【MTG】Pauper版「親和」の紹介 コンボ型とビートダウン型の2種類を解説【パウパー】

2021/08/03

デッキ紹介(パウパー)

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「親和」が相手だとテンションが下がるカズヒコです、こんにちは。

今回は、回り出すとすさまじい展開力を持つデッキ、

Pauper版「親和」

を紹介します。

このデッキは、指定されたパーマネントが場にあるとその数だけコストが軽くなる

親和

という能力を活かし、重い呪文を0~2マナで唱えて優位な場を築くデッキです。

アーティファクトの数を参照する「親和(アーティファクト)」を中心に組み

・4マナ「2/2」
・7マナ「4/4」
・7マナ「5/6」

といった重いクリーチャーを一瞬で場に出せる驚異の展開力を持っています。

大きく分けると

・コンボ型
・ビートダウン型

の2種類があるので、今回は私なりに調整したコンボ型のレシピを紹介し、おまけでビートダウン型のパーツを紹介しようと思います。

仕組みを理解してお好みの親和デッキに仕上げてみてください。

Pauper版「親和」のレシピ

土地(20枚)

4 大焼炉
4 教議会の座席
2 囁きの大霊堂
4 銀色険の橋
4 霧霊堂の橋
2 鉱滓造の橋

クリーチャー(16枚)

4 大霊堂の信奉者
4 エイトグ
4 マイアの処罰者
4 滞留者の相棒

呪文(24枚)

