【MTG】パウパー版「青黒アルケミー」のレシピをちょっと変えたので紹介します【苦悶のねじれ】

2021/11/09

デッキ紹介(パウパー)

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こんにちは、カズヒコです。

今回は、前に紹介した


のレシピをちょっと変えたので、修正版のレシピを紹介します。

主な修正点は

・除去呪文の見直し
・カウンターの追加

の2点ですね。

コントロールデッキらしく「ちょっと受けの方針」を取ったレシピをご覧ください。

パウパー版「青黒アルケミー」の修正版レシピ

土地(22枚)

8 島
4 沼
4 陰鬱な僻地
4 広漠なる変幻地
2 ディミーアの水路

クリーチャー(10枚)

4 ボーラスの占い師
2 熟考漂い
4 グルマグのアンコウ

呪文(28枚)

4 定業
3 禁忌の錬金術

4 対抗呪文
2 否認

3 見栄え損ない
3 喪心
3 苦悶のねじれ
2 チェイナーの布告
1 残響する衰微
1 残響する真実

2 エヴィンカーの正義

サイドボード

2 嵐縛りの霊
3 強迫
2 払拭
1 魂の操作
1 残響する衰微
1 残響する真実
2 チェイナーの布告
1 エヴィンカーの正義
2 虚無の呪文爆弾

前のレシピからの修正点

「カードの説明」や「デッキの概要」は、以前の記事に書いてあるので下記リンクを参照してください。


今回した具体的な変更は以下の通りです。

以前のレシピから

1 禁制

の5枚を抜き

2 否認

と入れ替えました。

ちょっと中途半端だった呪文を使いやすい呪文に変更した感じですね。

それぞれ「抜いた理由」と「採用した理由」を説明します。

抜いた理由

1 熟考漂い
1 見栄え損ない
1 チェイナーの布告
1 禁制
1 魂の操作

を抜いた理由は以下の通りです。

熟考漂い

コスト(4)(青)の「2/2」「エレメンタル」で

「飛行」

「熟考漂いが戦場に出たとき、カードを2枚引く」

「想起(2)(青)(あなたはこの呪文を、その想起コストを支払うことで唱えてもよい。そうした場合、戦場に出たときにこれを生け贄に捧げる)

という能力を持ったクリーチャーです。

・序盤は3マナ2ドロー
・終盤は5マナ「2/2 飛行」+「2ドロー」

のフィニッシャーとドロー呪文を兼ねていたんですが、

・「3マナ」でも「5マナ」でも微妙に重い
・盤面への影響の弱さ

を考えると3枚は多いと思い1枚抜きました。

序盤の手札補充は

・定業
・ボーラスの占い師

の8枚で足りているのもあり、ここを盤面に干渉できる軽い2マナの呪文にした方が良いという判断ですね。

見栄え損ない

コスト(黒)のインスタントで

「クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-2/-2の修整を受ける」

という効果を持っています。

対アグロに対し最序盤には強力ですが、中盤以降に腐ることがあるので4枚が多いと感じて1枚抜きました。

・ボーラスの占い師
・グルマグのアンコウ

をブロッカーとして早く出せる分、「2/2」くらいのクリーチャーはどうにかなります。

ガッチガチのコントロールほど除去に頼る必要がないので中終盤に活きる2マナ除去と入れ替えることにしました。

チェイナーの布告

コスト(1)(黒)のソーサリーで

「プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、クリーチャー1体を生け贄に捧げる」

「フラッシュバック(5)(黒)(黒)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する)

という効果を持っています。

黒を代表する布告除去ですが、対象を取れない点が弱いこともあり1枚抜きました。

元々「呪禁」のような極端な相手への対策なので、そういった相手に当たったらサイドボードで調整する方が強いと思います。

禁制

コスト(1)(青)のインスタントで

「キッカー(2)(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で(2)を支払ってもよい)

