【MTG】ミラージュブロック構築「青黒ドレッジ」の紹介 リアニメイトとドレッジが融合したデッキ【墓石の階段】

2021/09/11

デッキ紹介(ファンデッキ)

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一番遊んでいたミラージュブロック環境が好きなカズヒコです、こんにちは。

今回は、ミラージュブロック構築で組んだ墓地利用デッキ

「青黒ドレッジ」

を紹介します。

このデッキは「リアニメイト」と「ドレッジ」を合わせた欲張りな墓地利用デッキです。

10年くらい前にレガシーのドレッジを見て感動し、何となくミラージュブロックでもいけると思って組んでみました。

大雑把ですが成立していると思いますし、このまま闇に葬るのももったいないと思ったので趣味デッキとして公開します。

この時期に遊んでいたコアなプレイヤーと懐かしさの共有ができたら嬉しいです。

ミラージュブロック構築「青黒ドレッジ」のレシピ

土地(22枚)

10 沼
8 島
4 湿原の大河

クリーチャー(26枚)

4 マーフォークの交易商人
4 アーテイの使い魔
4 隠された恐怖
2 ネクロエイトグ
4 大クラゲ
4 ネクラタル
4 トレイリアの大海蛇

呪文(12枚)

4 祖先の知識
4 ネクロマンシー
4 墓石の階段

カードの説明

湿原の大河

「湿原の大河はタップ状態で戦場に出る」

「(T),湿原の大河を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから島(Island)カード1枚か沼(Swamp)カード1枚を探し、それを戦場に出す。その後ライブラリーを切り直す」

という能力を持った土地です。

タップインのフェッチランドですね。

色マナの安定にとりあえず入る1枚だと思います。

マーフォークの交易商人

コスト(1)(青)の「1/2」「マーフォーク」で

「マーフォークの交易商人が戦場に出たとき、カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる」

という能力を持ったクリーチャーです。

1ドロー1ディスカードというルーターの走りになったクリーチャーです。

これで墓地にリアニメイトしたいクリーチャーを捨てるのがこのデッキの基本の動きになります。

アーテイの使い魔

コスト(1)(青)の「2/2」「イリュージョン」で

「フェイジング」

「アーテイの使い魔がフェイズ・アウトするか戦場を離れたとき、カードを3枚切削する」

「(青):あなたの次のアップキープまでアーテイの使い魔はフェイズ・アウトできない」

という能力を持ったクリーチャーです。

2ターンに1回、ライブラリーを3枚ずつ墓地に落とせるクリーチャーです。

あまり強くありませんが、「墓石の階段」のためにクリーチャーの数が必要なので採用しています。

隠された恐怖

コスト(1)(黒)(黒)の「4/4」「ホラー」で

「隠された恐怖が戦場に出たとき、あなたがクリーチャー・カードを1枚捨てないかぎり、隠された恐怖を生け贄に捧げる」

という能力を持ったクリーチャーです。

手札のクリーチャーを捨てないと墓地にいってしまうデメリット持ちですが、このデッキではクリーチャーを墓地に落としたいのでメリットになっています。

シンプルに3マナ「4/4」は強く、ミラージュブロック構築では場に残れば最強クラスのクリーチャーです。

ネクロエイトグ

コスト(1)(黒)(黒)の「1/2」「エイトグ」で

「あなたの墓地の一番上のクリーチャー・カードを1枚追放する:ネクロエイトグはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける」

という能力を持ったクリーチャーです。

墓地のクリーチャーで強化できるエイトグです。

フィニッシュ手段としておまけで採用している感じですね。

大クラゲ

コスト(2)(青)の「2/2」「クラゲ」で

「大クラゲが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す」

という能力を持ったクリーチャーです。

シンプルに相手のテンポを崩すために入っています。

クリーチャーなので墓地に落ちても役立ちますし、便利なクリーチャーだと思います。

ネクラタル

コスト(2)(黒)(黒)の「2/1」「人間・暗殺者」で

「先制攻撃」

「ネクラタルが戦場に出たとき、アーティファクトでも黒でもないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない」

