こんにちは、カズヒコです。
今回は、いつかモダン版として組もうと思ってる
「白単ソウルシスターズ」
の「元となるレシピ」と「使えそうなパーツ」を紹介します。
個人的なメモ記事ではありますが、似たようなデッキを組もうとしている人のお役に立てれば嬉しいです。
「白単ソウルシスターズ」の参考レシピ
土地 (23枚)
クリーチャー (24枚)
呪文 (13枚)
サイドボード
※ 詳しいカードの効果はリンク先を参照してください。
ポイントになるカードの紹介
魂の管理人
コスト(白)の「1/1」「人間・クレリック」で
「他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、あなたは1点のライフを得る」
という能力を持ったクリーチャーです。
ソウルシスターズの由来にもなっているカードです。
「魂の従者」との8枚体制で「クリーチャーが場に出るたびにライフを得られる状況」を作り
- セラの高位僧
- アジャニの群れ仲間
のような「ライフを得ると強化されるクリーチャー」の力を最大限に発揮させるのがこのデッキのコンセプトになります。
セラの高位僧
コスト(白)の「1/1」「人間・モンク」で
「絆魂(このクリーチャーがダメージを与える場合、さらにあなたは同じ点数のライフを得る)」
「あなたのライフが30点以上であるかぎり、セラの高位僧は+5/+5の修整を受けるとともに飛行を持つ」
という能力を持ったクリーチャーです。
ライフが29点以下の状況では貧弱ですが、このデッキでは
- 魂の管理人
- 生き残りの隠し場所
などの効果によってライフを30点以上に持っていくことができるため、強力なフィニッシャーになります。
アジャニの群れ仲間
コスト(1)(白)の「2/2」「猫・兵士」で
「あなたがライフを得るたび、あなたはアジャニの群れ仲間の上に+1/+1カウンターを1個置く」
という能力を持ったクリーチャーです。
このクリーチャーを大きく育てて殴り勝つのがメインの勝ち手段になります。
ライフ獲得手段が豊富なので、あっという間に「5/5」以上に育つのが売りです。
デッキの説明 と 個人的な話
参考レシピは
「アメリカ選手権10」第14位(スタンダード部門6勝2敗)
という結果を残した「コンリーウッズ」さんの「白単ソウルシスターズ」です。
詳しいデッキ解説はYouTubeの動画があるので下記リンクからどうぞ。
【MTG】 2010 全米選手権 デッキ解説 : 白単ライフ型ビート
10年以上前に初めてこのデッキを見た時、
「豪快なアグロ感がありつつ、場合によってはコントロールっぽい動きもできて面白そう」
と思って組みたくなったんですが、他のデッキを優先して今日まで放置してしまいました。
最近になって一味違う白単が欲しくなったので、組み始めるキッカケついでにメモしていたパーツとかををザっと紹介します。
参考レシピからの入れ替え案としてどうぞ。
使えそうな候補パーツ(土地)
- トロウケアの敷石
- 空の遺跡、エメリア
- アーデンベイル城
- 廃墟の地
トロウケアの敷石
「(T):(白)を加える」
「トロウケアの敷石が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、あなたは「あなたのライブラリーから平地(Plains)カードを1枚探し、それをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい」
という能力を持った土地です。
白単で組むなら「土地破壊対策」や「デッキ圧縮」に2枚くらい採用するのはアリです。
「血染めの月」が隆盛してる時は微妙だったりもするので、無理せず「平地」でもいいんですけどね。
空の遺跡、エメリア
「空の遺跡、エメリアはタップ状態で戦場に出る」
「あなたのアップキープの開始時に、あなたが7つ以上の平地(Plains)をコントロールしている場合、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に出してもよい」
「(T):(白)を加える」
という能力を持った土地です。
「平地」を1~2枚コレに変えればコントロール対策になりますね。
長い戦いを見据えたデッキでもあるので、息切れ防止に1~2枚入れておくと安心です。
