【MTG】5th期スタンダード「緑単はぐれ象ストンピィ」の紹介 「第5版+ミラージュブロック」で組んだ緑単アグロ【休耕地のワーム】

2021/09/17

デッキ紹介(ファンデッキ)

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緑単は「怨恨」が出たウルザブロックらへんで完成したと思うカズヒコです、こんにちは。

今回は、はるか昔の5th期スタンダードで組んだデッキ、

「緑単はぐれ象ストンピィ」

を紹介します。

このデッキは、ミラージュブロックに存在した1~3マナにしては破格のスペックを持つクリーチャーを使った「緑単ストンピィ」です。

・1マナ「3/3」
・2マナ「3/2」
・3マナ「4/4」

といった今でもけっこう強いクリーチャーで殴る古き良き緑単をお楽しみください。

5th期スタンダード「緑単はぐれ象ストンピィ」のレシピ

土地(19枚)

19 森

クリーチャー(33枚)

4 ラノワールのエルフ
4 はぐれ象
4 スクリブ・スプライト
4 メテンダ・ライオン
4 クウィリーオン・レインジャー

4 収穫のワーム
4 リバー・ボア

4 休耕地のワーム

1 ルアゴイフ

呪文(8枚)

4 巨大化
4 茨の盾

サイドボード

4 平穏
4 ウークタビー・オランウータン

その他、未定・・・

カードの説明

ラノワールのエルフ

コスト(緑)の「1/1」「エルフ・ドルイド」で

「(T):(緑)を加える」

という能力を持ったクリーチャーです。

緑らしい1マナのマナクリーチャーです。

このデッキでは土地カードを生け贄にしたり捨てたりするのでマナの安定に欠かせないクリーチャーですね。

クウィリーオン・レインジャー」とのマナコンボで活躍します。

はぐれ象

コスト(緑)の「3/3」「象」で

「はぐれ象が戦場に出たとき、あなたが森(Forest)を1つ生け贄に捧げないかぎり、それを生け贄に捧げる」

という能力を持ったクリーチャーです。

1マナ「3/3」という今でも破格のスペックを持ったクリーチャーです。

場に出た時に「森」1つを生け贄に捧げなければいけないので、1ターン目に出すかどうかはちょっと賭けになりますね。

相手を見て使い方が変わる面白いクリーチャーだと思います。

スクリブ・スプライト

コスト(緑)の「1/1」「フェアリー」で

「飛行」

という能力を持ったクリーチャーです。

シンプルな1マナ「飛行」クリーチャーです。

緑単で回避能力持ちは貴重なので、これに「茨の盾」を付けて殴っていく動きもよくありますね。

メテンダ・ライオン

コスト(緑)の「2/1」「猫」で

「メテンダ・ライオンが攻撃するたび、防御プレイヤーは(青)を支払ってもよい。そうした場合、このターン、メテンダ・ライオンが与えるすべての戦闘ダメージを軽減する」

という能力を持ったクリーチャーです。

青以外には強い1マナクリーチャーです。

当時は1マナ「2/1」なんてレアカードの「サバンナ・ライオン」くらいだったので、このカードがコモンで収録されたのは驚きでしたね。

絵柄もちょっと優しそうなライオンで可愛く、個人的に好きな1枚です。(絵柄はこちらの晴れる屋さんの商品ページをご覧ください)

クウィリーオン・レインジャー

コスト(緑)の「1/1」「エルフ・レインジャー」で

「あなたがコントロールする森(Forest)1つをオーナーの手札に戻す:クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。毎ターン1回のみ起動できる」