「呪文1つを対象とする。それのマナ総量が2以下であるなら、それを打ち消す。それがキッカーされていたなら、代わりにそのマナ総量が4以下であるならそれを打ち消す」

という効果を持っています。

これは入れ替えなくてもよかったんですが、今回は除去呪文への対策に割り切って「否認と入れ替えました。

この辺の判断は難しい所ですね。

「禁制」の方が強いこともあるので、「否認」と「禁制」を1枚ずつ散らすという選択もあります。

魂の操作

コスト(1)(青)(黒)のインスタントで

以下から1つまたは両方を選ぶ

・クリーチャー呪文1つを対象とし、それを打ち消す

・あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す

という効果を持っています。

「クリーチャー呪文の打ち消し」として使いつつ「墓地からのクリーチャー回収」もできる便利な呪文です。

序盤に「想起」で唱えた「熟考漂い」を回収したり、除去された「グルマグのアンコウ」を回収して出し直したりと長期的な戦いを見据えて採用していました。

ただ、除去が多いコントロールデッキ相手でもない限りそこまで活躍の場がなかったのでサイドボードへ送りました。

墓地に落ちたのを回収するより盤面にいるクリーチャーを守った方が強いという判断ですね。

採用した理由

3 苦悶のねじれ
2 否認

を採用した理由は以下の通りです。

苦悶のねじれ

コスト(青)(黒)のインスタントで

「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-3/-0の修整を受ける」

「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-0/-3の修整を受ける」

という効果を持っています。

・中盤以降に腐りやすい「見栄え損ない」
・対象に取れない「チェイナーの布告」

の弱点を少し軽減できる除去なので3枚採用しました。

・パウパーではタフネス3まで対応できれば意外と腐らない
・パワーを下げられるからコンバットトリックとして使える

という点が使いやすく強いです。

パワー5以上のクリーチャーが「グルマグのアンコウ」との相打ちを狙ってきた時、パワーを下げて一方的に討ち取れる快感は最高ですね。

青黒で組むなら真っ先に採用を考えるくらい好きな除去なので

「何で前のレシピで採用してなかったんだろ?」

と疑問に思ったのもあり、レシピを見直した瞬間に採用を決めました。

「プロテクション(単色)」を持つ天敵の「ギルドパクトの守護者」も安定して対処できますし、この呪文のおかげで戦いやすくなりました。

否認

コスト(1)(青)のインスタントで

「クリーチャーでない呪文1つを対象とし、それを打ち消す」

という効果を持っています。

せっかく出した「グルマグのアンコウ」をしっかり守るために2枚採用しました。

ボードコントロールも大事ですが、フィニッシャーを守れないと勝ち切れないのでカウンター6枚体制は必須だと思います。

除去以外にも広く対応できますし、受けを重視するなら「否認」は優秀ですね。

サイドボードの説明

2 嵐縛りの霊
3 強迫
2 払拭
1 魂の操作
1 残響する衰微
1 残響する真実
2 チェイナーの布告
1 エヴィンカーの正義
2 虚無の呪文爆弾

嵐縛りの霊

コスト(1)(青)(青)の「2/2」「スピリット」で

「飛行」

「嵐縛りの霊は飛行を持つクリーチャーのみをブロックできる」

「不死(このクリーチャーが死亡したとき、それの上に+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す)

という能力を持ったクリーチャーです。

布告除去や除去多めのコントロールへの対策です。

魂の操作」も一緒に入れて息の長い戦いに備えます。

強迫

コスト(黒)のソーサリーで

「対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中からクリーチャーでも土地でもないカード1枚を選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる」

という効果を持っています。

対コントロールに入れ、手札を確認しながらカウンターや除去を排除して戦いやすくします。

これを打ち消されても

「カウンターを1枚使わせた」

と考えればそれはそれで悪くないので優秀な呪文ですね。

払拭

コスト(青)のインスタントで

「インスタント呪文1つを対象とし、それを打ち消す」

という効果を持っています。

追加のカウンターです。

カウンターや除去を軽く打ち消して「グルマグのアンコウ」を守り切るために使います。

魂の操作

除去多めのコントロールに対し「嵐縛りの霊」と一緒に入れ、息の長い戦いに備えます。

残響する衰微

コスト(1)(黒)のインスタントで

「クリーチャー1体を対象とする。それと、そのクリーチャーと同じ名前を持つ他のすべてのクリーチャーは、ターン終了時まで-2/-2の修整を受ける」

という効果を持っています。

単体除去では間に合わないトークンを大量展開するような相手に有効なカードです。

これで一掃できると気持ちいいですね。

残響する真実

コスト(1)(青)のインスタントで

「土地でないパーマネント1つを対象とする。それと、そのパーマネントと同じ名前を持つ他のすべてのパーマネントを、オーナーの手札に戻す」

という効果を持っています。

これも主な使い道はトークンデッキ対策です。

おまけとしてエンチャントやアーティファクトをバウンスして一時的に置物対策もできます。

青黒が抱えている置物への弱さを気休め程度にカバーしてくれる地味ながら優秀な呪文ですね。

チェイナーの布告

単体除去が効かない「呪禁オーラ」のような相手に当たったら入れます。

エヴィンカーの正義

コスト(2)(黒)(黒)のソーサリーで

「バイバック(3)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(3)を支払ってもよい。そうした場合、その解決に際し、このカードをあなたの手札に加える)

「エヴィンカーの正義は、各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ2点のダメージを与える」

という効果を持っています。

対アグロへの対策です。

サイド後は3枚体制にしてタフネス2以下のクリーチャーを4ターン目に一層する動きを狙います。

虚無の呪文爆弾

コスト(1)のアーティファクトで

「(T),虚無の呪文爆弾を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの墓地にあるすべてのカードを追放する」

「虚無の呪文爆弾が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、あなたは(黒)を支払ってもよい。そうした場合、カードを1枚引く」

という効果を持っています。

気休め程度の墓地対策です。

黒絡みで使うなら相手だけ一掃できて1ドローも狙えるこれがベストですね。

最後に

以前紹介した

Pauper版「青黒アルケミー」

の修正版レシピを紹介してみました。

・除去呪文の見直し
・カウンターの追加

をしたことで

「相手を妨害し、フィニッシャーを守って殴り切る」

という動きがよりシンプルにまとまって使いやすくなっていると思います。

パウパーで青黒系のコントロールの使用を考えているなら一番分かりやすいデッキだと思うので、ちょっとお試しで使ってみてください。
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