アーデンベイル城
「あなたが平地(Plains)をコントロールしていないかぎり、アーデンベイル城はタップ状態で戦場に出る」
「(T):(白)を加える」
「(2)(白)(白),(T):白の1/1の人間(Human)クリーチャー・トークンを1体生成する」
という能力を持った土地です。
息切れ防止になりつつ「魂の管理人」の能力を毎ターン誘発させる動きを可能にします。
2枚くらい採用しておくとデッキが安定しそうですね。
廃墟の地
「(T):(◇)を加える」
「(2),(T),廃墟の地を生け贄に捧げる:対戦相手がコントロールしていて基本でない土地1つを対象とする。それを破壊する。各プレイヤーはそれぞれ、自分のライブラリーから基本土地カード1枚を探し、戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す」
という能力を持った土地です。
特殊土地対策に「地盤の際」と入れ替えると良いですね。
使えそうな候補パーツ(クリーチャー)
- 天界の語り部
- 月皇の古参兵
- 祝福されし者の声
- オーリオックのチャンピオン
- 太陽冠のヘリオッド
- テューンの大天使
- 月の踊り手、トレラッサーラ
天界の語り部
コスト(白)の「1/1」「人間・クレリック」で
「警戒」「絆魂」
「(T):飛行を持つ白の4/4の天使(Angel)クリーチャー・トークン1体を生成する。あなたのライフがあなたの初期ライフ総量よりも7点以上多いなら起動でき、起動はソーサリーとしてのみ行う」
という能力を持ったクリーチャーです。
条件さえ達成すれば毎ターンフィニッシャーを展開できる強さがあります。
1~2枚くらい入れておくと良いタイミングで引けて役立つかもしれません。
月皇の古参兵
コスト(白)の「1/1」「人間・クレリック」で
「これでないクリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは1点のライフを得る」
「降霊(1)(白)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを変身させた状態で降霊コストで唱えてもよい)」
という能力を持ったクリーチャーです。
変身すると「光明の幻影」という名前の「1/1」「スピリット・クレリック」で
「飛行」
「あなたがコントロールしていてこれでないクリーチャー1体が戦場を離れるたび、あなたは1点のライフを得る」
「光明の幻影がいずこかから墓地に置かれるなら、代わりにこれを追放する」
という能力を持ったクリーチャーになります。
「魂の管理人」と違って自身のクリーチャーが出た時のみの誘発ですが、最序盤のライフゲインを重視するなら採用が考えられますね。
祝福されし者の声
コスト(白)(白)の「2/2」「スピリット・クレリック」で
「あなたがライフを得るたび、祝福されし者の声の上に+1/+1カウンター1個を置く」
「祝福されし者の声の上に4個以上の+1/+1カウンターがあるかぎり、これは飛行と警戒を持つ」
「祝福されし者の声の上に10個以上の+1/+1カウンターがあるかぎり、これは破壊不能を持つ」
という能力を持ったクリーチャーです。
ダブルシンボルになって強化された「アジャニの群れ仲間」ですね。
このカードのおかげでメインの勝ち手段だった「アジャニの群れ仲間」を8枚採用した形になり、デッキの完成度が一気に高まりました。
課題だった回避能力も自然と得られるのが強く、最高のカードを作ってくれたことに感謝しかありません。
オーリオックのチャンピオン
コスト(白)(白)の「1/1」「人間・クレリック」で
「プロテクション(黒)」
「プロテクション(赤)」
「他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、あなたは1点のライフを得てもよい」
という能力を持ったクリーチャーです。
2マナのダブルシンボルになったら除去耐性が大幅に強化された「魂の管理人」ですね。
ライフゲインを安定させるために4枚採用しても悪くありません。
参考レシピの「コーの火歩き」をコレに変えると良いですね。
太陽冠のヘリオッド
コスト(2)(白)の「5/5」「神」で
「破壊不能」
「あなたの白への信心が5未満であるかぎり、太陽冠のヘリオッドはクリーチャーではない」
