Pauperでオススメのクリーチャー除去「苦悶のねじれ」の魅力を伝えます!

2021/12/28

MTGの小話

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けっこうディミーア(青黒)好きなカズヒコです、こんにちは。

今回は、Pauperで青黒を使うならオススメのクリーチャー除去呪文


を紹介します。

個人的にはパウパーで何度も救われてきた除去なので大好きな呪文です。

この記事では

・「苦悶のねじれ」の強さ
・「苦悶のねじれ」を有効に使ったデッキ

を紹介するので、クリーチャー環境であるパウパーならではの強さを伝えられたらと思います。

「苦悶のねじれ」の効果

まずは今回のメインとなる「苦悶のねじれ」の効果を紹介します。

苦悶のねじれ

コスト(青)(黒)のインスタントで

「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-3/-0の修整を受ける」

「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-0/-3の修整を受ける」

という効果を持っています。

タフネス3までを除去できるコモンらしい呪文ですね。

「2マナ使ってタフネス3までの除去?イマイチじゃない?」

と思う方もいるかもしれませんが、パウパーならではの強い部分を紹介しますね。

「苦悶のねじれ」の強い所

「苦悶のねじれ」はクリーチャー環境のパウパーならではの強さを持っています。

具体的には

・2体のクリーチャーに分割して使えるので延命になる

・パウパーでタフネス3までを除去できるのは充分な性能になる

・タフネス3以下なら「再生」を許さない

・コンバットトリックで一方的に討ち取れる

・「接死」と相性が良い

・「ギルドパクトの守護者」への対策になる

といった強さがあります。

それぞれ解説しますね。

2体のクリーチャーに分割して使えるので延命になる

さりげなく強いのはパワーとタフネスの修正を別々のクリーチャーにも使える所です。

1体を「-3/-3」修正する使い方もできれば、2体のクリーチャーを対象にして

・1体を「-3/-0」修正
・もう1体を「-0/-3」修正

することで

・1体を無力化
・もう1体を除去

といった使い方ができ、2体のクリーチャーでアタックしてきた場合に1ターンの延命に使えたりします。

似た効果の呪文でクリーチャー1体を「-3/-3」修正する「最後の喘ぎ」という呪文がありますが、それではできない芸当です。

シビアなライフ計算が必要なコントロールではこの分割して使える動きが強く

「1ターン生き延びたおかげで決め手を引いて勝てた」

なんてことも多々あります。

クリーチャーの対処をメインに考えるパウパーだからこそのピッタリな除去呪文ですね。

パウパーでタフネス3までを除去できるのは充分な性能になる

「2マナでタフネス3までの除去は弱い」

と感じるかもしれませんが、パウパーではタフネス4以上のクリーチャーはそこまでいないので意外と不満はありません。

序盤を凌ぐには充分な強さがあり、後半に出てくるタフネス4以上のクリーチャーは


のような優秀な呪文で対処できるので大丈夫です。

序盤を生き延びるためにはこれ以上ない強さを発揮する最高の除去になりますよ。

タフネス3以下なら「再生」を許さない

ダメージではないタフネスのマイナス修正なので


のような「再生」持ちクリーチャーの除去に最適です。

ターン終了時までタフネスが0になるので「再生」してもすぐ死ぬため安定した除去能力を持ちます。

「再生」持ちを対処できないと1体のクリーチャーを永遠にブロックされて無力化されてしまうのでけっこう重宝しますね。

コンバットトリックで一方的に討ち取れる

青黒系デッキのフィニッシャーである


のような巨大クリーチャーに対し、複数ブロックで相打ちを狙ってきた時に大活躍します。

パワーとタフネスの「-3修正」を分割して2体に使えるので、ケアするならかなり多めのブロックが必要になりますから。

一方的に3体以上のクリーチャーを失うリスクもあり、「苦悶のねじれ」を1度見た相手はブロックするのにかなり悩むことになりますね。

