチャーも増えたので、ちょっとアレンジして現代版の黒ウィニーを組んでみると意外といけるかもしれません。

レガシーは厳しそうだからパイオニア辺りで1つ組んでみようかな・・・
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