「あなたがライフを得るたび、あなたがコントロールしている、クリーチャー1体かエンチャント1つを対象とし、それの上に+1/+1カウンターを1個置く」
「(1)(白):他のクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは絆魂を得る」
という能力を持った伝説のクリーチャー・エンチャントです。
「強化手段の水増し」と「フィニッシャー」を兼ねたカードですね。
1~2枚あると中終盤の底上げになりそうです。
テューンの大天使
コスト(3)(白)(白)の「3/4」「天使」で
「飛行」
「絆魂(このクリーチャーがダメージを与える場合、さらにあなたは同じ点数のライフを得る)」
「あなたがライフを得るたび、あなたがコントロールする各クリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く」
という能力を持ったクリーチャーです。
最後の一押しに最適なフィニッシャーですね。
やり過ぎ感がある気もしますが、1枚くらい入れておくと良いかもしれません。
月の踊り手、トレラッサーラ
コスト(緑)(白)の「2/2」「エルフ・クレリック」で
「あなたがライフを得るたび、月の踊り手、トレラッサーラの上に+1/+1カウンター1個を置き、占術1を行う(あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を見る。あなたはそのカードをあなたのライブラリーの一番下に置いてもよい)」
という能力を持った伝説のクリーチャーです。
白単では使えませんが、ちょっと面白いカードだったので紹介してみました。
緑をタッチするだけで「アジャニの群れ仲間」に「占術」のおまけが付くなら多色化も考慮する価値がありますね。
使えそうな候補パーツ(置物とか)
- 永久の優雅
- 群れの力、アジャニ
永久の優雅
コスト(2)(白)のエンチャントで
あなたの終了ステップの開始時に、以下から1つを選ぶ。
・あなたは1点のライフを得る。
・あなたの墓地からマナ総量が1のクリーチャー・カード1枚を対象とする。それを戦場に戻す
という能力を持っています。
安定したライフゲインと、デッキの核となる「魂の管理人」を除去されても大丈夫な安心感を得られます。
もし1マナの強いクリーチャーが増えればこのカードをメインに据えたソウルシスターズが組めそうです。
群れの力、アジャニ
コスト(2)(白)(白)「忠誠度5」の「伝説のプレインズウォーカー・アジャニ」で
[+1]:あなたは、あなたがコントロールしているクリーチャーの総数とあなたがコントロールしているプレインズウォーカーの総数の合計に等しい点数のライフを得る
[-2]:《アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate》という名前で「あなたがライフを得るたび、アジャニの群れ仲間の上に+1/+1カウンターを1個置く。」を持つ白の2/2の猫(Cat)・兵士(Soldier)クリーチャー・トークンを1体生成する
[0]:あなたのライフが、あなたの初期ライフ総量よりも15点以上多いなら、群れの力、アジャニと、対戦相手がコントロールしている各アーティファクトと各クリーチャーをそれぞれ追放する
という能力を持っています。
- ライフ獲得
- 息切れ防止
- 全体除去
といった便利な能力がテンコ盛りなカードです。
「-2」能力と「+1」能力が噛み合っていて自己完結している点が優秀ですし、ライフが35点以上になっている時に出せばいきなり奥義が使えるのもヤバイですね。
このデッキにピッタリなので2枚は採用したいカードだと思います。
最後に
モダンで「白単ソウルシスターズ」を組む時に使えそうなカードをザっと紹介してみました。
参考レシピを元に、優先的に入れ替えると強くなりそうな
- 廃墟の地
- 空の遺跡、エメリア
- 祝福されし者の声
- オーリオックのチャンピオン
- 群れの力、アジャニ
の5枚は優先して買っておくと良さそうです。
今日から少しずつパーツを集めて完成を目指そうと思います。
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