「接死」と相性が良い

「-3/-0」修正する効果が、1点でもダメージを与えれば相手を破壊できる「接死」持ちクリーチャーと抜群の相性を持ちます。


のような「1/1 接死」が場にいるだけでパワー3以下のクリーチャーは迂闊にアタックやブロックができなくなりますから。

やられると分かるんですがこのストレスはハンパなく、青黒らしい戦いにくさが嫌になりますね。

・「接死」クリーチャー
・苦悶のねじれ

のコンボを見せつけて相手に一方的に討ち取られるリスクを意識させ、神経を使う難しい戦いに持ち込んであげましょう。

「ギルドパクトの守護者」への対策になる

「プロテクション(単色)」

という能力を持つパウパー界トップクラスで対処の難しいクリーチャー

・ギルドパクトの守護者

へのシンプルな回答になります。

パウパーではあまり多色の除去がなく「ギルドパクトの守護者」1体で困ることが多々ありますが、「苦悶のねじれ」があれば安心です。

色拘束が強い多色というデメリットがここではメリットになりますね。

「除去の種類を散らす」

という意味でも最適な除去として活躍します。

「苦悶のねじれ」を使った青黒系デッキの紹介

上記のような理由でパウパーで青黒のデッキを組むなら「苦悶のねじれ」を入れない理由がありません。

「具体的にどんなデッキで使われているの?」

と気になる方もいると思うので、「苦悶のねじれ」を有効に使った青黒系デッキを紹介します。

個人的にオススメなのは

・青黒ティーチング
・青黒アルケミー
・青黒 接死砲台

の3つですね。

それぞれサラッと紹介します。

青黒ティーチング

このデッキは「青黒ティーチング」の名の通り


による柔軟なサーチを利用したコントロールデッキです。

「これぞコントロール!」

と言えるほどの王道のコントロールで、コントロール好きがパウパーに参戦するなら一番にオススメできるデッキですね。

・苦悶のねじれ

を延命やコンバットトリックとして有効に使っています。

・神秘の指導

からのサーチもできますし、必要な場面で的確に使えば驚異の強さを発揮しますね。

詳しいデッキの「レシピ」と「解説」は下記リンクの記事を参照してください。


青黒アルケミー

このデッキは軽い呪文や墓地を肥やす手段によって


を早めに出し、そのまま守りながら殴り切るコントロール寄りのビートダウンデッキです。

・苦悶のねじれ

をコンバットトリックとして有効に使えるので相手へのプレッシャーがハンパないですね。

ゆっくりしたコントロールよりちょっと早い勝ちを狙えるデッキが好きならコレがオススメです。

詳しいデッキの「レシピ」と「解説」は下記リンクの記事を参照してください。


青黒 接死砲台

このデッキは「接死砲台」の名の通り

・「接死」持ちクリーチャー

を組み合わせた「接死砲台」と呼ばれるコンボを搭載したビートダウンデッキです。

1点でもダメージを与えればクリーチャーを破壊できる「接死」持ちクリーチャー


「1点ダメージを飛ばすティム能力」を持たせる「ヴィリジアンの長弓」

を装備することで

「いつでも1点ダメージを飛ばしてクリーチャーを破壊できる」

という動きを可能にし、クリーチャーに対する凶悪なコントロール力を持っています。

・苦悶のねじれ

のパワーを下げる効果が「接死」と相性が良く、一方的に相手を討ち取る動きを中心に戦いながら圧倒していきます。

パウパーの中心になるクリーチャーデッキを強烈にメタった個人的傑作なデッキです。

詳しい「レシピ」と「解説」は下記リンクの記事を参照してください。


最後に

個人的に好きなクリーチャー除去呪文

「苦悶のねじれ」

をガッツリ推す形で紹介してみました。

クリーチャー環境のパウパーなら活躍すること間違いなしなので、青黒で組むなら騙されたと思って2枚くらい採用してみてください。

・延命
・コンバットトリック
・ヤッカイなクリーチャーへの対応力

の虜になるかもしれませんよ。

ディミーア好きならぜひ「苦悶のねじれ」の強さを体感してください。
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