【MTG】思い出のカード「ボガーダンの炎魔」を語る「ただでは死なない強さと弱さ」

2022/01/12

MTGの小話

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今回は、中学~高校時代に使っていたマイナーカード


を思い出と共に語ります。

このカードが持つ

「強さ」と「弱さ」

によって、助けられたり足を引っ張られたりした昔話にお付き合いください。

「ボガーダンの炎魔」の紹介

「ボガーダンの炎魔」を知らない人の方が多いと思うので、サラッとスペックを紹介します。

ボガーダンの炎魔

コスト(2)(赤)の「2/1」「エレメンタル・スピリット」で

「ボガーダンの炎魔が死亡したとき、クリーチャー1体を対象とする。ボガーダンの炎魔はそれに2点のダメージを与える」

という能力を持った「ウェザーライト」で収録されたクリーチャーです。

当時、赤の3マナ域として優秀だった


を2枚しか持ってなかったため、

・3マナ「2/1」という悪くないサイズ
・ただでは死なない巻き添え的な能力

を買って妥協案として採用していました。

とは言っても、このカードが使えた

・第5版
・ミラージュブロック
・テンペストブロック

の頃はクリーチャーがまだ弱く、タフネス2以下が多かったので頼れる壁として活躍してくれましたけどね。

初心者の頃に

1対2交換

というアドをシンプルに体験させてくれた思い出のカードですね。

中学時代に感じた「ボガーダンの炎魔」の強さ

私が中学生の頃は

・近所にカード専門ショップがない
・インターネットもそこまで普及してない

という時代だったのでシングル買いなんてできず、私も友達もパックから引いた少ないカードだけでデッキを組んでいました。

中学生のおこづかいでは満足にカードが買えないのもあり

「持っているカードはすべて使っていい」

という仲間内だけでやっているフォーマット無視の自由な遊び方が主流でしたね。

そんな環境なので当然

「レア満載のコントロールデッキ」

なんか組めるわけもなく

「手持ちのクリーチャーを寄せ集めたビートダウン」

が精一杯のデッキになります。

そうなるとクリーチャー同士の殴り合いがメインになるので

「死んだ時にクリーチャー1体に2点のダメージを与える」

という「ボガーダンの炎魔」の能力が大活躍しました。

・死んでも相手クリーチャー1体を道連れにできる

・場合によってはタフネス4と相打ちを取れる

という最高の壁として働きましたから。

対クリーチャーデッキではアド損しない所が「ボガーダンの炎魔」の強さですね。

この頃は妥協案から

「メイン採用する価値がある強さ」

という認識に変わっていました。

しかし、高校になりMTGガチ勢のOくんと対戦した時、弱さを痛感することになります。

高校時代に感じた「ボガーダンの炎魔」の弱さ

中学時代は大活躍した「ボガーダンの炎魔」も、高校で会ったMTGガチ勢のOくんによってイマイチなクリーチャーという印象に変えられてしまいます。

・相手のデッキにタフネス2以下のクリーチャーがいない

・終盤までクリーチャーが場に出てこない

という、初めて見たレア満載の王道コントロールデッキの前では手も足も出ませんでしたから・・・

「死んだらクリーチャー1体に2点ダメージを与える能力」

が強制だったのもあり、ほぼタフネス2以下で組まれた自分のデッキの足を引っ張るだけの邪魔なカードになっていました。

・相手の場にクリーチャーがいないと味方が道連れになる

という弱さを痛感させられましたね。

対コントロールにおいては何度

「これが スークアタの槍騎兵 だったら・・・」

と思ったことか・・・

1ターン目「ラノワールのエルフ

2ターン目「ボガーダンの炎魔」

と動いた時に「頼れる壁」から「自爆装置」に変わった絶望ったらもう・・・

中学時代がいかにヌルイ環境だったのかを思い知りましたね。

最後に

中学~高校時代に

「ボガーダンの炎魔」

の「強み」と「弱み」を体感して評価が変わった思い出を語ってみました。

クリーチャーデッキ相手なら

「死ぬとクリーチャー1体に2点のダメージを与える能力」


・死んでも相手クリーチャー1体を道連れにできる
・場合によってはタフネス4と相打ちを取れる

という

「ただでは死なない強み」

になりますが、クリーチャーが少ないコントロールデッキ相手になると

・相手の場にクリーチャーがいないと味方が道連れになる

という

「自滅する弱み」

になるのが辛い所です。

「任意で2点を割り振るか決められれば最高の壁として高評価だったのに・・・」

と悔やまれるカードですね。

でも、カードを持っていない中学時代を支えてくれたクリーチャーとして大切な思い出にしようと思います。

タフネス4が相打ちを嫌ってスルーした所に「巨大化」を撃って5点ダメージを与えた時は気持ちよかったなぁ・・・

~おまけ~「ボガーダンの炎魔」の上位互換

ちなみに、今だと上位互換として


というカードが「テーロス還魂記」のアンコモンで登場しているようです。

軽率な祝賀者

コスト(1赤)の「2/1」「サテュロス・シャーマン」で

「軽率な祝賀者が死亡したとき、対戦相手がコントロールしている、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。これはそれに2点のダメージを与える」

という能力を持ったクリーチャーです。

死亡した時に2点ダメージを

・相手がコントロールしているクリーチャー
・相手がコントロールしているプレインズウォーカー

のどちらかに与えるだけで自滅はしないようになっています。

もしこれが中学時代に存在していたら

「最高の2マナクリーチャー」

として語り継いでいましたね。
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