という能力を持ったクリーチャーです。

場にクリーチャーが残りながら除去ができるので当時は驚異のカードでした。

場合によってはこれを「ネクロマンシー」で吊り上げて除去に使ったりもします。

クリーチャーなので色々と役に立つ便利なクリーチャーですね。

トレイリアの大海蛇

コスト(5)(青)(青)の「7/7」「海蛇」で

「あなたのアップキープの開始時に、カードを7枚切削する」

という能力を持ったクリーチャーです。

「フィニッシャー」と「墓地肥やし手段」の両方を兼ねているクリーチャーです。

早めにこれを墓地からリアニメイトして殴るのが基本プランになります。

チャンプブロックで凌がれても生きていれば墓地が肥えるので「墓石の階段」のゾンビで襲い掛かる準備も整う所が強いです。

このデッキを組むために生まれたようなクリーチャーですね。

祖先の知識

コスト(1)(青)のエンチャントで

「累加アップキープ(1)」

「祖先の知識が戦場に出たとき、あなたのライブラリーのカードを上から10枚見る。その後その中から望む枚数のカードを追放し、残りをあなたのライブラリーの上に望む順番で置く」

「祖先の知識が戦場を離れたとき、あなたのライブラリーを切り直す」

という効果を持っています。

ライブラリーのトップ10枚を自由に並べ替えられる便利なエンチャントです。

・デッキ圧縮
・切削するカードの積み込み
・キーカードを引く

という必要な要素をこれ1枚で達成できます。

2ターン維持すればだいたいの仕事を終えるので累加アップキープもそこまで負担になりません。

ネクロマンシー

コスト(2)(黒)のエンチャントで

「あなたは、ネクロマンシーをそれが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。あなたがソーサリーを唱えられないときにそれを唱えた場合、それがなったパーマネントのコントローラーは、次のクリンナップ・ステップの開始時にそれを生け贄に捧げる」

「ネクロマンシーが戦場に出たとき、それが戦場に出ている場合、これはエンチャント(ネクロマンシーにより戦場に出たクリーチャー)を持つオーラ(Aura)になる。墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で戦場に出し、それにネクロマンシーをつける。ネクロマンシーが戦場を離れたとき、そのクリーチャーのコントローラーはそれを生け贄に捧げる」

という効果を持っています。

墓地のクリーチャーを場に戻すリアニメイト呪文です。

これで3ターン目に巨大クリーチャーを出せれば最高ですね。

墓石の階段

コスト(2)(黒)(黒)のワールド・エンチャントで

「累加アップキープ(1)(黒)」

「各ターンのアップキープの開始時に、墓石の階段が戦場に出ている場合、各プレイヤーは自分の墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき、《屍鬼/Tombspawn》という名前の、速攻を持つ黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体、それぞれのコントロール下で生成する」

