最近のモダンは墓地を利用したデッキが多いせいか
- 忍耐
- 骨の皇帝
- ダウスィーの虚空歩き
- スレイベンの魔除け
- 魂標ランタン
みたいな「完全に腐らない墓地対策カード」をメインから2枚くらい採用してるリストが増えてますね。
この流れを見たら、対戦もせずデッキを組むだけで満足なコレクター路線で楽しんでる身とはいえ
「とりあえずお気に入りのデッキくらいは調整しておいた方がいいかな?」
と思ったので、最近のレシピメモついでに候補カードを書き残すことにしました。
マイナー過ぎるけど私にとっては大切なメインデッキ「黒緑 死の影」を再考した記録をどうぞ。
モダン「黒緑 死の影」のベースになるレシピ
土地(18枚)
1 森
4 草むした墓
4 新緑の地下墓地
2 血染めのぬかるみ
2 吹きさらしの荒野
2 育成泥炭地
1 樹上の村
クリーチャー(20枚)
4 タルモゴイフ
4 残忍な剥ぎ取り
4 スカイクレイブの災い魔
4 通りの悪霊
呪文(22枚)
4 コジレックの審問
4 致命的な一押し
2 突然の衰微
2 暗殺者の戦利品
4 ミシュラのガラクタ
1 ヴェールのリリアナ
1 最後の望み、リリアナ
サイドボード
2 喉首狙い
2 羅利骨灰
2 毒の濁流
2 外科的摘出
1 真髄の針
1 魂標ランタン
1 虚無の呪文爆弾
1 トーモッドの墓所
1 風化したルーン石
デッキの説明
「黒緑ジャンク」の良さを残しつつ「死の影」を有効に使ったデッキを組みたい
と思い、色々と調整しながらとりあえず落ち着いたのが上記のレシピです。
- 樹上の村
- タルモゴイフ
- スカイクレイブの災い魔
- ヴェールのリリアナ
などの個人的に好きなカードが入ってる所や
- 思考囲い
- 突然の衰微
- 暗殺者の戦利品
などで広く対応できる「黒緑ジャンク」っぽさがあって気に入っています。
動きはシンプル。
1ターン目に「手札破壊」で脅威を1枚排除し・・・
2ターン目から低コストの強いクリーチャーを展開しつつ・・・
邪魔なものがあれば除去でこじ開けて殴り勝つ・・・
黒緑らしい妨害しながらのビートダウンを達成するだけです。
手札確認ができる分、先を見越して戦えるのが良いですね。
現状のレシピでも満足ですが
「ちょっと枚数が多いかな?」
と思うカードがあるのでそこに墓地対策カードを入れれば今風になりそうです。
入れ替え枠になるカード
ちょっと減らした方がいいかもと思うのは
- コジレックの審問
- 暗殺者の戦利品
の2種類です。
1ターン目に手札破壊でスタートするのが理想とはいえ、カードパワーの低さは否めないので「コジレックの審問」4枚は多いかもしれません。
手札破壊は「思考囲い」と合わせて6~7枚にするのが良さそうです。
「暗殺者の戦利品」は万能除去として優秀ですが、相手の土地を増やしてしまうため無闇に撃てず
「手札に2枚くると使いにくい、ここぞという時に1枚だけ引ければ充分」
と思うことがけっこうありました。
なので抜くならこの2種類を1枚ずつが無難ですね。
そこに「メインで腐らない墓地対策」として何を入れるかですが、候補は最初に挙げた
- 忍耐
- 骨の皇帝
- ダウスィーの虚空歩き
に加え、黒緑ジャンクの時に採用していた「漁る軟泥」と、土地としても使える「ボガートの獲物さらい」の5種類でしょうか・・・
「スカイクレイブの災い魔」を出すためにも相手のライフを減らしにいけるクリーチャーが無難ですしね。
理想はピッチで撃てる上に素出しのサイズもコストも現実的な「忍耐」ですが・・・
ちょっと値段が高いのがネックかも・・・
2025年2月14日現在、1枚2500円くらいだから2枚で5000円。
買えなくはないけどガチでやってない状態だと惜しい感じがしてしまう・・・
これは後回しかな。