4 感電破
2 投げ飛ばし

4 物読み
4 危険な研究
2 魔法の井戸

4 彩色の星
4 胆液の水源

サイドボード

2 ゴリラのシャーマン
1 クラーク族のシャーマン
3 紅蓮破
3 水流破
3 喪心
3 焦熱の連続砲撃

※ 2021年9月8日に「滞留者の相棒」が禁止カードになったので違うカードと入れ替えてください。

※ 2022年1月20日に「エイトグ」「予言のプリズム」、2022年3月7日に「大霊堂の信奉者」が禁止になりました。

コンボ型を組むのは難しくなったので、後半に紹介しているパーツを使ってビートダウン型に組むのが無難かもしれません。

カードの説明

大焼炉

「(T):(赤)を加える」

という能力を持った「アーティファクト土地」です。

「土地」でもあり「アーティファクト」でもあるので、普通にプレイしただけで「親和(アーティファクト)」持ちの1マナ軽減になる強力な土地です。

教議会の座席

「(T):(青)を加える」

という能力を持った「アーティファクト土地」です。

囁きの大霊堂

「(T):(黒)を加える」

という能力を持った「アーティファクト土地」です。

銀色険の橋

「銀色険の橋はタップ状態で戦場に出る」

「破壊不能」

「(T):(青)か(赤)を加える」

という能力を持った「アーティファクト土地」です。

2色出るタップインのアーティファクトランドで、速度と引き換えに色マナの安定に役立つ1枚です。

破壊不能」によって「解呪」のような呪文で破壊されてしまうアーティファクトランドの弱点を克服しているので安心感がありますね。

霧霊堂の橋

「霧霊堂の橋はタップ状態で戦場に出る」

「破壊不能」

「(T):(青)か(黒)を加える」

という能力を持った「アーティファクト土地」です。

鉱滓造の橋

「鉱滓造の橋はタップ状態で戦場に出る」

「破壊不能」

「(T):(黒)か(赤)を加える」

という能力を持った「アーティファクト土地」です。

大霊堂の信奉者

コスト(黒)の「1/1」「人間・クレリック」で

「アーティファクトが1つ戦場からいずれかの墓地に置かれるたび、対戦相手1人を対象とする。あなたは「そのプレイヤーは1点のライフを失う」ことを選んでもよい」

という能力を持ったクリーチャーです。

コンボ型「親和」の核となるカードです。

エイトグ」の能力などでアーティファクトが墓地に落ちるたび相手にダメージを与えられます。

場に「大霊堂の信奉者」2体と「エイトグ」がいれば、アーティファクト1つ生け贄に捧げるたびに2点ダメージとなり、アーティファクト10個で20点ダメージを狙えます。

アーティファクトが場に並ぶこのデッキではよく決まる強力なコンボですね。

※ 2022年3月7日に禁止カードになりました。

エイトグ

コスト(1)(赤)の「1/2」「エイトグ」で

「アーティファクトを1つ生け贄に捧げる:ターン終了時まで、エイトグは+2/+2の修整を受ける」

という能力を持ったクリーチャーです。

アーティファクトが場に並んでいるなら単体で殴っても強い上に、「大霊堂の信奉者」や「投げ飛ばし」でのコンボも狙える強力なクリーチャーです。

※ 2022年1月20日に禁止カードになりました。

マイアの処罰者

コスト(7)の「4/4」「マイア」で

「親和(アーティファクト)」

という能力を持ったアーティファクトクリーチャーです。

7マナと重いですが「親和」のおかげで平均3ターン目には展開できますし、終盤は0マナで場に出せるので、思っているほど負担のないクリーチャーです。

パウパー環境では「4/4」というサイズが優秀で、これが並ぶと相手の動きを止めることができます。

滞留者の相棒

コスト(7)の「4/4」「サラマンダー」で

「親和(アーティファクト)」

「アーティファクト・土地サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:あなたのライブラリーからアーティファクト・土地カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す)

という能力を持ったアーティファクトクリーチャーです。

マイアの処罰者」の上位互換です。

これのおかげで「4/4」がズラっと並べられるようになって強力になりましたね。

※2021年9月8日に禁止カードになりました。

感電破

コスト(赤)のインスタントで

「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。感電破はそれに2点のダメージを与える」

「金属術 ― あなたがアーティファクトを3つ以上コントロールしているなら、感電破は代わりに4点のダメージを与える」

という効果を持っています。

このデッキでは「金属術」を達成しない方が難しいので、安定した1マナ4点火力として活躍します。

投げ飛ばし

コスト(1)(赤)のインスタントで

「この呪文を唱えるための追加コストとして、クリーチャー1体を生け贄に捧げる」

「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。投げ飛ばしはそれに、その生け贄に捧げたクリーチャーのパワーに等しい点数のダメージを与える」

という効果を持っています。

コンボパーツの1枚です。

パワーを20に上げた「エイトグ」を投げたり、最後の一押しに使ったり、パワーが高いこのデッキでは強力な呪文です。

物読み

コスト(4)(青)のソーサリーで

「親和(アーティファクト)」

「カードを2枚引く」

という効果を持っています。

このデッキでは1マナ2ドローとして使える強力なドロースペルですね。

危険な研究

コスト(1)(青)のインスタントで

「カードを2枚引き、その後パーマネントを1つ生け贄に捧げる」

という効果を持っています。

2ドローした後にパーマネントを1つ生け贄に捧げなければいけないので普通に使うと損なんですが、


という「場から墓地に落ちるとドローできるアーティファクト」を採用しているのでそこまで負担になりません。

このデッキでは高確率で2マナ3ドローとして使える強力なドロースペルですね。

魔法の井戸

コスト(青)のアーティファクトで

「魔法の井戸が戦場に出たとき、占術2を行う」

「(3)(青),魔法の井戸を生け贄に捧げる:カードを2枚引く」

という効果を持っています。

デッキの安定を高めつつ「親和」の種にもなる便利なカードです。

終盤は2ドローもできるので序盤から終盤まで役立つ1枚ですね。

彩色の星

コスト(1)のアーティファクトで

「(1),(T),彩色の星を生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える」

「彩色の星が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、カードを1枚引く」

という効果を持っています。

色マナの安定をしつつ、余ったら「エイトグ」や「危険な研究」で生け贄にした時にドローもできる便利なカードです。

序盤に展開することで「親和」の役にも立ちますし、非の打ち所がないですね。

胆液の水源

コスト(2)のアーティファクトで

「胆液の水源が戦場に出たか戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、カードを1枚引く」

という効果を持っています。

ドローしながらアーティファクトとして場に残る点が「親和」と相性が良く、墓地に落ちたらドローできる点も「エイトグ」や「危険な研究」と相性が良いのでこのデッキにピッタリなカードです。