「各終了ステップの開始時か、墓石の階段が戦場を離れたとき、それによって生成されたすべてのトークンを破壊する。それらは再生できない」

という効果を持っています。

墓地にあるクリーチャーカードの数だけ「2/2 速攻」のゾンビを生成するエンチャントです。

相手にもゾンビが生まれますが、こちらの方が墓地を肥やしている時にしか使わないので問題ありません。

数の暴力で殴り切るドレッジらしいフィニッシュカードですね。

デッキの説明

ミラージュブロック構築で組んだ「リアニメイト」と「ドレッジ」を合わせたような墓地利用デッキです。

中学生だった当時は思いつきませんでしたが、大人になってレガシーの「ドレッジ」というデッキを見て試しに組んでみました。

「組もうと思えば組めるもんだな・・・」

と、ミラージュブロック構築の可能性を感じましたね。

ただ、決まれば強いけど、そうじゃないと遅く重いデッキという感じなのでファンデッキ止まりかもしれません・・・

勝てる相手も分かりやすいです。

大型クリーチャーの対処が難しい「赤」や「緑」には強いですが、サイズに関係ない単体除去がある「青」「黒」「白」には弱いですから。

仮に上手くリアニメイトできても


のような能力持ちクリーチャーで簡単に対処されますし、除去耐性がないのでアッサリ対応されて終わります。

「出せばほぼ勝ち」

という「引き裂かれし永劫、エムラクール」のような対処のしにくさや強さが足りませんね。

ちょっと変化球のネタデッキとして

「上手く回って1回だけでも勝てればいいかな」

と割り切って遊ぶのが一番ですね。

基本的な動き

リアニメイトらしく「捨てて吊り上げる」シンプルな動きが基本です。

2ターン目に「マーフォークの交易商人」で「トレイリアの大海蛇」を捨て、3ターン目に「ネクロマンシー」でリアニメイトするのがベストパターンです。

3回殴れば勝ちなので一番分かりやすいですね。

ミラージュブロックはそんなに速い環境でもないので、3ターン目に「隠された恐怖」で「トレイリアの大海蛇」を捨てて、4ターン目にリアニメイトしても悪くないです。

まずは古き良きリアニメイトとして

「クリーチャーの能力で捨てて吊る」

という懐かしい動きを楽しんでください。

一応、第2プランとしてビートダウンも可能なので「クラゲタル」っぽく動くことも可能です。

3ターン目に「隠された恐怖」が出ればそこそこ戦えますから。

「大クラゲ」「ネクラタル」で「隠された恐怖」をサポートし、そのまま殴り切ってもOKです。

大雑把な青黒ビートダウンとして大胆に動くのがいいかもしれません。

その他の候補カード

完全なリアニメイト型にするなら

・夜のスピリット
・ティーカのドラゴン

・衝動
・アーギヴィーアの修復術
・生き埋め

を採用するといいかもしれません。

夜のスピリット

コスト(6)(黒)(黒)(黒)の「6/5」「デーモン・スピリット」で

「飛行」

「トランプル」

「速攻」

「プロテクション(黒)」

「夜のスピリットは、それが攻撃しているかぎり先制攻撃を持つ」

という能力を持った伝説のクリーチャーです。

ミラージュブロックでリアニメイトするならコレという1枚です。

今見ると物足りませんが、当時は出せたら最強のクリーチャーだった気がします。

中学時代、仲間内でMTGブームが去った頃、行きつけのゲームショップで売れ残っていた1パックを買ったら出てきてビックリした記憶があります。

「何で今引くんだよ・・・流行ってる時に欲しかったわ・・・」

と悲しさも混じった嬉しさでしたね。

ティーカのドラゴン

コスト(9)の「5/5」「ドラゴン」で

「飛行」

「トランプル」


という能力を持ったアーティファクトクリーチャーです。

アーティファクトなので「アーギヴィーアの修復術」で吊り上げられるドラゴンです。

兄が持っていて「最強のドラゴン」とか言って自慢されて以来、ずっと憧れていた1枚でした。

中学生の頃、家族で行ったジャスコのおもちゃコーナーでパックを買ったら引き当てて、あまりの嬉しさに人目もはばからず

「うわ!マジかよ!出たよ!よっしゃー!」

って大声を出してしまって一緒にいた小学生の弟が引いていたのを覚えています。

音がうるさいゲームコーナーで開封したのでそこまで迷惑ではなかったと思いますが、今思うと恥ずかしくて消したい思い出です。

衝動

コスト(1)(青)のインスタントで

「あなたのライブラリーのカードを上から4枚見る。それらのうちの1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く」

という効果を持っています。

優秀な2マナのドロー呪文です。

4枚から選べるのでけっこう欲しいカードが引けますね。

アーギヴィーアの修復術

コスト(2)(青)(青)のソーサリーで

「あなたの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す」

という効果を持っています。

リアニメイト手段が「ネクロマンシー」4枚だけでは足りないので8枚体制にするために使います。

先ほどの「ティーカのドラゴン」を採用すれば問題なく機能する優秀なリアニメイト呪文ですね。

生き埋め

コスト(2)(黒)のソーサリーで

「あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを最大3枚まで探し、それらをあなたの墓地に置き、その後ライブラリーを切り直す」

という効果を持っています。

ライブラリーから好きなクリーチャーを3体まで墓地に落とせる呪文です。

手札からしか捨てられない「マーフォークの交易商人」や「隠された恐怖」より確実性があり、リアニメイトに特化するなら欠かせない呪文ですね。

最後に

ミラージュブロック構築で組んでみたリアニメイト&ドレッジデッキ「青黒ドレッジ」を紹介してみました。

大雑把ではありますが、ギリギリ成立しているとは思います。

ちょっと調べたら当時でも墓地利用をしたビートダウンがあったみたいで、代表的なデッキとして「アーテイエイトグ」が紹介されていました。


ミラージュブロックはデッキタイプが多くて面白い環境だと改めて思いましたね。

もしミラージュブロック構築で思い入れのあるオリジナルデッキを持っている方がいましたら教えて頂けると幸いです。
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