手の届く範囲で興味があるのはYoutubeの対戦動画で刺さる相手にはメッチャ利く所を見た
- 骨の皇帝
- ダウスィーの虚空歩き
ですね。
「骨の皇帝」は追放する枚数が1ターンに1枚だけど追放したクリーチャーを再利用できるからリアニメイト対策によさげ。
サイズも「2/2」~「4/4」だから攻めにも受けにも悪くない。
「ダウスィーの虚空歩き」は場にいるだけで墓地に落ちるカードを追放しつつ、タップと生け贄でそのカードをコスト0で使えるから序盤に出せれば強力。
「墓地の牽制」と「ブロックされにくいアタッカー」になる所が魅力的。
1発でも殴れれば「スカイクレイブの災い魔」を出す準備が整いますね。
欠点はすでに墓地にあるカードに無力な所や、「3/2」という除去されやすいサイズとブロッカーに回れない所かな。
自発的にライフを減らすデッキだから防御の脆さは響きそう。
この2種を1枚ずつ入れるとお互いの欠点を補えていいかも。
最近になって値上がり傾向にあるから「ダウスィーの虚空歩き」が1000円を下回る時がきたらまとめて2枚ずつ買おうかな。
ちなみに、現状は「漁る軟泥」しか手元にないのでコレを2枚入れて回してる感じです。
最初は
墓地のクリーチャーを追放するとライフを1点回復するのが「死の影」と噛み合わないからボツかな・・・
と思っていたんですが、実際に使ってみると
減らし過ぎたライフを戻せて助かる
というプラスに作用するケースの多さに気付きました。
最速で墓地を追放できるのは3ターン目からという欠点はあれど、動き出すと小回りが利いて使いやすいです。
相手によっては「4/4」~「8/8」と大きく成長してフィニッシャーにもなりますし
「漁る軟泥」で充分かも・・・
いや、こいつがベストかも・・・
と評価が高まってます。
まぁ、私が持ってるデッキとの1人回し対戦なので現在のメジャーデッキ相手だとイマイチかもしれませんが・・・
でも、「コジレックの審問」と「暗殺者の戦利品」を1枚ずつ抜いて「漁る軟泥」を入れた形でも問題なく回るし、攻めっ気が上がって強くなってるのは間違いないので
この2枚は変更枠として成立する
と分かっただけ良しとしようと思います。
サイドボードのメモ
最後にサイドボードの採用理由をメモしておきます。
2 夏の帳
2 喉首狙い
2 羅利骨灰
2 毒の濁流
2 外科的摘出
1 真髄の針
1 魂標ランタン
1 虚無の呪文爆弾
1 トーモッドの墓所
1 風化したルーン石
「夏の帳」はカウンターとか除去対策。
青系のコントロールや黒の軽い除去に弱いから3枚あってもいいかも。
「喉首狙い」は「濁浪の執政」のようなコストが大きいクリーチャー対策。
「羅利骨灰」は置物対策。
「突然の衰微」で対応できない4マナ以上のカードや「破壊不能」持ちに対応できるように採用。
キッカーで万能除去になるから便利。
「毒の濁流」はウィニー系のアグロ対策。
この手のデッキにはライフの管理がシビアになるから「フェッチ」→「ショックイン」を気軽にできない難しさがありますね。
「真髄の針」は万能な対策になるお守りみたいな感じ。
「外科的摘出」「魂標ランタン」「虚無の呪文爆弾」「トーモッドの墓所」はシンプルな墓地追放。
起動にマナを必要とせず、相手の墓地だけ追放できるものを採用。
1枚ずつ散らしてるのは「真髄の針」で止められても他ので補えるように。
「風化したルーン石」は「墓掘りの檻」を持ってないから似た効果の物を入れた感じ。
2マナと重いけど対処できる範囲が広がってるから一長一短。
「緑の太陽の頂点」からの「ドライアドの東屋」が防げないのは痛いかも。
無難に「墓掘りの檻」を買った方がよさそう。
他にも「シェオルドレッドの勅令」が1枚あると役に立つかも。
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