アドの塊になるので2枚は採用しておきたいですね。

デッキの説明

・「大霊堂の信奉者」+「エイトグ」
・「投げ飛ばし」+「エイトグ」

という強力なコンボを内蔵した「親和」デッキです。

場が膠着してもコンボがあればどうにかなる事も多く、こちらの方が強いと思ってコンボ型にしました。

ドロースペルを多めに採用しているので安定してパーツが揃いますし、ガンガン引けるのが楽しいデッキだと思います。

メジャーなリストとの違いは土地の枚数とタップインランドの採用枚数でしょうか。

よく見る「親和」のリストでは

・土地を18枚
・その内タップインランドは6枚程度

の採用なんですが、私のリストは

・土地を20枚
・その内タップインランドは10枚

という構成にしています。

これは速度よりデッキの安定を取った結果ですね。

回していると土地が18枚だとちょっと足りない感じがあったのと、アンタップインでも色が揃わないと動けないので、1ターンの遅れを犠牲に色マナの安定を取りました。

コンボ型の場合、2~3ターン目までは準備段階ですし、タップインがそこまで負担に感じることもないので、これはこれで悪くないです。

4ターン目からの安定した動きを重視するならアリだと思います。

ちなみに、アンタップインを多めで速度を重視する場合は「予言のプリズム」で色マナの安定を図るのが基本となります。

上手く回ればどちらも強いのでこの辺は好みの問題ですね。

両方を回してみてシックリくる方を選べばいいと思います。

基本的な動き

遅めのビートダウンとして動き、機を見てコンボを決めるのが基本です。

序盤は


といったアーティファクトを並べて「親和」の種をばら撒きます。

そうすれば4ターン目から安定して


をプレイできるので、押され気味だった序盤を挽回できます。

そしてアーティファクトが並んで準備が整ったら


を場に出し、コンボを決めて勝ち切ります。

コンボ型の「親和」をプレイするコツとしては

「コンボパーツを温存するプレイングを重視する」

という所でしょうか。

除去を

・マイアの処罰者
・滞留者の相棒

に使わせ、核となる

・大霊堂の信奉者
・エイトグ

を守る方針の方が勝ちやすいと思います。

特に「大霊堂の信奉者」は早めに出してもあまり意味がないのでコンボ開始まで手札に温存する方がいいです。

場に「大霊堂の信奉者」2体と「エイトグ」を並べる理想形を意識し、コンボでの勝ちの場を作ることを目指してください。

「親和」に内蔵されている2つのコンボ

先ほどからコンボと書きつつもサラッとしか説明していないので、具体的にどんなコンボなのか解説します。

2つありますが、どちらもシンプルなので分かりやすいですよ。

「大霊堂の信奉者」+「エイトグ」

・大霊堂の信奉者

が場にいる状態でアーティファクトが墓地に落ちると相手のライフを1点失わせられるので、それを

・エイトグ

の能力でアーティファクトを生け贄に捧げて無理やり誘発させることでコンボが成立します。

このデッキは場にあるパーマネントがほぼアーティファクトなので、その数だけライフを失わせることができます。

ただ、20個のアーティファクトを生け贄に捧げて20点というのは難しいので、「大霊堂の信奉者」2体と10個のアーティファクトで20点を狙うのが基本ですね。

「投げ飛ばし」+「エイトグ」

・エイトグ

はアーティファクトを1つ生け贄に捧げると「+2/+2」修正を受けるので、場にあるアーティファクトの数だけ強化できます。

なので、パワーが20になるまで強化してから


を使うことでいきなり20点ダメージを叩き込むことができます。

このデッキのコンボは「エイトグ」の能力によってアーティファクトを生け贄に捧げることで起こるので、先ほどの「大霊堂の信奉者」のコンボとも連携しています。

「大霊堂の信奉者」の能力でライフを失わせつつ、残りのライフを「投げ飛ばし」で削り切るということもよくあるパターンです。

回していると色々気付く事もあると思うので、コンボの流れを理解するまで使ってみてください。

このデッキの弱点

・動きが噛み合わないと重い
・核となるパーツを狙われると弱い
・サイド後はアーティファクト破壊が刺さる

動きが噛み合わないと重い

「親和」を前提として重いカードを使っているので、上手く回らないと何もできないままやられることもあります。

土地が2枚くらいで止まって「マイアの処罰者」が1~2マナ足りずに出せないとか、ドロースペルばかりで肝心のパーツを引かないとか・・・

