【パウパー】アグロ型「ボロスキティ」のレシピ【逆棘の叩拳】

 こんにちは、カズヒコです。

今回は、前に紹介した

パウパー版「赤白 金属術」

を久しぶりに回したら

・「金属術」の達成率をもっと上げた方がいい

・新しいカードと入れ替えた方が強い

などの改善点が見つかったので、改めて調整したレシピを紹介します。

ドローしながら殴り勝つ楽しいアグロの一例にどうぞ。

パウパー版　アグロ型「ボロスキティ」のレシピ

土地（20枚）

クリーチャー（20枚）

呪文（20枚）

サイドボード

※ 詳しいカードの効果はリンク先を参照してください。

デッキの説明

どちらかと言えばコントロール寄りに組まれるボロスキティに

• 献身的な補充兵
• オーリオックの太陽追い

などのサイズが大きいクリーチャーを採用してアグロ寄りに組んだデッキです。

以前のレシピでは

アーティファクト土地を順調に引けないと「金属術」が達成しにくい

というけっこう致命的な弱点があったので

４　風に削られた岩山

を抜き

４　ダークスティールの城塞

を採用してアーティファクト土地が並ぶ確率を上げました。

色マナの安定よりも「金属術」を重視した感じですね。

「予言のプリズム」が禁止になったので無色土地を使うのは厳しそうですが、類似の

４　黄金の卵

を採用することでマナベースの弱点を少しだけ補っています。

土地がそろう前はマナフィルターとして生け贄に・・・

土地がそろったらバウンスから再プレイして１ドローの種に・・・

使い方にちょっと腕が出るかもしれません。

他にも、ギリギリ「金属術」を達成してる時に除去されて困ることがあった

４　宮廷のホムンクルス

を抜いて

４　スレイベンの検査官

に変更し、除去されにくい「手掛かり」トークンでアーティファクトの数を補ったり・・・

単純な強化手段だった「骨断ちの矛槍」を抜き、「きらめく鷹」や「コーの空漁師」の使い回しコンボと相性がいい

４　逆棘の叩拳

と変更してアドを取りやすい形にしました。

２マナ「3/1」の丁度いいクリーチャーとして換算できるのが強いですし・・・

バウンスから再プレイして「ミラディンのために！」で出てくる「2/2」トークンを増やす動きは息切れ防止に役立ちます。

２マナとして最低限の仕事をしつつ、おまけも付いてくるカードは最高ですね。

基本的な動き

デッキの動きとしては、なるべく早く「金属術」を達成させて

• 献身的な補充兵
• オーリオックの太陽追い

のサイズを「3/3」に上げ、

• 稲妻
• 感電破

でバックアップしながら殴り勝つのが基本になります。

この手のアグロだと序盤に攻め切れなかった時の息切れが不安になりますが

• きらめく鷹
• コーの空漁師

のバウンス能力で

• スレイベンの検査官
• 黄金の卵
• 逆棘の叩拳

を再利用すれば、１ドローやトークン生成などのアドを取れるため、息の長い戦いも可能になっています。

カードを引きながら殴る

という単純なアグロにはない動きが楽しめますね。

その他の候補カード

• キャンディーの道標
• レンバス
• 実験統合機

キャンディーの道標

コスト（１）の「アーティファクト・食物・手掛かり」で

「キャンディーの道標が戦場に出たとき、占術２を行う」

「(２),(Ｔ),キャンディーの道標を生け贄に捧げる：あなたは３点のライフを得、カードを１枚引く」

という能力を持っています。

「エルドレインの森」で出た新カードです。

色マナを気にせずドローの質を上げられる点が強いですね。

「スレイベンの検査官」との併用や、入れ替えが考えられます。

レンバス

コスト（２）の「アーティファクト・食物」で

「レンバスが戦場に出たとき、占術１を行う。その後、カード１枚を引く」

「(２),(Ｔ),レンバスを生け贄に捧げる：あなたは３点のライフを得る」

「レンバスが戦場から墓地に置かれたとき、オーナーはこれを自分のライブラリーに加えて切り直す」

という能力を持っています。

ドローの質を重視するならアリな１枚です。

最近のボロスキティではこのカードが優先して使われていますね。

色マナが安定する形ならこのカードから採用する方が良さそうです。

実験統合機

コスト（赤）のアーティファクトで

「実験統合機が戦場に出たか戦場を離れたとき、あなたのライブラリーの一番上にあるカード１枚を追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードをプレイしてもよい」

「(２)(赤),実験統合機を生け贄に捧げる：警戒を持つ白の2/2の侍(Samurai)クリーチャー・トークン１体を生成する。起動はソーサリーとしてのみ行う」

という能力を持っています。

出た時と離れた時に誘発するので「きらめく鷹」などのバウンスと相性がいいです。

衝動的ドローがムダにならない中終盤のアド源として１～２枚入れるのは考えられます。

最後に

2023年9月に改めて自分好みの形に変更した

パウパー版「ボロスキティ」

のレシピを紹介してみました。

今回のレシピはガンガン殴るアグロ志向の人にオススメなので、殴って焼いての赤系ビートダウンが好きなら使ってみて下さい。

もし、もう少し曲線的な中速デッキが好きなら

の８枚をフィニッシャーやアドの取れるカードに変更すればいいので、色々といじってみても楽しいと思います。

お好みの速度に調整して自分好みのボロスキティをお楽しみください。