こんにちは、カズヒコです。
今回は、雑記中の雑記、ただの小話として
「傲慢なジン」
によってもたらされた
「このブログへの影響」
と、古いプレイヤーだからこそ思ったかもしれない
「昔ながらのジンの魅力」
について語りたいと思います。
超マイナーなデッキ紹介記事になぜかアクセスが増えた
ここ最近、なぜかチラホラと下記リンクの記事へのアクセスが増えていました。
完全に個人的趣味で組んだデッキを紹介した記事なのでアクセスが集まる理由が分からず
「なんでこんなマイナーなデッキ紹介記事にアクセスが集まってるんだろ?」
「もしかして私と同じミラージュブロック好きな古いMTGファンがけっこういたのかな?」
とか思っていたら「団結のドミナリア」で登場した
「傲慢なジン」
というカードの影響だったようです。
なんか「傲慢なジン」を使った
「青単ジン」
というデッキがスタンダードで生まれたらしく、
「青単ジン」
というワードで検索する人が増え、たまたま同じ名前でデッキ紹介をした
ミラージュブロック構築「青単ジン」の記事
を誤クリックしたみたいです。
ミラージュブロック構築の「青単ジン」というデッキ名は公式のものではなく
「ビッグブルー」
などと呼ばれるのが一般的で
の2体のジンを中心に組んだデッキとしてたまたま私がつけた名前なので、遥かな時を越えてジンがフィーチャーされた青単デッキが生まれたことに小さな感動みたいなものを感じましたね。
デメリットのないジンは方向性としていいんだろうか・・・
せっかくなので
「傲慢なジン」ってどんなカードなんだろ?
と検索してみたら、昔では考えられないスペックを持っていました。
まずは軽く紹介します。
傲慢なジン
コスト(1)(青)(青)の「*/4」「ジン」で
「飛行」「傲慢なジンのパワーは、あなたの墓地にありインスタントやソーサリーであるカードの枚数に等しい」「あなたがインスタントやソーサリーである呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる」
という能力を持ったクリーチャーです。
古いプレイヤーのイメージとして
「ジンはコストの割に優れたサイズを持っているけど、何かしらのデメリット能力を持っている」
という感じだったんですが、何1つデメリットがない所にビックリしました。
昔なら一番最後の能力が逆だったと思います。
「あなたがインスタントやソーサリーである呪文を唱えるためのコストは(1)多くなる」
ならちょっと足を引っ張るジンっぽくてシックリきますね。
足を引っ張る昔ながらのジンの方が面白くない?
カードパワーが上がった現代では
「無闇にデメリット能力を付けると使われない」
という配慮でジンも優秀な味方としてデザインする流れに方向転換したんでしょうか・・・
まぁレトロなジンの中にも
「マハモティ・ジン」
というデメリットがない強いのもいたりしましたが、これは本当に例外みたいなもんでしたから・・・
基本的には
「ちょっ、お前なにやってんの !?」
って言いたくなるまぁまぁな嫌がらせをする感じのものが多かったです。
個人的に印象のあるジンとしては
などで、それぞれコストの割にサイズが大きめだけど
・毎ターン対戦相手に有利な効果を与える
・毎ターン1点のダメージを与えてくる
・気まぐれにコントロールを奪われる
・与えたダメージ分、こちらもライフを失う
といった足を引っ張る能力を持っていて
「完全な味方じゃない不信感」
がある所が扱いの難しい「ジン」って感じでしたね。
こういった要素が
「デメリットが働く前に優秀なスペックを活かして使えれば強いかも」
といった駆け引きを生み
「ジンを扱う腕の見せ所」
だったのもあり、それがなくなりつつあるのはちょっと残念です・・・
個人的に「傲慢なジン」をデザインするなら・・・
せっかくなので、もし私が「傲慢なジン」を
「現代の強さ」と「昔ながらのデメリット能力」
を入れた形に変更すると考えた場合の一例を書いてみます。
デメリット持ち「傲慢なジン」
コスト(1青)の「*/4」「ジン」で
「飛行」
「傲慢なジンのパワーは、あなたの墓地にありインスタントやソーサリーであるカードの枚数に等しい」
「あなたがインスタントやソーサリーである呪文を唱えるためのコストは(2)多くなる」
という感じの
・2マナという軽さ
・呪文のコストが2上がるデメリット持ち
にするといいんじゃないかと思いました。
・序盤に出すと足を引っ張る
・後半に出すとメッチャ強いかも
という、使い所によっては
青い「タルモゴイフ」
って呼ばれそうな雰囲気が出て面白かったんじゃないかと思ったり思わなかったり・・・
デメリットのない強いクリーチャーが増えるのはプラスとはいえ
「上手く使えばクソ強い」
「扱いを間違うと足を引っ張る」
って感じの
ほぼ「カスレア」だけど、稀に「高額レア」になる
ような
紙一重で禁止もありえる絶妙なジン
もデザインして欲しいですね。
最後に
偶然にもスタンダードで
「青単ジン」
というデッキが生まれたことでブログへのアクセスがちょっと増え、それをキッカケに
「傲慢なジン」
というカードを知って感じた
「デメリットを持つジンの懐かしさ」
を語ってみました。
個人的に「ジン」は
「出た時は50円くらいでストレージ行きだったけど、5年後に5000円に化けた」
なんてことが起こりそうなワクワク感のあるデザインにしてもらえると面白くていいと思います。
絶妙に「コスト」と「強さ」と「デメリット」が融合した扱いの難しいクリーチャー枠としてジンをデメリット持ちに戻してくれないかなぁ・・・
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