対アグロでは1ターンの遅れが致命傷になるので、こういう事になると上手く噛み合ってこそ成立するのが「親和」なんだと痛感しますね。

核となるパーツを狙われると弱い

コンボの仕掛けは単純なので、「エイトグ」と「大霊堂の信奉者」を狙われるとキツイです。

相手の場にパワー4のクリーチャーがいる状態ではこちらも殴りにいけず、頼りはコンボとなるんですが、そうなると相手から見て怖いのは「エイトグ」だけになり、そこさえ対処すればOKという状況になります。

クリーチャーコンボの宿命である対処のしやすさがモロに刺さりますね。

サイド後はアーティファクト破壊が刺さる

メインは強いんですが、サイド後は相手がアーティファクト破壊満載でくるのでキツイです。

・マイアの処罰者
・滞留者の相棒

は軽く「解呪」のような呪文で破壊されますからビートダウン戦略は厳しいものになりますね。

仕組みもバレて準備万端で挑まれるサイド後はプレイングスキルが大きく出る戦いになりそうです。

サイドボードの説明

2 ゴリラのシャーマン
1 クラーク族のシャーマン
3 紅蓮破
3 水流破
3 喪心
3 焦熱の連続砲撃

ゴリラのシャーマン

コスト(赤)の「1/1」「類人猿・シャーマン」で

「(X)(X)(1):マナ総量がXである、クリーチャーでないアーティファクト1つを対象とし、それを破壊する」

という能力を持ったクリーチャーです。

同型の「親和」対策ですね。

1マナでアーティファクトランドを破壊できるのでかなり刺さります。

こちらはタップインの「破壊不能」2色ランドを多めに採用しているのでちょっと有利かもしれません。

クラーク族のシャーマン

コスト(赤)の「1/1」「ゴブリン・シャーマン」で

「アーティファクトを1つ生け贄に捧げる:クラーク族のシャーマンは、すべての飛行を持たないクリーチャーに1点のダメージを与える」

という能力を持ったクリーチャーです。

対アグロやリスストームへの対策カードです。

紅蓮破

コスト(赤)のインスタントで

以下から1つを選ぶ

・呪文1つを対象とし、その色が青である場合、それを打ち消す

・パーマネント1つを対象とし、その色が青である場合、それを破壊する

という効果を持っています。

青へのキラーカードですね。

核となるカードをカウンターから守ってコンボを狙います。

水流破

コスト(青)のインスタントで

以下から1つを選ぶ

・呪文1つを対象とし、その色が赤である場合、それを打ち消す

・パーマネント1つを対象とし、その色が赤である場合、それを破壊する

という効果を持っています。

赤への対策です。

火力を打ち消したり「親和」の「エイトグ」も対処できますし、意外と広く使えて便利です。

喪心

コスト(1)(黒)のインスタントで

「伝説でないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する」

という効果を持っています。

シンプルな単体除去です。

やっかいな能力持ちやサイズの大きいクリーチャーを2マナで処理できるのでメイン採用でもいいくらいですね。

焦熱の連続砲撃

コスト(2)(赤)のインスタントで

「焦熱の連続砲撃は、海賊(Pirate)でない各クリーチャーにそれぞれ2点のダメージを与える」

という効果を持っています。

対アグロやリスストームへの対策です。

3マナで序盤の遅れを取り返してくれるので助かりますね。

その他の候補カード

・ダークスティールの城塞

・払拭
・ティムールの激闘
・残響する真実

・間に合わせの砲弾
・彩色の宝球
・バネ葉の太鼓
・予言のプリズム
・テラリオン

ダークスティールの城塞

「破壊不能」

「(T):(◇)を加える」

という能力を持ったアーティファクトランドです。

「破壊不能」とアンタップインを重視するならこちらをどうぞ

ただ、色マナが安定しないので工夫は必要です。

払拭

コスト(青)のインスタントで

「インスタント呪文1つを対象とし、それを打ち消す」

という効果を持っています。

メインに2枚くらい採用されているリストをよく見ます。

防御手段として1~2枚あった方がいいかもしれません。

ティムールの激闘

コスト(1)(赤)のインスタントで

「クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時までそれは二段攻撃を得る」

「獰猛 ― あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしているなら、ターン終了時まで、その対象としたクリーチャーはさらにトランプルを得る」