という能力を持ったクリーチャーです。

少ない土地でデッキを回すのに必要なクリーチャーです。

シンプルに土地を出し直して「森」1枚から2マナ出したり、「ラノワールのエルフ」とのコンボで4マナ出したりとデッキの安定に貢献してくれます。

収穫のワーム

コスト(1)(緑)の「3/2」「ワーム」で

「収穫のワームが戦場に出たとき、あなたの墓地にある基本土地カードを1枚あなたの手札に戻さないかぎり、それを生け贄に捧げる」

という能力を持ったクリーチャーです。

墓地から土地を回収しないと死んでしまうクリーチャーですが、2マナ「3/2」となかなかのスペックを持っています。

はぐれ象」や「休耕地のワーム」で墓地にいった土地を回収しながら出します。

リバー・ボア

コスト(1)(緑)の「2/1」「蛇」で

「島渡り」

「(緑):リバー・ボアを再生する」

という能力を持ったクリーチャーです。

シンプルに強い2マナクリーチャーですね。

「島渡り」が地味に強烈で、青相手に大活躍することもあります。

休耕地のワーム

コスト(2)(緑)の「4/4」「ワーム」で

「休耕地のワームが戦場に出たとき、あなたが土地カードを1枚捨てないかぎり、休耕地のワームを生け贄に捧げる」

という能力を持ったクリーチャーです。

土地を捨てないと死んでしまいますが、3マナ「4/4」という驚異のスペックを持っています。

手札に土地がなくても「クウィリーオン・レインジャー」の能力で手札に戻した「森」を捨てたりもできますし、意外とスムーズに出せるクリーチャーですね。

ルアゴイフ

コスト(2)(緑)(緑)の「0/1」「ルアゴイフ」で

「ルアゴイフのパワーはすべての墓地にあるクリーチャー・カードの数に等しく、そのタフネスはその数に1を加えた点数に等しい」

という能力を持ったクリーチャーです。

すべての墓地のクリーチャー数を参照するので、終盤の墓地が肥えた時に出るとヤバイサイズのフィニッシャーになりますね。

「トランプルがあればなぁ・・・」

と思うこともありますが、ラスボス的な立ち位置として頼れる1枚です。

巨大化

コスト(緑)のインスタントで

「クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+3/+3の修整を受ける」

という効果を持っています。

最もシンプルな緑の強化呪文です。

使ってみるとやっぱり強く、緑を使った速攻デッキなら4枚入れて問題ないですね。

茨の盾

コスト(緑)のオーラで

「エンチャント(クリーチャー)」

「エンチャントされているクリーチャーは+1/+1の修整を受ける」

「茨の盾を生け贄に捧げる:エンチャントされているクリーチャーはターン終了時まで+3/+3の修整を受ける」

という効果を持っています。

生け贄に捧げると「巨大化」と同じ「+3/+3」修正ができるオーラです。

序盤の安定した強化と、終盤の決め手となる爆発力があり、当時はかなり使えた1枚でした。

生け贄に対応して除去を撃たれることもあるので、使い所は注意が必要ですね。

デッキの説明

第5版の頃のスタンダードで組んだちょっとクセのあるデメリット持ちクリーチャーを採用した「緑単ストンピィ」です。

コストが軽い代わりに、場に出すには土地カードに関する条件付きの

・はぐれ象
・収穫のワーム
・休耕地のワーム

をどう扱うかがちょっと難しく、少し頭を使う面白いデッキですね。

上手く回れば

・1マナ「3/3」
・2マナ「3/2」
・3マナ「4/4」

という当時は脅威だったサイズのクリーチャーで攻めることができます。

緑単と言えばシンプルにクリーチャーを出し、強化して殴る分かりやすい動きが売りかと思いますが、このデッキはちょっと展開するにも頭を使いますね。

少し難しい代わりにパワフルさが増した緑単として使ってみると面白いかもしれません。

パズルのような動きを楽しめるデッキとしてお試しください。

基本的な動き

動きとしては普通の緑単ストンピィと同じです。

クリーチャーを出して強化して殴るのは一緒ですから。

ただ、ちょっと手札と場にある土地と相談する必要がある所が違います。

土地を犠牲にするので

「1ターン目に「はぐれ象」を出すか」

というのがちょっと悩み所です。