という効果を持っています。

「エイトグ」とのコンボに使える1枚です。

シンプルに殴り勝つパターンとしてメインに2枚くらい入っているリストをよく見ますね。

残響する真実

コスト(1)(青)のインスタントで

「土地でないパーマネント1つを対象とする。それと、そのパーマネントと同じ名前を持つ他のすべてのパーマネントを、オーナーの手札に戻す」

という効果を持っています。

土地以外の万能バウンスです。

トークンを一掃できるのでバウンス呪文の中ではかなり優秀ですね。

リスストーム対策として最近になって注目されてきた1枚です。

間に合わせの砲弾

コスト(1)(赤)のエンチャントで

「(1),アーティファクト1つかクリーチャー1体を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。間に合わせの砲弾はそれに1点のダメージを与える」

という効果を持っています。

細かい除去や「大霊堂の信奉者」とのコンボにも使える1枚です。

1枚だけ採用しているリストをよく見ます。

彩色の宝球

コスト(1)のアーティファクトで

「(1),(T),彩色の宝球を生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。カードを1枚引く」

という効果を持っています。

色マナの安定に使える1枚です。

マナ能力として使った場合のみドローできる点が「彩色の星」と違います。

「エイトグ」などで生け贄に捧げてドローする動きを重視するなら「彩色の星」を優先してください。

バネ葉の太鼓

コスト(1)のアーティファクトで

「(T),あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを1体タップする:好きな色1色のマナ1点を加える」

という効果を持っています。

クリーチャーを「極楽鳥」のように使えるアーティファクトです。

色マナの安定になりマナ加速にもなる便利な1枚ですね。

ビートダウン型の方が活きるかもしれません。

予言のプリズム

コスト(2)のアーティファクトで

「予言のプリズムが戦場に出たとき、カードを1枚引く」

「(1),(T):好きな色1色のマナ1点を加える」

という効果を持っています。

先ほどチラッと書きましたが、アンタップインのアーティファクトランドを多めに採用するなら色マナの安定として必須となる1枚です。

※ 2022年1月20日に禁止カードになりました。

テラリオン

コスト(1)のアーティファクトで

「テラリオンはタップ状態で戦場に出る」

「(2),(T),テラリオンを生け贄に捧げる:好きな色の組み合わせのマナ2点を加える」

「テラリオンが戦場から墓地に置かれたとき、カードを1枚引く」

という効果を持っています。

色マナの安定と生け贄に捧げた時のドロー手段として使えます。

追加の「彩色の星」のように使っているリストもたまに見ますね。

ビートダウン型「親和」のパーツ紹介

コンボ型は「赤青タッチ黒」の3色でしたが、ビートダウン型は「赤青タッチ緑」の3色で組む方が優秀なパーツが多いです。

以下、候補のパーツを紹介します。

・熔融林の橋
・糸絡渦の橋

・金属ガエル
・甲殻の鍛冶工
・厳粛な空護り
・歯車襲いの海蛇

熔融林の橋

「熔融林の橋はタップ状態で戦場に出る」

「破壊不能」

「(T):(赤)か(緑)を加える」

という能力を持ったアーティファクトランドです。

緑をタッチするなら使える1枚ですね。

糸絡渦の橋

「糸絡渦の橋はタップ状態で戦場に出る」

「破壊不能」

「(T):(緑)か(青)を加える」

という能力を持ったアーティファクトランドです。

金属ガエル

コスト(4)の「2/2」「カエル」で

「親和(アーティファクト)」

という能力を持ったアーティファクトクリーチャーです。

ほぼ0マナでプレイできる「2/2」クリーチャーです。

単体では大したことがないんですが、爆発力のある展開を可能にする力を秘めています。

甲殻の鍛冶工

コスト(1)(緑)の「2/2」「エルフ・工匠」で

「金属術 ― 甲殻の鍛冶工は、あなたがアーティファクトを3つ以上コントロールしているかぎり+2/+2の修整を受ける」

という能力を持ったクリーチャーです。

「親和」では2マナ「4/4」として使える優秀なクリーチャーです。

ビートダウン型なら欠かせない1枚だと思います。

厳粛な空護り

コスト(5)(青)の「3/2」「ドローン」で

「飛行」

「親和(アーティファクト)」

という能力を持ったクリーチャーです。

最近はあまり見かけませんが、昔は採用されていたカードです。

1~2マナの「3/2 飛行」としてプレイできるので地味にダメージを与え続けるなら使える1枚です。

歯車襲いの海蛇

コスト(5)(青)(青)の「5/6」「海蛇」で

「この呪文を唱えるためのコストは、あなたがコントロールするアーティファクト1つにつき(1)少なくなる」

「(5)(青):このターン、歯車襲いの海蛇はブロックされない」

という能力を持ったクリーチャーです。

「親和」デッキの中ではトップクラスのサイズを持つクリーチャーです。

2マナでプレイできることが多く、殴り勝つビートダウンなら2枚は欲しいカードだと思います。

「金属ガエル」による理想的な展開の例

先ほどチラっと書いた「金属ガエル」による爆発力を持った展開の1例を紹介します。

単体ではパッとしませんが、上手くいくとすさまじい力を発揮するのでビートダウン型なら採用する価値があると思いますよ。

では、理想的な動きを紹介します。

1ターン目

「大焼炉」セット、「彩色の星」をプレイ

2ターン目

「教議会の座席」セット、「魔法の井戸」をプレイ

「親和」で0マナで唱えられるようになった「金属ガエル」2体をプレイ

「親和」で1マナで唱えられるようになった「マイアの処罰者」をプレイ

「親和」で0マナで唱えられるようになった「滞留者の相棒」をプレイ

という感じで、「金属ガエル」で「親和」の速度が増し、2ターン目にして一気に「マイアの処罰者」まで繋げて手札を全て展開することができます。

いきなり「2/2」2体、「4/4」2体の12点クロックが揃う展開は圧巻です。

これは「金属ガエル」を2枚持っている理想的な動きなので滅多にありませんが、展開力が上がるのは事実なので採用する価値はあります。

2ターン目の「魔法の井戸」が「バネ葉の太鼓」なら「金属ガエル」1体でも「マイアの処罰者」1体までは繋がり、2ターン目で「2/2」1体、「4/4」1体という充分な展開もできます。

ここまで理想的に回らなくても3ターン目には無理なく「マイアの処罰者」を出せる展開になりますし、「親和」の安定には意外と使えるカードですね。

ちなみに、ビートダウン型は速度が大切なのでアンタップインのアーティファクトランドを多めに採用するメジャーなリストのように組んだ方がいいですよ。

モタつくと強みが消えますから3ターン目までに「4/4」が2~3体展開できる動きを目指しましょう。

序盤に除去を「4/4」に使わせて、後半は「エイトグ」+「ティムールの激闘」か「投げ飛ばし」を狙えれば理想ですね。

殴り勝つビートダウン型も組み方次第でまだまだ化けるので色々研究してみてください。

最後に

驚異の展開力を持つコモンデッキ、Pauper版「親和」を紹介してみました。

・コンボに特化していきなり勝負を決めるもよし

・ビートダウンに特化して殴り切るもよし

好みによって色々と組める面白いデッキなので、お好きな形にチューンしてお楽しみください。

重い呪文をポンポン軽くプレイするのは楽しいので、「親和」の魅力をこのデッキから味わってみてはいかがでしょうか。

2021年11月26日 追記

「滞留者の相棒」が禁止になったので改めて組み直してみました。

最新のレシピは下記リンクの記事を参照してください。

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