除去が薄いデッキなら出す方がいいんですが、1マナ除去を持ってる相手には展開が遅れる悪手になりますから・・・

この辺の駆け引きがちょっと面白いと感じるか負担に感じるかで好みが分かれますね。

無難な展開をするなら1ターン目は「ラノワールのエルフ」などのデメリットなしクリーチャーからが基本になります。

そんなに急いで殴り切る必要がないならマナの安定を重視する方が無理がなく最善かもしれません。

この辺の判断は人によって様々なのでプレイングに差が出る面白い緑単だと思います。

「ラノワールのエルフ」+「クウィリーオン・レインジャー」によるマナコンボ

先ほどちょっと触れたマナコンボについて説明します。

このデッキは場に「森」が1~2枚しかなく、マナがあまり出ない状況になりがちですが、

・ラノワールのエルフ
・クウィリーオン・レインジャー

がいれば「森」1枚でも4マナ出せます。

具体的な動きはこうです。

・「森」をタップして1マナを出す

・「ラノワールのエルフ」をタップして1マナを出す(計2マナ)

・「クウィリーオン・レインジャー」の能力でマナを出した「森」を手札に戻し、「ラノワールのエルフ」をアンタップする

・「森」を場に出す

・「森」をタップして1マナを出す(計3マナ)

・「ラノワールのエルフ」をタップして1マナ出す(計4マナ)

「森」を出し直すことで2マナ、「ラノワールのエルフ」をアンタップすることで2マナ出し、計4マナ確保できるコンボです。

これは土地の少ない緑単ストンピィではよく使われるコンボなので覚えておいて損がないですよ。

サイドボードの説明

4 平穏
4 ウークタビー・オランウータン

平穏

コスト(2)(緑)のソーサリーで

「すべてのエンチャントを破壊する」

という効果を持っています。

シンプルなエンチャント対策です。

3マナと重いのがネックですが、何も考えず全てのエンチャントを対処できるのでシンプルに強いですね。

現在は2マナになった「自然に帰れ」という上位互換が出ました。

ウークタビー・オランウータン

コスト(2)(緑)の「2/2」「類人猿」で

「ウークタビー・オランウータンが戦場に出たとき、アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する」

という能力を持ったクリーチャーです。

シンプルなアーティファクト対策です。

3マナの重さと引き換えに「2/2」が残るのが強く、緑単にはピッタリなクリーチャーですね。

その他の候補カード

・ガズバンのオーガ
・カルー・ミーアキャット

ガズバンのオーガ

コスト(緑)の「2/2」「オーガ」で

「あなたのアップキープの開始時に、プレイヤー1人が他の各プレイヤーよりも多いライフを持つ場合、その最も多いライフを持つプレイヤーはガズバンのオーガのコントロールを得る」

という能力を持ったクリーチャーです。

1マナのパワー2を重視するならアリなクリーチャーです。

相手によってはコントロールを奪われたままになるリスクもあるので採用はちょっと悩みますね。

カルー・ミーアキャット

コスト(1)(緑)の「2/1」「マングース」で

「プロテクション(青)」

という能力を持っています。

対青へのキラーカードになります。

青が多い環境ならメイン採用もあるクリーチャーですね。

最後に

5thの頃の懐かしいスタンダードデッキ「緑単はぐれ象ストンピィ」を紹介してみました。

クリーチャーの質的には今でも通用しないわけではないので意外と強いデッキだと思います。

数年後、ウルザブロックで登場した


がミラージュブロックにあればもっと話題になるデッキだったかもしれません。

他にも


などのエコー持ちだけど強いクリーチャーもいましたし、緑単はウルザブロックで洗練された印象がありますね。

個人的には中学生の頃に一番遊んだミラージュブロックが好きなので、この「はぐれ象」を使ったストンピィが一番好きです。

「はぐれ象」はコモンなのでPauperで組めないかと思ったり思わなかったり・・・

何かいい再利用方法があったら組み直してみたいですね。
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